希少な120センチ超え、アンティークロングチェーン
年々見つけづらくなってきているアンティークチェーン。
その中でも見つけづらいロングチェーンですが、執念で入手してきました!
長さ何と123センチ。
余裕を持って二重に着けることができますし、3重も可能です。
この長さのアンティークチェーン本当に珍しく、私も取っておいたほうが良いかと思ったほどです。
美しいハンドメイドのアンティークゴールドチェーン。
9カラットゴールドですが、ハイカラットのような色合いをしています。
天然真珠が入ったアンティークチェーン
チェーンの中に天然真珠が組み込まれています。
アンティークゴールドチェーンで時々このように宝石が中に組み込まれたチェーンを見つけることができますが、数としてはやはりとても少ないです。
使われる宝石は真珠が多いですが、トパーズやオパールなども扱ったことがあります。
それぞれかなり個性的な形をした天然パールが7粒、チェーンに組み込まれています。
ほぼ等間隔で入っていますが、あえて左右対称でないところが動きがあり面白いです。
チェーンの太さにぴったり合うような穴を真珠に開けて、真珠にチェーンが通されています。
9カラットゴールド。
19世紀後期のイギリス製。
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アンティークジュエリーの中でもいつもとても問い合わせを多くアイテムにロングチェーンネックレスがあります。
このような特に150センチを超えてくるようなロングネックレスは、フランス語ではよくソートワール(sautoir)と呼ばれます。
時代や様式によりあらゆるデザインで作られたソートワール。
南仏プロヴァンスでは、ソートワールの「連の多さ」は社会的ステータスを表すと考えられていました。
そしてチェーンに十字架やメダル(メダイヨン)、時には時計を通したのです。
時計を通すときはあらかじめ胸の辺りにそれ用の小さなポケットも作られました。
下記は1900年頃の絵葉書で描かれた「アルルの女性たち」。
当時のソートワールの装いが分かる一枚です。
アンティークソートワールは金銀やプラチナで作られ、豪華なものにはダイヤモンドや真珠、オパールなどが挟まれたものもあります。
下記は当店で販売済みの19世紀後期のソートワールですが、間にオパールが挟まれています。
シェルシュミディでもこれまで、金細工が秀逸な王政復古の時代のソートワール、1880-1990年頃のゴールドのフィリグリーのソートワール。
1920年代のアールデコの時代のロングネックレスなどをご紹介してきました。
現代の装いにも1重でロングで使ったり、2重、3重にしたり使い勝手がよくしかもエレガントジュエリーで、いつも出すたびにすぐに売り切れてしまいます。
下記は王政復古時代のソートワールで、留め具部分の手をモチーフにした金細工はセンチメンタルジュエリーでもあります。
下記はフィリグリー金細工のゴールドチェーンです。
またソートワールはゴールド製のものが多いですが、銀製でも下記のように秀逸な素晴らしい作りのアンティークソートワールがあります。
このように凝った留めに具メッセージが込められたものも存在します。
珍しい素材では象牙(アイボリー)のソートワールも過去に数点扱いました。
いつも需要が供給に対して逼迫しているアンティークジュエリーでもっとご紹介したいのですが、ソートワールは相続の時に半分にされてしまったりとオリジナルの長さを保っているものが年々少なくなってきています。
例えば2人娘がいた場合に長いネックレスを半分にして、ブレスレットにしてしまうというようにです。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
アンティークリング、アンティークネックレス、アンティークピアス、アンティークブレスレット等、希少なヨーロッパのアンティークジュエリーを随時100点以上揃えています。
シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。