アンティークダイヤモンドクラスターリング（18カラットゴールド）

2重になったクラスターリング お花のデザインに仕上げられた「クラスターリング」。
真ん中のメインダイヤモンドを2周、小さいダイヤモンドで囲っています。
フラワーリングの多くはメイン石の周りを1周で囲ったもので、花びらが2周になっているところがポイントです。
外周のダイヤモンドがローズカットダイヤモンド、中央のメイン石と内周のダイヤモンドがすべてオールドヨーロピアンカット。
異なるカッティングのダイヤモンドを多く集めた、ダイヤモンド尽くしのリングです。
ダイヤモンドの密集度が高く、ぎゅっと凝縮したような愛らしさがあります。 3種類の形の台座 フェイス部分の大きさが直径1.3-1.4ミリと、よく見るクラスターリングより大きめでゴージャススなリングです。
二段階に高さをつけられたと、台座の透かしが美しいです。
面白いことに、ダイヤモンドの台座の形がそれぞれ異なっています。
メイン石はバターカップ（キンポウゲ）、内側のオールドヨーロピアンカットが円形、外側のローズカットダイヤモンドが四角になっています。
特にローズカットダイヤモンドのスクエアの台座は珍しいです。
幾何学的なアールデコの特徴が出ています。
地金はホワイトゴールド（18カラット）で、きらきらと煌めく1930年代のホワイトジュエリーです。
1930年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
指輪サイズは12号（有料でサイズ直し可）。
動画も撮影しています。
アンティークダイヤモンドクラスターリング（ 18カラットゴールド）

高さ：13.5mm　
重量：3.9g
商品の状態：良好
販売価格：198,000円（税込み）

アンティークダイヤモンドクラスターリング（18カラットゴールド）

ローズカットダイヤモンドのスクエアの台座がクールなクラスターリング
ベゼル（フェイス）の直系が1.3-1.4センチと大きく華やかです
2周ともダイヤモンドとダイヤモンドの間に空間があり透かしの多いリングです
段階的に高さがついていてドーム状になっています。台座裏の透かしも丁寧
フランス18金の刻印あり。フレームも堅牢でしっかりした作りです

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アンティークエピソード

アンティーククラスターリングとクラスターピアス

クラスターリングとは、中央の石を中心に周りを一回り小さい石で囲むお花のようなデザインの指輪のことです。
石と石の間が同じ間隔で詰まっています。

19世紀後期に、イギリスやフランスで特にクラスターリングが流行しますが、それ以前からあった伝統的なデザインです。
現代でも使われ続けているデザインで、クラスターエンゲージリングといってプロポーズの時に贈られることも多い指輪デザインです。

「ヴィクトリア王朝時代末期のクラスターリング　ダイヤモンド」

「クラスターリング」といっても、場所も時代も変われば雰囲気は大きく異なります。
下記はフランスで20世紀初頭に製作された、大きなブルーサファイヤをダイヤモンドで囲ったクラスターリング。
先ほどのヴィクトリアンのクラスターリングに比べて大ぶりで、よりモダンな雰囲気が出ています。

下記はオランダ製のクラスターリング。

下記は何と2重のクラスターリング。
中心の石を2周、小さい石で囲っています。

クラスターの「Cluster」とはお花や果実などの「房」「かたまり」のことです。
アンティークのクラスターリングでは、ダイヤモンドのものが多いですが、「ルビーｘダイヤモンド」「サファイアｘダイヤモンド」等、ダイヤモンドと色石の組み合わせの指輪も多いです。
下記はブルーサファイヤをダイヤモンドが囲っています。

下記は色石ｘ色石のパターンで、すべてがガーネットでできています。

下記は真珠ｘダイヤモンドのパターンです。

また「クラスターピアス、イヤリング」と言って、同じデザインのアンティークジュエリーでピアスになったものも存在し、やはりとても人気があります。
「アンティーククラスターピアス（ダイヤモンド、お花）」

ブローチでも存在します。
アンティーククラスターピアス（ダイヤモンド、お花）。