クッションシェイプダイヤモンド　クロスオーバーリング（4石）

贅沢なクロスオーバーリング フランス語では「toi et moi (you and me)」と呼ばれるクロスオーバーリング。
2石の宝石が斜めに向かいあうようにセットされているこのようなデザインのリングは、1900年頃の英仏で流行しました。
クロスオーバーリング自体はアンティークリングで珍しくありませんが、このリングは何と2石ずつ、合計4石のクロスオーバーリングになっています。
向き合う大粒の2石、更にそれぞれの石の左右に小ぶりのダイヤモンド。
こんなクロスオーバーリングはなかなかありません。
視線が縦に横に広がり、ひときわ華やかなリングです。 大粒のクッションシェイプダイヤモンド ダイヤモンドは4石ともクッションシェイプ（オールドマインカット）ダイヤモンドです。
メイン石はもちろん、脇の2石もクッションシェイプです。
少し角ばった文字通りクッションのような形のダイヤモンドカッティング。
キューレットの先端が切り落とされています。
透明度の高いそして厚みのあるダイヤモンドで、特にメインの2石は直径4ミリ。
脇石のダイヤモンドはぐっと小さなダイヤモンドを用いるのが多いですが、こちらも負けずに直径2.5ミリ。
メインの2石がダイヤモンドのこのようなクロスオーバーリングで、これだけの大きさのダイヤモンドを何石も用いているのは例外的です。
透明感のある美しいダイヤモンドで、まさにダイヤモンド尽くしのクロスオーバーリング。
1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
指輪サイズは14.5号（有料でサイズ直し可）。
動画も撮影しています。
クッションシェイプダイヤモンド　クロスオーバーリング（4石）

高さ：8mm　
重量：3.4g
商品の状態：良好
販売価格：308,000円（税込み）

クッションシェイプダイヤモンド　クロスオーバーリング（4石）

これだけの大きさのオールドマインカットダイヤモンドが2石並ぶと圧巻です
縦幅が最大で8ミリ程、横に曲線が拡がる優美なクロスオーバーリングです
全体はイエローゴールドでダイヤモンドの台座のみがホワイトゴールドです
透明で厚みもあるダイヤモンド、脇石も粒がしっかりとしています
フランス18金の刻印が2か所にあります

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アンティークエピソード

アンティーククロスオーバーリング「トワエモワ（you and me）」

1900年頃のフランスで作られた代表的な指輪デザインに「トワエモワ（toi et moi ）」と呼ばれる指輪デザインがあります。
直訳しますと「あなたと私」。
特に1900年頃の英仏で作られたリングが多いです。
同じ大きさの二つの宝石が隣同士、あるいは縦や斜めに向かいあうようにセットされています。

愛を象徴するトワエモワリング
「トワエモワリング（ you and me ）」の象徴はロマンです。
そのデザインは、2つの魂が1つになっている様子あるいはその絆を表しています。
ナポレオン・ボナパルトはダイヤモンドとサファイヤのトワエモワリングでプロポーズをしました。
アンティークジュエリーにはなりませんがジャックリーン・ケネディはJ.F.ケネディから結婚の記念に、ダイヤモンドとエメラルドのトワエモワを受け取っています。
婚約あるいは何かしらの愛の記念に、トワエモワリングはふさわしい指輪デザインです。

トワエモワリングの宝石の組み合わせ
セットされている宝石は2石のダイヤモンドのことが多いですが、ダイヤモンドとサファイヤなど異なる組み合わせの宝石が用いられることも多いです。
下記はダイヤモンド同士のトワエモワ。

下記は当店で販売済みのブルーサファイヤのトワエモワ　クラスターリング。

「ダイヤモンドｘ真珠」「ダイヤモンドｘ色石」のトワエモワリングもよく作られました。
新鉱山の発見で宝飾史上最も美しいダイヤモンドが手に入った時代ですので、美しいクオリティーのダイヤモンドが印象的なリングが多いです。
下記は当店で販売済みの真珠とダイヤモンドのクロスオーバーリング。

「ブルーサファイアとルビー」といった色石同士の組み合わせのリングも見られます。
下記はやはり当店で販売した「ルビーサファイアのトワエモワリング」。