ピンクを帯びた綺麗なアンティークルビー
ピンクを帯びたルビーが愛らしいアンティークリング。
当時の典型的なビルマ産ルビーの色です。
綺麗なルビーは爪を使わず、ゴールドで周りを囲ったコレットセッティングにされています。
縁には細かなミルグレインが施されていて、装飾のアクセントになっています。
お花の中心部分と、ショルダー部分には小さなダイヤモンドが深く埋め込まれるようにセットされています。
ダイヤモンドはいずれもローズカットにされています。
モチーフはライラックの花
ルビーとダイヤモンドで描かれた花は、アンティークジュエリーで度々モチーフにされてきた「ライラックの花」です。
紫のイメージが強いですが、紫色以外にも白やピンク赤色等で存在します。
全体が絶妙なアシンメトリーのシルエットになっています。
ショルダー部分のダイヤモンドは左側が4石、右側が3石とあえて統一されていないところが面白いです
ダイヤモンドの配置だけでなく、斜めに配された花びらやその下に伸びる茎など、有機的なシルエットが新鮮です。
全体は18カラットホワイトゴールドでできていますが、花びらの部分と茎の部分だけイエローゴールドになっています。
20世紀初頭のフランス製。
指輪サイズは14号(有料でサイズ直し可)。
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ヨーロッパの街と言えばライラックを連想するほど、ライラックはヨーロッパで古くから愛されてきた花です。
日本では「ライラック」と言う名前が通じやすいと思いますが、ヨーロッパではフランス語由来のまま「リラ(lilas)」とも呼ばれることが多いです。
ヨーロッパの春といえば「リラの花」、パリの石畳の街角でもよく見かける花です。
香りも良いので香水にされることも多いです。
「リラの花」と言いますとパープルを思い浮かべる方が多いかもしれません。
紫のイメージが強いですが紫色以外にも白やピンク、赤色でも存在します。
英語の花言葉は「Pride」「Beauty」。
花びらは通常は4枚ですが、5枚になっているライラックを見つけますと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあります。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。