19世紀のダイヤモンドの指輪
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蛇は、もっとも古いジュエリーモチーフの一つで、古代エジプトにまで遡ります。
その歴史は長く、ルネサンス以降の美術では「時の神の持ち物」とされ、アールヌーボーの頃まで続きます。
もっとも古い歴史的、神話的シンボルであった蛇。
蛇は脱皮することから、再生力、生命力、不死、豊穣のシンボルとして崇められてきました。
旧約聖書のアダムとイブが蛇にそそのかされ禁断の果樹を食べてエデンの園を追放されたのは有名な話です。
ジュエリーのモチーフとして蛇が流行したのは特にイギリス。
ヴィクトリア時代中の19世紀中頃から流行します。
女王ヴィクトリアが愛したということで、 様々なジュエリーのモチーフとなりました。
隣国のフランスでもイギリス程は数は見られませんが、19世紀中後期から蛇をモチーフにしたジュエリーが作られました。
スネークリングには、 蛇を
一匹で巻いたものも、二匹で巻いたものもあります。
下記は一匹で巻いたスネークリング。
下記は二匹で巻いたスネークリングです。
リングの正面で顔を絡ませ、互いの尻尾の上に乗せています。
また蛇のモチーフを使用したジュエリーは金運がアップするとも言われています。
そのスネークリングのデザインにもよりますが、男性にもお薦めのアンティークジュエリーです。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。