アンティークシグネットリング(フランス製 18カラットゴールド)

無地のシグネットリング シグネットリングは、文書や資産などが自分の物であるとを認めるシーリングワックスに押すために作られたリングです。
イニシャルや家紋等を彫金することが多く、日本でいうところの「実印」的な役割を果たしてきました。
アンティークのシグネットリングはすでにイニシャル等が刻まれたものが多いのですが、このリングはベゼル(フェイス部分)は、無地のままになっています。
アンティーク市場ではこの何も刻まれていないままのシグネットリングも時々見かけます。
ショルダー部分は「矢」が描かれており、ベゼル部分は空欄になっているもののこの「矢のモチーフ所有者の家にまつわるモチーフであったのではないかと思われます。
一族で作ったシグネットリングで、こども等のイニシャルを入れる予定だったリングなのではないかと思います。 珍しいフランスのシグネットリング シグネットリングはイギリスのものが多く、そしてその多くが9カラットゴールドなのですが、このリングは珍しくフランス製。
そして18カラットゴールドです。
シグネットリングは、アンティークジュエリーの中でもクオリティーが千差万別で存在するリングです。
実用的な役割と持っていたため、貴族だけでなく、商人や職人等、他のアンティークジュエリーと異なる層の持ち主がいたからです。
素材もこのようなハイカラットゴールドのものだけでなく、銀や真鍮などが使われたシグネットリングも多いです。 フレンチらしい洗練されたデザインです。
段階的に高さの着けられたベゼル部分は、一瞬開けることができるのかなと思う作りデザインですが、ロケットにはなっていません。
19世紀後期-1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
指輪サイズは15号(有料でサイズ直し可)。

  • 高さ:8.5mm 
    重量:4.1g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークシグネットリング(フランス製 18カラットゴールド)

  • 縦幅が8.5ミリ程、よくあるシグネットリングより小さめで洗練されてます
  • 無地のままこのまま着けてもファッションリングとして素敵です
  • フェイスに向かって段階的に高さが着けられたデザイン
  • ベゼル部分はつや消しが施されていてマットな質感のゴールドです
  • フランス18金の刻印あり
  • アンティークシグネットリング(フランス製 18カラットゴールド)
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アンティークエピソード

印章のアンティークジュエリー(シール、フォブ、シグネットリング)

アンティークジュエリーの中でコレクターにとても人気があるアイテムのひとつに、シール(印章)があります。
もともとは頭文字や紋章を封印のために蝋(ろう)に押して用いた印章のことです。

宝飾史上最も古いシールは紀元前2000年頃にまで遡ります。
「シグネットリング」と呼ばれる者を時の権力者たちは、用いました。
刻んだのは名前のモノグラムや紋章、その人に関連する何らかのシンボルです。
こうしたシグネットリングは手紙に封をするときに送り主が分かるように、本当にその人物からの文書であることが分かるための真偽を証明する役割がありました。
下記はイギリス、ヴィクトリアアルバート美術館に所蔵されている紀元前1400-1500年頃の古代エジプトのシグネットリングです。
シグネットリング
(c)Victoria & Albert Museum

シール(印象)はインタリオ(陰刻)の高度な技術と、華麗な金細工の装飾が魅力です。
古代からリングとして作られたシールですが、アンティークジュエリーの市場で一般的に見つかるのはに、19世紀前半-中期のイギリスで作られたものが多いです。

フランスのアンティークジュエリーでも数は少ないですが19世紀に、ロマンティックな言葉が刻まれたシールペンダントや指輪が作られます。
愛の言葉が刻まれたものもあります。

下記の当店で販売済みのシールには
「plus loin plus serre(離れれば離れるほど(心は)近くに)」というロマンティックな愛の言葉と、約束の輪っ子のような紐を持つ二つの手が陰刻で彫られています。

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

シール(印章)は数が少ないアンティークジュエリーですのでなかなか出会えないのですが、刻まれた文字を判読したりと楽しみが多いアンティークジュエリーの一つです。

またやはり印章が施されたジュエリーにフォブ(シール)もあります。
フォブとは懐中時計の鎖に着ける装飾品です。

フォブ(fob):懐中時計の鎖につける装飾品
シール(seal):印章
シグネットリング(Signet ring):その歴史は古代まで遡る、指輪の形になったシール。

イギリスでは特にジョージアンの時代に、高価な懐中時計にあわせて立派なフォブが製作されました。
この時代の懐中時計ですので、フォブも元々男性のために作られた装身具ですが、元々懐中時計のチェーンを通していた金の輪ににチェーンを通せば、女性用のペンダントトップとして簡単に使うことができます。

フォブは宝石(コーネリアン等)が嵌められていることが多く、そこに紋章などをインタリオで彫ります。

シールは指す対象が広い言葉で、アンティークでも例えば下記のようなデスクシールも含みます。

シトリン アンティークデスクシール

印章のジュエリーで特にリングにはなぜか、何も刻まれていないまま残ったものもあります。
実感として、シグネットリングの数はかなり多いです。
いずれイニシャル等を刻む予定で作られたもの、工房の方であらかじめ作られたものなどが在庫として残ったのではないかと思われます。
いろいろな背景を想像できるのも、シグネットジュエリーの魅力です。 アンティークシグネットリング(フランス製 18カラットゴールド)

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