アンティークイースターエッグ(ギロシェエナメル)

大きな開くことのできるイースターエッグ アンティークジュエリーで「イースターエッグ」と言えばファベルジェに代表されるロシアのイメージが強いことでしょう。
イースターエッグと言えばロシアの鬼才ファベルジェですが、ファベルジェ以外の工房でもロシア以外でも作られました。
フランスもカトリックの国ですからイースター(復活祭)を祝いますし、フランスアンティークジュエリーでもイースターエッグをモチーフにしたジュエリーを見つけることができます。
アンティークイースターエッグの中でもひときわ大きな作品で、私もこれほど大きなイースターエッグは初めて見ました。
重さもしっかりある贅を尽くしたイースターエッグです。 神秘的なスカイブルーのギロシェエナメル ギロシェエナメルとは、通常のギロシェ(エンジンターンを使って金属にギロシェを施す)の上に、透明あるいは半透明のエナメルをかけたエナメル技法の一つです。
半透明のエナメルを施すことで、その模様が浮かび上がるのが幻想的です。
イースターエッグの上下に波状に広がる、美しいエンジンターン模様。
通常のロケットペンダントより大きさがあるだけに、見応えがあります。
留め具のところを後ろに倒すことでスムーズに開くことができます。
内側はヴェルメイユ(銀の上に金を上塗り)で、美しい状態です。
1900年頃のフランス製。
銀製(内側はヴェルメイユ製)。
注:チェーンは付いていません。
動画は下記をクリックしてご覧ください。
アンティークイースターエッグ(ギロシェエナメル)

  • 幅:21mm 
    高さ:35mm 
    重量:12.6g
    商品の状態:卵の底部に僅かにエナメル修復の跡あり
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークイースターエッグ(ギロシェエナメル)

  • 半透明のエナメルから浮かび上がるエンジンターン模様
  • 高さが3.5センチ程とイースターエッグとしても大きめの作品です
  • 内側は銀の上に金が塗られていてこの通りきれいな状態です
  • フレーム部分は銀です
  • フランスのゾウムシの刻印(場合によって金にも銀にも押される刻印)と工房印
  • アンティークイースターエッグ(ギロシェエナメル)
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アンティークイースターエッグ(ギロシェエナメル)

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アンティークエピソード

エナメルを用いたアンティークジュエリー「ギロッシュ(ギロシェ)エナメル」

ギロッシュ(ギロシェ)エナメルとは
ガラス質は半透明なので、金属に地模様を彫ることで繊細で美しい模様を表現出来ます。
その特徴を存分に活かしたのが、ギロシェエナメルです。
「ギロッシュ(ギロシェ ギヨッシュ)エナメル guilloche」はアンティークジュエリーに使われたエナメル技法のひとつです。
ギロシェエナメルとは、通常のギロシェ(エンジンターンを使って金属にギロシェを施す)の上に、透明あるいは半透明のエナメルをかけて下地の線刻模様を浮き出す技法のことです。

アンティークギロッシュ(ギロシェ)エナメルペンダント(ブルーエナメル、ダイヤモンド)

彫金加工された金属の表面に透明から半透明の釉薬をかけます。
金属の表面に同心円、放射状など繊細な模様を彫りこみ、そのうえに半透明のエナメル質をかけるのです。
金属の彫刻の上にエナメルをかけると、彫刻の深い浅いによって、エナメルの色が濃淡が生まれ、色合いの深みにつながります。

ファベルジェのギロッシュエナメル
帝政ロシア時代の奇才ファベルジェ(1846-1920年)の得意とした技法として知られています。
下記は数年前にササビーズに出展されていた、ファベルジェのギロッシュエナメルのシガレットケース(推定1904-1908年)。
これだけの作品ですが銀製です。

ファベルジェ

エナメルの色合いの美しさと彫りの美しさの両方を楽しむことができる、アンティークジュエリーにおいても非常に愛され、探されているジュエリーです。

カルティエのギロッシュエナメル
カルティエも特に20世紀初頭、時計などを中心にこのギロッシュエナメルを好んで用いています。
下記は推定1920年頃、カルティエのカフスボタンです。
小さな面積の中に美しい、ギロッシュエナメルが施されています。

カルティエ カフスボタン

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