イギリス9カラットゴールドソートワール(ロングチェーン)

何と166.5センチ、最長のロングチェーン とても長く、かっこいい9カラットゴールドのアンティークチェーンを見つけました。
イギリス、ヴィクトリア期の王道を行くアンティークチェーンです。
フランスと異なり、イギリスのチェーンにはいわゆるフィリグリー細工など繊細な金細工のチェーンは見られません。
典型的なイギリスのアンティークチェーンがこのようなジャズロンタイプのチェーンです。
ソートワール(ロングチェーン)でも150センチを超えるの長さは稀で、166.5というこの長さはシェルシュミディが過去に扱ったチェーンの中でも1、2番目の長さです。
9カラットゴールドとはいえ非常に重厚で重みがあり、このチェーンを譲って下さったディーラーさんも「稀に見るハイクラスの9カラットチェーン」と表現していました。
ゴールドチェーンは18カラットのようなハイカラットゴールドのほうが良いと思われる方もいると思いますが、それぞれに良さがあります。
9カラットゴールドの最大の利点が、18カラットに比べて経年の摩耗が少ないことです。
特にこのような重みのあるかっこいい重厚なチェーンでは重要です。
ゴールドの色も9金とは思えないハイカラットゴールドに近い色合いのゴールドで、私もこれほど美しい9カラットゴールドのアンティークチェーンは見たことがありません。 円形のパーツがかかった手がかけられたパーツ よく見るジャズロンチェーンと異なり、真ん中に2つの円形のパーツがかかっています。
リボンのように見えるこのモチーフ中心の装飾のおおかげで、このタイプの重厚なチェーンとしては華やかさがでています。
一つずつハンドメイドで仕上げられているのが明らかに分かります。
パーツ1つずつでもかなりの重さ。
真ん中のリボンのようなパーツは厚みのあるモチーフの両面にかけられています。
違え違いに向きを変えながら、同じ大きさのパーツを編み込んでいますが、向きが変わるたびにこのリボンシェイプの模様も変化し、単調になりません。
どの方向から見ても動いてもきれいな、装飾性の高いチェーンです。
イギリスの9金の刻印だけでなく、工房印も入っています。
アンティークチェーンで工房の刻印まで入っているのは珍しいです。 19世紀後期のイギリス製。

  • 幅:1665mm 
    重量:34g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

イギリス9カラットゴールドソートワール(ロングチェーン)

  • 長さ、重さが圧倒的。太さも4ミリ近いボリュームのあるチェーンです
  • 重さがあるのでストンと流れるように垂れます。
  • 写真は3重ですが、4重も可能な長さ、これだけ長いとアレンジが様々にできます
  • 明るいハイカラットに近いゴールドの色、パーツが1つずつ丁寧に作られてます
  • 「9カラット」を示す「9 375」裏面に工房印「CDB」が入ってます
  • イギリス9カラットゴールドソートワール(ロングチェーン)
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イギリス9カラットゴールドソートワール(ロングチェーン)

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アンティークエピソード

アンティークロングチェーンネックレス(ソートワール)

アンティークジュエリーの中でもいつもとても問い合わせを多くアイテムにロングチェーンネックレスがあります。
このような特に150センチを超えてくるようなロングネックレスは、フランス語ではよくソートワール(sautoir)と呼ばれます。

時代や様式によりあらゆるデザインで作られたソートワール。
南仏プロヴァンスでは、ソートワールの「連の多さ」は社会的ステータスを表すと考えられていました。

そしてチェーンに十字架やメダル(メダイヨン)、時には時計を通したのです。
時計を通すときはあらかじめ胸の辺りにそれ用の小さなポケットも作られました。
下記は1900年頃の絵葉書で描かれた「アルルの女性たち」。
当時のソートワールの装いが分かる一枚です。

arlesiennes_postal

アンティークソートワールは金銀やプラチナで作られ、豪華なものにはダイヤモンドや真珠、オパールなどが挟まれたものもあります。
下記は当店で販売済みの19世紀後期のソートワールですが、間にオパールが挟まれています。

アンティークオパールネックレス(ソートワール、ロングチェーン)

シェルシュミディでもこれまで金細工が秀逸な王政復古の時代のソートワール、1880-1990年頃のゴールドのフィリグリーのソートワール、1920年代のアールデコロングネックレスなど様々なロングチェーンをご紹介してきましたが、いつも出すたびにすぐに売り切れてしまいます。
現代の装いにも1重でロングで使ったり、2重、3重にしたり使い勝手がよく、しかもエレガントなジュエリーであるからでしょう。

下記は王政復古時代のソートワールで、留め具部分の手をモチーフにした金細工はセンチメンタルジュエリーでもあります。

ゴールド ソートワールロングチェーン(1840年頃)

下記はフィリグリー金細工のゴールドチェーンです。

フィリグリー金細工 アンティークロングチェーン(ソートワール)

またソートワールはゴールド製のものが多いですが、銀製でも下記のように秀逸な素晴らしい作りのアンティークソートワールがあります。
このように凝った留めに具メッセージが込められたものも存在します。

銀のソートワール(ロングネックレス)

珍しい素材では象牙(アイボリー)のソートワールも過去に数点扱いました。

アンティーク象牙(アイボリー)ロングネックレス(ソートワール)

いつも需要が供給に対して逼迫しているアンティークジュエリーでもっとご紹介したいのですが、ソートワールは相続の時に半分にされてしまったりとオリジナルの長さを保っているものが年々少なくなってきています。
例えば2人娘がいた場合に長いネックレスを半分にして、ブレスレットにしてしまうというようにです。

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