アンティークメダル　洗礼者ヨハネ（杖、サイン入り）

杖を持った洗礼者ヨハネ このメダルで描かれているのは洗礼者ヨハネのようです。
杖と腕に抱える子羊が特徴的で、キリストの降臨を示している場面を描いています.
杖には「Ecce Agnus Dei（見よ、神の子）」と刻まれています。
凛とした顔が豊かにゴールドだけで描かれています。
ふくらみのある頬や腕、優しく賢そうな眼、通った鼻筋、杖をしっかりと握る手の指に至るまで、ゴールドに巧みに凹凸をつけながらその情景がい浮かぶように豊かに描かれています。
このようなメダルは真円のものが多いですが、全体は円形ですが4箇所に絞りが入ったような珍しいシルエット。
メダルの内側は細かく艶消しが施されていて、マットな質感です。 貴重なサイン入りのメダルです 右下に作家のサインが彫られています。
「P.Brandr」と読めます。
アンティークメダルでは時々このように作家の名前が彫られた作品を見つけることがありますがやはり数は少ないです。
署名はやはりハイクラスの作品で見ることが多いです。
19世紀のフランス製。
18カラットゴールド。
注：チェーンは付いていません。

幅：18mm　
高さ：21mm　
重量：2.6g
商品の状態：良好
販売価格：売り切れました。

アンティークメダル　洗礼者ヨハネ（杖、サイン入り）

通常メダルは真円が多いですが、4箇所にスリットが入ったユニークな形
横が1.8センチ、高さが2.1センチ。薄すぎることなく重さや堅牢さも十分あります
ふっくらとした頬や腕。子羊の膨らみもすべて彫金で描かれています
平たい所に置くと、微妙なメダルの凹凸が分かります
フランス18金の刻印あり。作家の署名は右下でP.Brandr

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アンティークエピソード

天使（エンジェル）とキューピッドのアンティークジュエリー

天使（エンジェル）やキューピッドはアンティークジュエリーで長年好まれて題材にされてきたモチーフです。
その愛らしい姿を時には彫刻で、時にはエナメルで描いてきました。
下記は天使のエナメル彩です。
フルートを手にした愛らしい天使が、エンジ色のエナメルを背景に活き活きと描かれています。

天使（エンジェル）とキューピッド（Cupid)の違い
天使（エンジェル）とキューピッド（Cupid)の違いをご存知でしょうか？
似ていますが厳密に言うと異なります。

エンジェルは、キリスト教で神の使い＝天使。
弓矢は持ちません。

「Cupido（キューピッド）」はローマ神話における「愛の神」で、弓矢を持ちます。

どちらがモチーフになっているか弓矢を持っているか否かを見れば分かり易いです。
例えば下記は弓矢を持っていますので、キューピッドがモチーフになっていることが分かります。

ヨーロッパでは「バレンタイン＝キューピッド」を思い浮かべる方も多いようです。

下記は弓矢を持っていないので天使です。

エンジェルやキューピッドのジュエリーと言いますと愛らしく甘いジュエリーを思い浮かべるかもしれませんが、フランスのアンティークジュエリーではキューピッドや天使は意外に写実的です。
可愛すぎることなくジュエリーのデザインとしても美しく仕上げられたものが多いです。
下記は当店で販売済みの、才智に満ちた天使のジュエリーです。
天使が首をかしげて、膝をついて星を眺めています。

エンジェルやキューピッドをモチーフにしたアンティークジュエリーは幸福を呼びそうということもあり世界中のコレクターに探されています。