アールヌーボー　アンティークゴールドロケットペンダント（パンジー）

金細工の美しいロケットペンダント フランスのアンティークロケットペンダントは、比較的小ぶりであったり軽量のものも多いですが、珍しく大きめのロケットペンダントです。
中が空洞になっていないタイプで、触れるとしっかりとした重みがあります。
全体が六角形になっています。
左右対称のジオメトリックな形も魅力的です。
宝石は一切使っていない金細工で魅せるロケット。
表裏両面に同じパターンの模様が金細工で施されています。
今もパチンと良い音を立てながら開閉します。
内側もとてもきれいな状態で、左右の両面（2面）に写真を収納することが可能です。
内側のプラスチック製のフレームやゴールド色の枠（内枠はゴールドではないです）はこれらまでオリジナルであったかは定かではありませんが、そのままお付けします。
状態が良いので重宝して頂けると思います。 モチーフはパンジー パンジーの花がモチーフになっているところも魅力的です。
パンジーの花言葉は　誠実な愛、信頼、忠実。
パンジーはイギリスではアーツアンドクラフト、フランスではアールヌーボーの頃に特に好まれることの多かったモチーフですが、このロケットもその例に漏れず典型的なアールヌーボージュエリーです。
触れるとしっかりとした重みがあり、よくあるフランスの小ぶりのロケットの倍ほどの重量があります。
18カラットゴールド。
注：チェーンは付いていません。

幅：24mm　
高さ：24mm　
重量：5.4g
商品の状態：良好
販売価格：売り切れました。

アールヌーボー　アンティークゴールドロケットペンダント（パンジー）

横幅も縦幅も2.4センチ程、フランスのロケットとしては大きさく存在感もあります
左右対称の六角形。直線的なデザインのロケットは珍しいです
内側もきれい、右の汚れのように見える箇所は綺麗にクリーニングしました
両面はもちろんのこと縁取りまで素晴らしい金細工が施されています
フランス18金の刻印あり

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アンティークエピソード

花がモチーフのアンティークジュエリー「パンジー（Pensee）」

パンジーはフランス語の「考える」を意味する言葉「パンセ（penser　 pensee）」がその名前の由来です。
深く考え込む人の姿に似ていることにちなんで名付けられたそうです。
意味するのは「I think of you（あなたのことを想っている）」です。

パンジーは、19世紀になって作られた花で、ジュエリーのモチーフにされ始めるのも、この頃からです。
それまでの慣習や先入観から離れて知識や理性によって物事を考える「自由主義」のシンボルになります。
下記は当店で販売済みの、パンジーのアンティーク指輪。
19世紀初頭のものです。

パンジーの微妙な色のグラデーションを、エナメルで表現したものも多いです。
下記は当店扱いのギロシェエナメルで描かれたパンジーです。
薄緑、淡いピンク色がグラデーションがエナメルによって美しく表現されています。

パンジーの花言葉は　誠実な愛、信頼、忠実。
19世紀前半から、中ー後期、そしてアーツアンドクラフト運動の中でも愛されて度々ジュエリーのモチーフにされてきました。

下記はとても珍しい、アメジストを彫りだすことでパンジーを描いた作品です。

また下記では留め具部分にpense a moi　（私を愛して）の愛のメッセージが入っています。