AUGISアンティークハートペンダント（ラブジュエリー）

AUGISのハートペンダント AUGIS社の作品の大部分がメダルですが、珍しくペンダントを入手しました。
ハートの形をしたペンダント。
ハートの内側は左側が薔薇で、右上部はメダルです。
よく見るAUGISメダルよりずっと小さなメダルが、ハートのペンダントの内側に収まっています。
AUGIS社のジュエリーはメダルが大半ですが、時々他のアイテムも作られました。
当店でも以前リングをご紹介したことがございますが、このようなハート型の枠の中に小さなメダルが描かれたペンダントは初めて見ます。 今日の愛は昨日より大きく、そして明日より小さい ペンダント内側のメダルの部分に、AUGIS社お馴染みのメッセージが入っています。
「+」と「-」を挟んで意味するフランス語は、「Je t'aime +(plus) qu'hier -(moins) que demain」。
「今日の愛は昨日より大きく、そして明日より小さい（ I love you more than yesterday and less than tomorrow.）。」
つまり毎日愛が増していくという愛のメッセージです。
「-」の記号の中にはカリブレカットされた赤石がセットされています。
赤石はルビーであることは間違いないですが、天然ルビーか当時ヨーロッパでもてはやされたベルヌイ技法によって作られたシンセティックルビー（合成ルビー）なのかどちらかはっきりしません。
艶やかな赤色です。
20世紀初頭のフランス製。
18カラットゴールド。
注：チェーンは付いていません。
動画も撮影しています。
AUGISアンティークハートペンダント（ラブジュエリー）

幅：18mm　
高さ：16mm　
重量：2g
商品の状態：良好
販売価格：132,000円（税込み）

AUGISアンティークハートペンダント（ラブジュエリー）

ほぼシンメトリーなハートの内側に薔薇とメダルのグッドデザイン
横1.8センチ、縦1.6センチ程。ペンダントとしては小ぶりでメダル感覚で着けれます
重なり合う花びら。薔薇も立体的に手をかけて描かれています
葉っぱは裏面も葉脈が彫金で描かれてます
左がフランス18金の刻印で右がAUGIS社の工房印です

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アンティークエピソード

Maison Augisのラブジュエリー（愛のメダル、愛のリング）

フランスのメダル（メダイユ）で知られているのが、Augis社（Maison Augis）でう。
フランスのリヨンで長年、愛のジュエリーを製作しました。

下記のように「+」と「-」を用いて愛のメッセージを伝えています。

augisメダルジュエリー

「Je t'aime +(plus) qu'hier -(moins) que demain(昨日より多く愛していて、明日の愛よりは少ない)」、つまり日を追うごとにあなたへの愛が深まるという愛のメッセージになります。
フランスの著名な詩人ロスモンド・ジェラール（Rosemonde Gerard)のロマンチックな詩が元になっています。

augisメダルジュエリー

メダルの中でもっとも一般的なのが「+」の記号の真ん中にはダイヤモンド、「-」の記号の中にはカリブレカットされた赤石がセットされた下記のようなメダルです。
大きさはルビーの数、外枠のデザインなど様々です。

一切の宝石なしで、金細工だけで表現されたAugisメダルもあります。

また円形のものが多いですが、中にはハート型のものなど、二つとして同じものがないAUGISメダル。
コレクションするのも楽しいアイテムです。

Augisは何と言ってもメダイユ（メダル）で知られてますが、メダルの他にも、やはりロマンチックな愛の言葉を刻んだバーブローチやブレスレット、指輪を製作しました。
19世紀から1960年頃にかけて製造を行ったメーカーです。

augisメダルジュエリー

下記は当店扱いのラブリング。

Augisは現在も存続するメーカーで、現在では特に子供の初聖体拝領用のジュエリーを手掛けていることで知れています。