彫金の施されたバンドリング
フランス語で「Bandeau(バンド)」と呼ばれるデザインのリングです。
ヘアバンドも「bandeau」と言います。
ショルダーがなく、ほぼ均一の幅でバンドが裏面まで伸びたリングです。
バンドリングはアンティークジュエリーでも滅多に見ないです。
バンド部分の彫金が見どころです。
バンドの側面に左右にぎっしりと彫金が施されています。
植物模様の彫金です。
大きさのあるクッションシェイプダイヤモンド
中心には1石のダイヤモンド。
ダイヤモンド1石のソリテールリングです。
オールドマインカット(クッションシェイプ)ダイヤモンド)で、ドキリとする大きさです。
厚みもあります。
透明感があり、美しい無色透明のダイヤモンド。
クッションシェイプのスクエアを帯びたダイヤモンドが四角い台座にセットされていて、クールな雰囲気です。
現状の指輪サイズが8.5号です。
バンド部分の縦幅が大きいので、サイズアップには相当量のゴールドを足しながら作業をします。
サイズアップには通常のサイズ直しより倍近くの費用がかかりますので、あらかじめご相談ください。
動画も撮影しています。
クッションシェイプダイヤモンド バンドリング(植物模様)
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アンティークダイヤモンドには、現代のブリリアンカットとは異なるアンティークジュエリー特有のダイヤモンドのカッティングがいくつか見られます。
その中の一つがクッションシェイプカット(クッションカット)です。
なぜ「クッション」と言うかというと、まるでクッションのような形だからです。
円形とスクエアの混ざったような形のダイヤモンドカットです。
オールドマインカットより後年に出てくるオールドヨーロピアンカットとの違いはアウトラインが角ばっていて四角帯びていること。
オールドヨーロピアンカットはシンメトリーですが、オールドマインカットは完全なシンメトリーではありません。
またオールドマインカット方がオールドヨーロピアンカットに比べても更に、クラウンに厚みがあり、キューレットが長いです。
ともにテーブル面は小さいです。
オールドマインカットもオールドヨーロピアンカットも真ん中は、まるで穴が開いているように見えると思いますが、これはキューレットの先端をカットしているからです。
まるで「座布団」のような形で、長いアンティークの歴史の中でも限られた時代にしか見えない希少なカッティングです。
クッションシェイプのダイヤモンドには質で厚みのある石が使われたことが多く、美しいダイヤモンドジュエリーが多いです。
オールドマインカットの次に出てくるオールドヨーロピアンカットに関しては、オールドヨーロピアンカットダイヤモンドとはをご参照ください。
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