人気のメダルモチーフ、天使
愛らしい天使(エンジェル)のメダル(メダイユ)。
カールした髪やぱっちりとした目、羽に至るまでが彫金によって描かれています。
すべてがゴールドのみで作られています。
全体がイエローゴールドよりピンクを帯びたローズゴールドです。
華やかな明るい色彩に、天使のくっきりとした輪郭の美しい表情で癒しのジュエリーです。
天使やエンジェルはアンティークジュエリーでも、とりわけ人気の高いモチーフの一つです。
天使とキューピッドの簡単な見分け方は、弓矢を持っているか否か。
このメダイユ(メダル)に描かれているのは、弓矢をもっていないので「天使」です。
全体がハートの形になっています
このペンダントを更に愛らしくしているのはそのシェイプです。
エンジェルはしばしばアンティークペンダントやメダルのモチーフにされてきましたが、ハートの形になったのは珍しいです。
またハートのラインもまっすぐではなく、葉をイメージしたくねくねしたラインになっているところが愛らしいです。
メダルの表面には天使部分に限らず、背景にもぎっしりと彫金が施されていて攻めい面積の中にギュッと見どころが詰まったペンダントです。
全体はつや消しが施されていて、一部彫った箇所が光沢を放っているそのテクスチャーの違いも見事です。
全体は薄く大きな作品ではないですが、非常に手が凝っていてモチーフやデザインが愛らしいフランスらしいメダルペンダントです。
18カラットゴールド。
注:チェーンは付いていません。
小さな写真をクリックすると大きな写真が切り替わります。
天使(エンジェル)やキューピッドはアンティークジュエリーで長年好まれて題材にされてきたモチーフです。
その愛らしい姿を時には彫刻で、時にはエナメルで描いてきました。
下記は天使のエナメル彩です。
フルートを手にした愛らしい天使が、エンジ色のエナメルを背景に活き活きと描かれています。
ところ天使(エンジェル)とキューピッド(Cupid)の違いをご存知でしょうか?
似ていますが厳密に言うと異なります。
エンジェルは、キリスト教で神の使い=天使。
弓矢は持ちません。
一方「Cupido(キューピッド)」はローマ神話における「愛の神」で、弓矢を持ちます。
どちらがモチーフになっているか弓矢を持っているか否かを見れば分かり易いです。
例えば下記は弓矢を持っていますので、キューピッドがモチーフになっていることが分かります。
ヨーロッパでは「バレンタイン=キューピッド」を思い浮かべる方も多いようです。
下記は弓矢を持っていないので天使です。
エンジェルやキューピッドのジュエリーと言いますと愛らしく甘いジュエリーを思い浮かべるかもしれませんが、フランスのアンティークジュエリーではキューピッドや天使は意外に写実的です。
可愛すぎることなくジュエリーのデザインとしても美しく仕上げられたものが多いです。
エンジェルやキューピッドをモチーフにしたアンティークジュエリーは幸福を呼びそうということもあり世界中のコレクターに探されています。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
アンティークリング、アンティークネックレス、アンティークピアス、アンティークブレスレット等、希少なヨーロッパのアンティークジュエリーを随時100点以上揃えています。
シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。