フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル

著名なメダリスト、フレデリック・ヴェルノンのメダルです このメダルのは著名なアールヌーボーのメダリスト Frederic Vernon(フレデリック・ヴェルノン)の作品です。
フレデリック・ヴェルノンは1858年生まれ。
アールヌーヴォー様式のメダルで知られている作家です。
ヴェルノンのメダルは一目でそれと分かる優雅な作品が多いです。
主に肖像、特に女性を描いたメダルが多いです。
ルネラリックがガラス作品の前にジュエリーを手掛けてた時代、その工房で働いていて特にラリックの人物をモチーフにしたジュエリーの大半をヴェルノンが担当していました。
ヴェルノンはカルティエとの共同作品も残しています。
まさにフランスを代表するメダリストで、ローマやパリ万博で、何度も賞を獲得しています。 Vernonのサイン入り 4番目の写真を見ると分かりやすいですが、VERNONのサインが入っています。
薄めで写真では苦労しましたが、光の加減でよりはっきり見えます。
裏面は更にアールヌーボーらしい作画。
アールヌーボーの死生観を感じさせるような、植物の模様が彫られています。
ちょっと面白いのが、ペンダント通しの部分です。
こちらはオリジナルではないのですが、やはり古い時代のもので18カラットゴールドです。
オリジナルの通し輪部分がとても小さくおそらくそれを傷つけないために、オーダーメイドで作らせたのでしょう。
取り外しができるので、他のメダルを通すこともできますし、メダルを複数つけることも可能です。
いかにこのメダルが長い年月の間、大事にされてきたかその歴史も感じさせるちょっと嬉しいパーツです。
1890-1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
注:チェーンは付いていません。
動画は下記をクリックしてご覧ください。
フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り

  • 幅:14mm 
    高さ:17mm 
    重量:2.8g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:220,000円(税込み)

フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル

  • 光沢と立体感、陰影。他のメダルにはない優美さが漂うメダルです
  • 直径が1.4センチ程。ヴェルノンの作品は円形のこのようなメダルが多いです
  • VERNONと薄いですが、入ってます。
  • 移ろい行く少女の表情、その美しさ。口角を上げて微笑んでいる一瞬です
  • 裏面は植物模様。デカダンスなアールヌーボーの死生観が出てます
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
  • フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル
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フレデリック・ヴェルノン(Frederic VERNON)サイン入り アールヌーボーメダル

220,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

アールヌーボー(アールヌーヴォー)のアンティークジュエリー

知られざるアールヌーボーの本質
しなやかな曲線と自然への感性。
日本でも人気の高いアールヌーヴォー様式ですが、その「本質」は意外に知られていません。
アールヌーヴォーは19世紀末(1900年前後)、あらゆる芸術領域を席捲した装飾様式です。
ジュエリーの世界でアールヌーボーは、「貴石をシンメトリーにセッティングした従来のジュエリー作り」から「宝石的価値ではなく色によって選別した石を、美しく彫金されたゴールドにニュアンスカラーのエナメルと共にセットしたジュエリー」への脱皮をもたしました。

アールヌーボーと言うと柔らかな曲線から「ロマンチックな自然主義」と言うイメージが強いことでしょう。
しかしその根底には世紀末ならではの「デカダンス」があります。
溢れんばかりに花をつけた枝や、豊かに広がりうねる長い髪といったアールヌーボーの典型的な図柄の裏には、「自然の残酷さや死」が念頭にありました。

アールヌーボー サイン入りリング J Guerin(1902年)

アールヌーボーのジュエラーとパリ万博(1900) 
ジュエリー界でもっとも早く「アールヌーボー」の言葉を使い出したのは、ルネ・ラリック(Rene Lalique)。
下記は1902年にイギリスで発行された「Magazine of Art」に掲載されたルネラリックのジュエリーデッサンです。
女性の顔と睡蓮が描かれたペンダントのデッサンですが、この頃はまだルネラリックはロンドンでは広くは知られていませんでした。

アールヌーボールネラリック

1900年のパリ万博では、ルネ・ラリック、メゾン・ヴェヴェール(Maison Vever/ヴェヴェール工房)、ルシアン・ガリヤール(Lucien Gaillard)の3人がジュエリー部門でグランプリを獲得します。

下記は1900年頃に製作された、ルシアン・ガリヤールの青い鳥の髪飾り。
鼈甲とプリカジュールエナメル、目の部分にダイヤモンドが入れられています。
アールヌーボーは東洋の美意識、特に日本の芸術に強い影響を受けましたが、この作品は私たち日本人が見ても、日本的な美しさを感じる作品ですね。

ルシアンガリヤール

この万博では、ジョルジュ・フーケ(Georges Fouquet)とウジェーヌ・フィアートル(Eugene Feuillatre)が金賞を受賞しました。
ジョルジュ・フーケは1898年にランの花をモチーフにしたジュエリーでアールヌーボーの作品を初めて手がけます。
そしてポスターアーティストのアルフォンス・ミュシャと一緒に、いくつものプレートをチェーンでつなげたジュエリーを発表します。
下記は1900年にアルフォンス・ミュシャがデザインした、宝石商ジョルジュ・フーケの店舗です。
ステンドグラスやモザイクタイルの装飾等、ミュシャがポスターの中で描いたアールヌーボーのテーマや曲線が再現されています。
今日、このインテリアショップの内装は、パリのカーナヴァル美術館で見ることが出来ます。

アールヌーボー、ミュシャ

また同年代のジュエラーの中でルネラリックと並び賞賛を浴びていたのが、ベルギーのジュエラーであるフィリップ・ウォルファー(Philippe Wolfers)です。

アールヌーボージュエリーに関して更に詳しい情報は、アールヌーボー(アールヌーヴォー)のアンティークジュエリーの特徴と魅力をご参照ください。

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