天然パールとローズカットダイヤモンド　クラスターピアス

天然パールとダイヤモンドが密にセットされたピアス 中央の石を中心に周りを小さい石で囲ったお花のようなデザインをクラスターと言います。
指輪で多くみられますが、ピアスでも見られます。
真珠の周りをダイヤモンドが囲った、クラスターピアス。
密に宝石がセットされていて、凝縮されたような愛らしさがあります。
天然パールはクリームを帯びていて、艶のあるきれいな形もぷっくりとした良い粒のものを用いています。
真珠は裏面から突き刺してセットしています。
クラスターピアスは通常は周りを囲う石がもっと小さいことが多いのですが、真珠に劣らない大きさのダイヤモンドが並んでいてます。
このピアスの凝縮した感じはそのためです。
8石のダイヤモンドが真珠を囲い、上部にも1石のダイヤモンド。
左右合計18石のダイヤモンドが狭い面積の中に敷き詰めらています。
真珠が主役でありながらダイヤモンドの存在感も魅力的なピアスです。 上質で作りの良いアンティークピアスはますます希少になってきています 手にすると意外なほどずっしりと重いです。
台座とピアス金具部分もゴールドが豊かに用いられていて、堅牢なしっかりとした作りです。
近年、このような上質で状態の良いピアスが激減しています。
ダイヤモンドピアスはもちろん、このような「真珠ｘダイヤモンドのクラスターピアス」もやはりとても見つけづらいです。
そもそも作られた数も一般的なダイヤモンドピアスより少ないですから当然です。
透かしの効いた台座は横から見ても美しく、アンティークピアスならではの醍醐味です。
ピアス針は後ろでぱちんとロックできる仕組みも素晴らしく、今でもきちんとパチンと音を立てて機能しています。
19世紀後期のフランス製。
18カラットゴールド。
動画も撮影しています。
天然パールとローズカットダイヤモンド　クラスターピアス

幅：10mm　
高さ：15mm　
重量：3.5g
商品の状態：良好
販売価格：売り切れました。

天然パールとローズカットダイヤモンド　クラスターピアス

ダイヤモンドは脇石と思えないほど粒揃い、大きさもあり透明度も高いです
ピアスフェイス部分の直径が1センチ程、コンパクトな面積に宝石が詰まってます
ダイヤモンドの台座が花びらの形に！ディテールの効いた作品です
真珠は突き出たような厚みのある石、ダイヤモンドは直径2.5ミリ強
フランス18金の刻印あり、ダイヤモンド周りはホワイトゴールドです

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アンティークエピソード

アンティーククラスターリングとクラスターピアス

クラスターリングとは、中央の石を中心に周りを一回り小さい石で囲むお花のようなデザインの指輪のことです。
石と石の間が同じ間隔で詰まっています。

19世紀後期に、イギリスやフランスで特にクラスターリングが流行しますが、それ以前からあった伝統的なデザインです。
現代でも使われ続けているデザインで、クラスターエンゲージリングといってプロポーズの時に贈られることも多い指輪デザインです。

「ヴィクトリア王朝時代末期のクラスターリング　ダイヤモンド」

「クラスターリング」といっても、場所も時代も変われば雰囲気は大きく異なります。
下記はフランスで20世紀初頭に製作された、大きなブルーサファイヤをダイヤモンドで囲ったクラスターリング。
先ほどのヴィクトリアンのクラスターリングに比べて大ぶりで、よりモダンな雰囲気が出ています。

下記はオランダ製のクラスターリング。

下記は何と2重のクラスターリング。
中心の石を2周、小さい石で囲っています。

クラスターの「Cluster」とはお花や果実などの「房」「かたまり」のことです。
アンティークのクラスターリングでは、ダイヤモンドのものが多いですが、「ルビーｘダイヤモンド」「サファイアｘダイヤモンド」等、ダイヤモンドと色石の組み合わせの指輪も多いです。
下記はブルーサファイヤをダイヤモンドが囲っています。

下記は色石ｘ色石のパターンで、すべてがガーネットでできています。

下記は真珠ｘダイヤモンドのパターンです。

また「クラスターピアス、イヤリング」と言って、同じデザインのアンティークジュエリーでピアスになったものも存在し、やはりとても人気があります。
「アンティーククラスターピアス（ダイヤモンド、お花）」

ブローチでも存在します。
アンティーククラスターピアス（ダイヤモンド、お花）。