アンティークアクアマリンとアメジストのリング(銀製)

大粒の雫型のアクアマリン 水色の石がアクアマリンで、紫色の石がアメジストです。
両方ともとても大きさのある石を使っていて、紫色と水色の色の組み合わせが新鮮です。
アクアマリンの宝石名は「水」に由来していますが、「水滴」を思わせる雫型も良いです。
色も昔のアクアマリンならではの、今のいわゆるアクアマリン色より淡いまさに水の色のような色をしています。
アクアマリンはお探しの方が多いですがなかなか出てこない宝石です。
特にこれほど大きさのあるアンティークアクアマリンは、希少です。
アクアマリンがお好きな方に特にお薦めです。 ユニークな銀製のセッティング これだけ大きなアクアマリンを用いながら、セッティングが銀製であるところが何ともユニークです。
この大きさですので、鑑別結果が分かるまで私も心配でした!
指輪は大きく重く、指輪全体が雫の形になっています。
銀製は刻印が打たれていないジュエリーも多いのですが、フランスの銀製の刻印の他、銀のリングとしては珍しく工房印も入っていて、力のかけられた作品であることが分かります。
19世紀のフランス製。
指輪サイズは14号(銀製なのでサイズ直しの難易度は高いですが不可能ではないです。ご相談ください。
動画も撮影しています。
アンティークアクアマリンとアメジストのリング(銀製)

  • 幅:20mm 
    高さ:22mm 
    重量:7.7g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークアクアマリンとアメジストのリング(銀製)

  • 大きさがあるのでアクアマリンの石の内部の内包物まできれいに見えます
  • 指輪ベゼル(フェイス)は横が最大2センチ弱、縦が2.2センチというボリューム
  • アクアマリンの大きさが最大箇所で横が1センチ、縦が1.7センチです
  • アクアマリンは細かな銀の爪でセットされていて、アクアマリンは覆輪留めです
  • フランスの銀製の刻印に加えて工房印まで押されています
  • アンティークアクアマリンとアメジストのリング(銀製)
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アンティークアクアマリンとアメジストのリング(銀製)

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アンティークエピソード

アクアマリンのアンティークジュエリー

3月の誕生石アクアマリン
「アクアマリン」の名前はラテン語から来ています。
アクアマリンは、アンティークジュエリーにおいても非常に価値の高い宝石の一つです。
その愛らしい透明感、耐久性からアクアマリンは古代から愛されてきました。
またアクアマリンを使用したジュエリーはアンティークジュエリーにおいても非常に数が少なく、それゆえにいつも探されています。

ベリル系宝石、アクアマリン
アクアマリンがエメラルドと同じベリルという鉱物であることはあまり知られていません。
ベリルの中で、クロム着色の緑色はエメラルド(クロム着色以外の緑色はグリーンベリル)、海水青色はアクアマリン、黄色〜緑色はヘリオドール、無色はゴシェナイトと分類されます。

アンティークアクアマリン アールデコリング

「海水青色」と表現される、わずかに緑味を帯びた淡青色がアクアマリン本来の色で、その魅力です。
緑柱石のうち透明でスカイブルーの色調のものを、アクアマリンと呼んでいます。

アクアマリンの色と、現代の過熱処理
現代のアクアマリンに見慣れてしまっていると、アンティークのアクアマリンは「淡い色」が多いように感じるかもしれません。
アンティークアクアマリンは概して、現代のアクアマリンに比べてその名の通りより本来の水色に近い、淡い透き通った色をしています。

下記は当店で販売済みのフランス製のアクアマリンネックレス。
アクアマリンの水色の色相が淡いのに素晴らしい艶と輝き。
そのカッティングもありまさに「水の雫」のようで、いわゆるアンティークアクアマリンの見本のような色です。

フランス製アンティークアクアマリンネックレス(1910年頃/フランス/アクアマリン、18金ゴールド)

現在のアクアマリンは緑色から黄褐色の緑柱石を熱処理したものがほとんどで 、アンティークジュエリーで使われているアクアマリンと大きくクオリティーが異なるるからです。
現代では本来淡いグリーン帯びたアクアマリンの色を、摂氏425度で加熱すると言うことが日常的に行われています。
しかし実際の天然無加工のアクアマリンは青みがかった淡いグリーンから、ダークブルーまでの美しい青色の色彩を持ちます。
天然無処理のアクアマリンならではの優しい色合いが楽しめるのも、アンティークアクアマリンならではの醍醐味です。

アクアマリンの産地
アンティークアクアマリンの主なアクアマリンの産地は、ブラジルのミナスジェライス鉱山でした。
それ以外ではパキスタンの高山がもう一つの主要な産地でした。

アクアマリンのジュエリーが作られた時代
アンティークジュエリーでアクアマリンの使われたジュエリーは19世紀末から、アールデコ期に向かった作られた作品が多いです。
イギリスですとエドワーディアンの頃、フランスですとベルエポック時代からアールデコ期にかけて好まれて作られました。

下記はかなり珍しい、革命前のロシア(1900年頃)の作品です。
ロシア製アクアマリンネグリジェネックレス(1900年頃/ロシア/アクアマリン、14金ゴールド、銀)

下記はアールデコ期のアクアマリンのピアス(フランス製)。
アンティークアクアマリン指輪(アールデコ、ダイヤモンド)

下記は当店で販売済みのアクアマリンとルビーのアールデコ指輪。
販売して何年も経ているのですが、いまだにお問い合わせをよく頂く、青と赤の対称色の使い方が美しい指輪です。
アンティークアクアマリンリング(カリブレカットルビー、18金ゴールド、フランス製)

こちらもやはりルビーとアクアマリンの色の対比を上手に使った、オーストリアの作品です。
アクアマリンとルビーのネグリジェネックレス(1910年頃 オーストリア製)

清涼感あるアクアマリンは、アールデコのジュエリーには特にぴったりの宝石です。
アクアマリンをメイン石に据えたジュエリーが作られた期間が短いということも、アンティークアクアマリンジュエリーの数が圧倒的に少ない要因の一つでしょう。

アクアマリンとブルートパーズ
余談になりますがアンティークジュエリーで現代のいわゆる「アクアマリン色」を探していて見つけるのがブルートパーズになります。
トパーズというと、黄色の宝石のイメージが強いと思いますが、実際は豊富なカラーバリエーションを持っています。
特にブルーは現在、最も人気のあるトパーズのカラーバラエティになりました。

このブルートパーズという石、かつては天然の淡青色のトパーズが産出されていたにもかかわらず、以前はアクアマリンの代用品のようにしか考えられていませんでした。
しかし近年、放射線照射による濃色のブルーが登場すると(現在では天然のブルートパーズは産出されません)、たちまち人気の石となったそうですから、何とも皮肉です。
それだけにアンティークジュエリーではアクアマリンの代用品にすぎなかったアンティークの無加工のブルートパーズは、現在では高い価値を持っているといえます。

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