クッションシェイプダイヤモンドのクロスオーバーリング（ゴールドバックプラチナ）

オールドマインカットダイヤモンドクロスオーバーリング オールドマインカット（クッションシェイプ）ダイヤモンドのクロスオーバーリング。
斜めに向かい合う2つのメイン石は1つがかなりスクエアに近い形をしていて、もう少しが円形に近い形をしています。
直径3ミリ程の透明できれいなダイヤモンドです。
この大きな2つに石の他、ショルダーに埋め込まれるように小さな石が上下3石ずつ埋め込まれています。
こちらはローズカットダイヤモンドです。
全体がイエローゴールドですが、ダイヤモンドの台座表層のみがプラチナになっています。
この部分は外縁にぎっしりとミルグレインが打たれています。
ミルグレインはゴールドでも打てますが、プラチナの方が少ない量で延びる性質があり、プラチナの方が繊細なミルが打ちやすいです。
この時代の、ゴールドバックプラチナのジュエリーで優れたミルグレインが見られるのはそのためです。 流れるような曲線のシルエット よくあるトワエモワ（クロスオーバーリング）より曲線が目立つリングです。
ショルダーが2つあります。
1つが表層がプラチナになった、2つのメイン石から伸びるショルダー。
もう一つがそのプラチナショルダーの下部と上部をつなげるようにしてフレームへとつながったショルダー。
この部分はイエローゴールドです。
2種類の2カラーのショルダーは横に広範囲に広がっています。
そのため指にした時はなだらかなラインが指いっぱいに広がり一層優美です。
よくあるクロスオーバーリングとは一味違った、優美なラインが印象的なリングです。
1900-1910年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
指輪サイズは15号（有料でサイズ直し可）。

高さ：8.5mm　
重量：2.4g
商品の状態：良好
販売価格：売り切れました。

クッションシェイプダイヤモンドのクロスオーバーリング（ゴールドバックプラチナ）

大きさのあるダイヤモンドは、お花の形の台座にセットされています
様々な方角に曲線が伸び、指いっぱいに有機的なラインが拡がります
広範囲に及ぶ上辺がプラチナのラインは葉を様式化しています
片方のメイン石はオールドヨーロピアンカットにも近いシルエットです
外側にフランス18金の刻印、内側にシリアル番号（3291）が打たれてます

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アンティークエピソード

アンティーククロスオーバーリング「トワエモワ（you and me）」

1900年頃のフランスで作られた代表的な指輪デザインに「トワエモワ（toi et moi ）」と呼ばれる指輪デザインがあります。
直訳しますと「あなたと私」。
特に1900年頃の英仏で作られたリングが多いです。
同じ大きさの二つの宝石が隣同士、あるいは縦や斜めに向かいあうようにセットされています。

愛を象徴するトワエモワリング
「トワエモワリング（ you and me ）」の象徴はロマンです。
そのデザインは、2つの魂が1つになっている様子あるいはその絆を表しています。
ナポレオン・ボナパルトはダイヤモンドとサファイヤのトワエモワリングでプロポーズをしました。
アンティークジュエリーにはなりませんがジャックリーン・ケネディはJ.F.ケネディから結婚の記念に、ダイヤモンドとエメラルドのトワエモワを受け取っています。
婚約あるいは何かしらの愛の記念に、トワエモワリングはふさわしい指輪デザインです。

トワエモワリングの宝石の組み合わせ
セットされている宝石は2石のダイヤモンドのことが多いですが、ダイヤモンドとサファイヤなど異なる組み合わせの宝石が用いられることも多いです。
下記はダイヤモンド同士のトワエモワ。

下記は当店で販売済みのブルーサファイヤのトワエモワ　クラスターリング。

「ダイヤモンドｘ真珠」「ダイヤモンドｘ色石」のトワエモワリングもよく作られました。
新鉱山の発見で宝飾史上最も美しいダイヤモンドが手に入った時代ですので、美しいクオリティーのダイヤモンドが印象的なリングが多いです。
下記は当店で販売済みの真珠とダイヤモンドのクロスオーバーリング。

「ブルーサファイアとルビー」といった色石同士の組み合わせのリングも見られます。
下記はやはり当店で販売した「ルビーサファイアのトワエモワリング」。