アンティークトパーズ指輪(インペリアルトパーズ、天然真珠、王政復古)

至極贅沢な大粒のインペリアルトパーズ 1820年頃、王政復古時代のフランスのとても古いアンティーク指輪です。
真ん中の美しい黄褐色の石は、トパーズ。
トパーズは日本ではそれほど知られていないのですが、海外ではダイヤモンド、エメラルド、サファイアとルビーに次いで大変人気がありかつ高価な宝石です。
しかもこのような黄褐色から橙褐色の彩りのトパーズは、トパーズの中で「インペリアルトパーズ」と区別されており、まさにトパーズの王様です。
しかも7.5ミリx8.5ミリという大粒で、状態も完璧。
シトリンであれば比較的ありえることですが、トパーズでこの大きさは大変珍しく、高価で貴重です。
周囲を取り囲む天然真珠 周囲を囲むのはこの時代の天然真珠。
200年近く経ているのにもかかわらずこの色艶。
19世紀でも19世紀前半までの天然真珠で良いものは、非常に力のある天然真珠が多いです。
短命ながら宮廷文化が復活した王政復古時代ならではの、ロワイヤルなデザインも魅力的。
いわゆるシャンクがなく、細いフレームが直接フェイスにつながっているところなどは、まさに王政復古時代にしか見られないジュエリーの特徴です。
装飾的でありながらも、ごてごてしすぎない華奢なラインです。
この時代のジュエリーは、古い時代のジュエリーならではの風格を感じさせつつも、同時に洗練されたすっきりとしたラインがあり、現在でもとても着けやすく評判の良いジュエリーが生まれた貴重な時代です。
黄色系の宝石のジュエリーは、アンティークジュエリーの中でもとても少ないため、お好きな方には絶対お薦めです。
地金は18Kゴールド。
指輪サイズは12.5号(有料でサイズ直し可)。

  • 幅:15mm 
    高さ:13mm 
    重量:3.2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークトパーズ指輪(インペリアルトパーズ、天然真珠、王政復古)

  • レモン色を帯びた黄褐色。濃すぎず暗くないトパーズでも滅多に見ない綺麗な色
  • 指一杯に拡がる大きさ。トパーズでこの大きさでこのお値段は普通ないです
  • トパーズを取り囲む天然真珠も素晴らしい色艶、円らかで愛らしいです
  • 真珠の外側のゴールドの粒金もワンポイント。トパーズのファセットも綺麗です
  • フェイスに棒のようなフレームが付いた独特な指輪デザインが当時ならでは
  • アンティークトパーズ指輪(インペリアルトパーズ、天然真珠、王政復古)
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アンティークエピソード

トパーズのアンティークジュエリー(ピンクトパーズ、インペリアルトパーズ)

トパーズは古代の人々にも崇められ、西洋では古くから「美と健康の宝石」と信じられてきました。
しかし「トパーズ」と言う言葉は古くは黄色系の宝石全般を指すことが多く、今日の本来のトパーズのみが「トパーズ」と呼ばれるようになったのは18世紀中ごろになってからです。
(例えば16世紀には、イエローサファイヤがトパーズと呼ばれることもありました。)

トパーズの語源はサンスクリット語の「tapas 火」に由来し、太陽の加護を受けた、気高さを象徴する宝石として、また闇夜への恐怖を吹き飛ばし、悪を退ける力を持つとされ、古くから身を守る護符として用いられてきました。
トパーズを見につけると、周囲に惑わされる事なく、常に冷静に毅然としていられる力が身に着くと信じられてきました。
産出地である紅海の島の周辺が霧深く、島を探すのが困難だったからとされています。

トパーズ(topaz) は硬度8の硬い鉱物系宝石です。
日本名を「黄玉(おうぎょく)」というように、黄色の宝石を代表していますが、フッ素やアルミニウムを含み、様々な色のトパーズが存在します。
自然界で一番多く存在するのは黄色ではなく無色に近いトパーズ、色がほとんどない水色のトパーズです。
続いて黄色、茶色系のトパーズ。
その他、青色、緑色、ピンク等の豊富なカラーバラエティを持ちます。
もっとも希少性が高いのが、イエロートパーズ、ピンクトパーズ、レッドトパーズです。

とりわけコレクターの関心を引くのは「インペリアルトパーズ」と呼ばれる色のトパーズです。
インペリアルトパーズの色を何と表現するかは難しいですが、西欧では「ゴールデンシェリーの色、あるいはマルメロゼリー(花梨ゼリー)の色に黄色もしくはピンク色が透けたような色」と表現されます。
言葉では表現が難しいですが、下記はインペリアルトパーズの一つの典型的な色です。
こうした無加工のナチュラルなインペリアルトパーズは非常に価値があります。


インペリアルトパーズのペンダントトップ

ヨーロッパでトパーズが人気を博したのは18世紀にブラジルの鉱山が見つかってからで、1800年頃からイエロートパーズおよびピンクトパーズが、大流行します。
トパーズは17世紀の末からオープンセッティングにされたものもありますが、多くのアンティークトパーズはクローズドセッティングにされています。
これは、裏面に箔(フォイルバック)を入れて色を調整するのが目的であったことが多く、それは特に複数のトパーズを1つのジュエリーで色あわせする際に有効でした。

ピンクトパーズは自然無加工でも存在しえますが、その多くは無色に近いピンクで、自然のままで綺麗なピンク色のトパーズは非常に少ないです。
そのため色の薄いピンクトパーズはクローズドセッティングで裏面に赤い箔を入れることで色が濃く見えるようにセットされることが多くありました。

下記は当店で扱いのナチュラルピンクトパーズのペンダント。

1820年頃のイギリス製。
イエロートパーズ、ピンクトパーズがジュエリー界を席捲していました。

3カラーゴールドピンクトパーズペンダントトップ

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