ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー

指揮者オリヴィエ・メトラへのギフト? 興味深い「音楽」に関連したアンティークジュエリーです。
かつてヴァイオリン(バイオリン)の音をチューニングしていた「pitch pipes」という道具をイメージしています。
今は電子のチューナーを使うのが一般的ですが、過去はこのような笛のような道具でヴァイオリンの音合わせをしていました。
「A O. Metra L'union artistique 9 Xbre 1876」と刻まれています。
オリヴィエ・メトラ(Olivier Metra  1830-1889年)はフランスの有名な作曲家であり指揮者です。
19世紀後半のパリでダンス音楽の作曲家及び舞踏会の指揮者として活動し、「フランスのシュトラウス」と称されるほどの人気を博します。
「A」はフランス語で「For」という意味で「X」は数字の「10」を示しますから「For O. Metra from the artistic union, the 9th of October 1876」という意味になります。
音楽家仲間たちからオリヴィエ・メトラへのギフトとして製作された、あるいはオマージュとして作られたジュエリーです。 笛の様に鳴らすことができます 6番目のお写真をご覧頂くと分かりやすいですが、実際に吹くと音が出せます。
見た目の美しさだけでなく、構造もきちんと再現しているところから、ジュエラーにヴァイオリンの構造的理解があったことが分かります。
この構造的な面白さも、このジュエリーを唯一無二にしている魅力です。
全体が18カラットゴールドで出来ており、ずしりと重さもあります。
アンティークジュエリーでも、音楽に深く由来したジュエリーはそれほど多くありません。
音楽に思い入れのある方に、あるいはそうした方へのプレゼントにお薦めします。
19世紀後期のフランス製。
18カラットゴールド。
注:チェーンは付いていません。
動画も撮影しています。
ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー

  • 高さ:42mm 
    重量:6.2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:308,000円(税込み)

ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー

  • パイプ状の造形、シンプルになりすぎない程よい装飾が気が効いてます
  • 縦幅が引き輪を含まず4.2センチとかなりなく重さもあり、一つの芸術品です
  • ゴールド無垢が用いられてますが 表面が艶消しで落ち着いた雰囲気です
  • 名前だけでなくこのような詳細が刻まれたジュエリーは極めて珍しいです
  • フランス18カラットゴールドの刻印あり
  • ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー
  • ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー
  • ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー
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ヴァイオリンのチューナー(フランス指揮者オリヴィエ・メトラ)のジュエリー

308,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

アンティークジュエリーのホールマーク(刻印)について

フランスの刻印(ホールマーク)制度
世界で最も長いジュエリーの歴史をもつ国のひとつフランス。
フランスの刻印制度はイギリスと並び世界で最も早く、19世紀を通じて制度が作られました。
フランスの刻印は金の刻印だけでも「フランス国内用に作られたゴールド製品の押される刻印」、「輸出用ゴールド製品に押される刻印」、「輸入金製品に押される刻印」等いくつもあります。
すべてを網羅するのはプロでも難しいですが、アンティークジュエリーで使われる刻印はある程度は決まっています。
(もちろん珍しい刻印も時々出てくるのですが・・・)

フランスの刻印は昔も今も国によって厳しく管理されていますので、「金位や貴金属の区分」に関しては、刻印を正確に読み取ればまがい品をつかむことはまずありません。
ただし刻印で読み取れるにはフランスのアンティークジュエリーの場合、貴金属の種類と金位、製造国が主で、必ずしもアンティークの真偽を保証するものではないことも多いです。
(イギリスの場合、製造年や具体的な地域までが刻印で読み取れる場合が多いです)

もちろんヒントになるところはあります。
分からない刻印を調べたいときは、分厚いフランスの専門書で調べるとほとんどすべてが明らかになります。
下記は当店で保有しているフランスの刻印の本です。

lespoinconsfrancais.jpg(35496 byte)

刻印がないアンティークジュエリーというのもあります。
刻印がないアンティークジュエリーで特に多いのが、「19世紀前半までの作品(刻印制度自体が19世紀を通じて発展していくためです)」「軽量のジュエリー(刻印を免責されています)」「指輪でサイズ直しが過去にされているもの」。

「刻印がない=必ずしもフェイク」と言うことではなく、アンティークジュエリーの真偽は色々な要素を複合的に観る必要があります。
ですが刻印がそのジュエリーの真偽や歴史をたどる大きな道しるべになることは確かです。

アンティークジュエリーの刻印に関して更に詳しい情報は、アンティークジュエリーの刻印(ホールマーク)についてをご参考ください。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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