パンジーがモチーフのペンダント
ロマンチックなセンチメンタルジュエリー。
モチーフはパンジーです。
パンジーの語源はフランス語の「パンセ」、意味するのは「I think of you(あなたのことを想っている)」です。
パンジーの花言葉は「誠実な愛、信頼」です。
センチメンタルジュエリーに最もふさわしい花と言えます。
全体がパンジーの形をしています。
愛らしい花びらがゴールドの造形で描かれていて、彫金で模様がつけられています。
パンジーからハートと四つ葉が出てきます
このパンジーは、ロケットのように開くことができます。
全部が開くのではなく、パンジーの下半分が開くようになっています。
こんな作りのアンティークジュエリーは初めて見ます。
雌しべのところを下に開くと開閉します。
中はハートの形をしています。
ハートの中には、緑のエナメルで四つ葉が描かれています。
パンジーを開くとハートが出てきて(オープンハート)、ハートの中に四つ葉が現れる。
こんなに美しく心躍るアンティークジュエリーは久しぶりに出会いました。
18カラットゴールド。
19世紀後期のフランス製。
注:チェーンは付いていません。
動画は下記をクリックしてご覧ください。
パンジーとハートと四つ葉のアンティークペンダント










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パンジーはフランス語の「考える」を意味する言葉「パンセ(penser pensee)」がその名前の由来です。
深く考え込む人の姿に似ていることにちなんで名付けられたそうです。
意味するのは「I think of you(あなたのことを想っている)」です。
パンジーは、19世紀になって作られた花で、ジュエリーのモチーフにされ始めるのも、この頃からです。
それまでの慣習や先入観から離れて知識や理性によって物事を考える「自由主義」のシンボルになります。
下記は当店で販売済みの、パンジーのアンティーク指輪。
19世紀初頭のものです。
パンジーの微妙な色のグラデーションを、エナメルで表現したものも多いです。
下記は当店扱いのギロシェエナメルで描かれたパンジーです。
薄緑、淡いピンク色がグラデーションがエナメルによって美しく表現されています。
パンジーの花言葉は「誠実な愛、信頼、忠実」。
19世紀前半から、中ー後期、そしてアーツアンドクラフト運動の中でも愛されて度々ジュエリーのモチーフにされてきました。
下記はとても珍しい、アメジストを彫りだすことでパンジーを描いた作品です。
下記はとても珍しい、アメジストを彫りだすことでパンジーを描いた作品です。
また下記では留め具部分に「pense a moi(私のことを想って)」の愛のメッセージが入っています。
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