オールドマインカットダイヤモンド　アンティークトリロジーリング

大きさのあるオールドマインカットダイヤモンド 大粒のオールドマインカットダイヤモンド（クッションシェイプ）のリング。
ダイヤモンドは横が3.5ミリで縦が4ミリ弱のやや縦長です。
クッションシェイプという名前の通りかなりスクエアの近い円形で、表面積はもちろんかなり厚みのあるダイヤモンドが用いられています。
素晴らしい透明度と艶で、無色透明のクオリティーの良いダイヤモンドです。
リング自体は小ぶりなので、意外なほど大きさがあるダイヤモンドにドキリとします。
オールドマインカットやオールドヨーロピアンカットのキューレットの先端のカットは、石によって大きかったり僅かであったりしますが、この石はかなり大胆ににカットされています。
正面から見ると、穴のように見えるのが特徴的な味わいあるオールドマインカットです。 左右の脇石はローズカット メイン石はオールドマインカットで、左右の脇石がローズカットです。
このようにカッティングの種類の異なるダイヤモンドの組み合わせは、アンティークジュエリーにおいて多く見られます。
脇石がローズカットにされることが多いです。
脇石のローズカットも破片のような薄さではなく、ダッチローズカットと呼ばれるファセットの多いローズカットで見応えがあります。
3石のダイヤモンドのトリロジーリング。
横にダイヤモンドが連なり、着けやすさも抜群です。
19世紀後期の推定西ヨーロッパ製（残念ながら刻印は消えています）。
18カラットゴールド。
指輪サイズは15号（有料でサイズ直し可）。
動画も撮影しています。
オールドマインカットダイヤモンド　アンティークトリロジーリング

高さ：5mm　
重量：1.9g
商品の状態：良好
販売価格：176,000円（税込み）

オールドマインカットダイヤモンド　アンティークトリロジーリング

ふっくらと厚みのあるメインダイヤモンドは長方形のような形です
いわゆるショルダーがなくフレームに絞りが効いてます。
透明度に優れたダイヤモンドは8本の爪でしっかり留められてます
台座部分のみホワイトゴールドです。爪も太さがあり堅牢なセッティング
残念ながらっ刻印は消えてしまっています。フレームもしっかりしています

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アンティークエピソード

オールドマインカット（クッションシェイプ）ダイヤモンドとは

アンティークダイヤモンドには、現代のブリリアンカットとは異なるアンティークジュエリー特有のダイヤモンドのカッティングがいくつか見られます。
その中の一つがクッションシェイプカット（クッションカット）です。
なぜ「クッション」と言うかというと、まるでクッションのような形だからです。

円形とスクエアの混ざったような形のダイヤモンドカットです。
オールドマインカットより後年に出てくるオールドヨーロピアンカットとの違いはアウトラインが角ばっていて四角帯びていること。

オールドヨーロピアンカットはシンメトリーですが、オールドマインカットは完全なシンメトリーではありません。
またオールドマインカット方がオールドヨーロピアンカットに比べても更に、クラウンに厚みがあり、キューレットが長いです。
ともにテーブル面は小さいです。

オールドマインカットもオールドヨーロピアンカットも真ん中は、まるで穴が開いているように見えると思いますが、これはキューレットの先端をカットしているからです。

まるで「座布団」のような形で、長いアンティークの歴史の中でも限られた時代にしか見えない希少なカッティングです。
クッションシェイプのダイヤモンドには質で厚みのある石が使われたことが多く、美しいダイヤモンドジュエリーが多いです。

オールドマインカットの次に出てくるオールドヨーロピアンカットに関しては、オールドヨーロピアンカットダイヤモンドとはをご参照ください。