表面から見ると線のように細いナイフエッジの流れるようなドロップラインの先端にピンクトルマリン。
宝石本来の質の良さを引き立てる、石の周りに遮りがないセッティング。
小さなファセットが入った雫型の透明度の高いトルマリンで、これだけ綺麗なピンク色の宝石はなかなか出てくるものではありません。
セッティングもエドワーディアンならではのゴールドバック&プラチナ。
オリジナルのチェーンもプラチナ(チェーンも触れていて本当に気持ちがいいです)。
ネックレスの長さは45.5センチ。
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10月の誕生石でもあるトルマリン。
極めてたくさんのカラーバラエティを持っている宝石で、無色、紫、青、緑、黄色、褐色、赤、ピンク、黒のトルマリンが存在します。
トルマリンの色相や色の深さは、ルビーやピンクサファイアの範囲に近いものがあります。
古代エジプトの伝説によると、これほど多様なカラーバラエティを持つのは、トルマリンが地球の中心から太陽まで虹に沿って旅したからと言われています。
古代から、神秘的な力がある宝石とされ、珍重されてきました。
トルマリンは特に愛と友情に強い力を持つパワーストーンとしても知られています。
ピンクトルマリン
アンティークジュエリーでよく見られるトルマリンは特にピンクトルマリンとグリーントルマリンです。
下記は当店扱いのかなり大きさのあるピンクトルマリンのネックレス。
下記も当店で販売済みのピンクトルマリンのリングです。
トルマリンの中で最も人気が高い色の一つが、業界で「ルベライト」として知られている赤色の石です。
ピジョンブラッドと呼ばれる色味のものや、クランベリー色のものが高級とされ、その昔はルビーと間違われることもあったそうです。
グリーントルマリン
グリーントルマリンの多くは、強い多色性を示します。
鮮やかな緑色変種を「クロムトルマリン」、昔から知られる落ち着いた緑色で鉄の成分に起因するものを「グリーントルマリン」と呼んでいます。
最高級のグリーントルマリンは、透明で鮮明で魅力的な青味がかったグリーンの色相を持っています。
下記はクリスティーズで2016年に出展されたグリーントルマリンとダイヤモンドのフラワーブロー(1946年にカルティエ社が製作)。
素晴らしい明度のグリーントルマリンです。
(c)CHRISTIE'S 2018
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