Faith(信仰) Hope(希望) and Charity(慈善または愛)
Faith,Hope,Charity(信仰、希望、慈善または愛)という3つの神学的美徳を表すチャームペンダントです。
ハートに十字架とアンカーが重なっています。
それぞれのチャームはすべて18カラットゴールドで出来ています。
「Faith(信仰) Hope(希望) and Charity(慈善または愛)」はヨーロッパで古くからジュエリーのモチーフにされてきて、現行でも作られ続けていますがやはりアンティークのものは非常に少ないです。
19世後期からエドワーディアンにかけてのイギリスで比較的よく作られましたが、このペンダントはフランス製です。
このようなチャームペンダントの他に、リングやブローチなどでもFaith(信仰) Hope(希望) and Charity(慈善または愛)をモチーフにしたものが見られます。
十字架が信仰、アンカーが希望、ハートが愛情のシンボルです。
特に愛情や希望はキリスト教徒でない人にも共感しやすいシンボルではないでしょうか?
重なり合って美しい3つのチャーム
通常のチャームは十字架なら十字架、ハートならハートと一つずつですが、3つセットになっていて重なり合うように作られているところが魅力的です。
隙間から他のチャームが見えたりそれが動いたりして、ジュエリーとしてもチャーミングな作品です。
発色の良い明るいゴールドで、宗教的過ぎずファッションとしても使いやすいチャームペンダントです。
通し輪部分も大きく、アンティークチェーンを通して使いたい趣のあるチャームペンダントです。
1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。
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古くからジュエリーのモチーフとなってきた十字架(クロス)。
フランス現地にいくと、十字架やロザリオなどを専門に扱う業者さんがいるほどです。
アンティーククロスはキリスト教の歴史と同じくらい長く、実に多彩なアンティーククロスが存在します。
現存するもとも古いアンティーククロスは、17世紀のものだといわれています。
17世紀のものは、表裏両面にエナメルで細工を施してあるものが有名で、クロスは主に男性の聖職者が身に付けるものでした。
18世紀に入ると、クロスは女性のキリスト教新興の象徴になり、リボンやクロスに下げるための、よりファッショナブルなクロスがでてきます。
十字架は現在では、定番のジュエリーモチーフの一つですが、お客様によっては「昔の十字架は聖職者のものだったとイメージがあり、恐れ多くて使いにくい」とおっしゃる方がいます。
それは、そのアンティーク十字架によります。
もちろん昔、聖職者用に作られた十字架もあります。
しかし1900年以降に作られたこのようなプラチナ十字架などは、聖職者用ではなく当時の良家の女性用に作られたものです。
もちろんフランスは元々カトリックの国なので、信者ではあったと思いますが、当時でもファッション性をきちんと考えて作られた洗練された十字架ペンダントです。
あくまで他のジュエリーと同じく装身具として、そしてお守りのような気持ちで身に着けられていたことでしょう。
特に信者でない方がおしゃれのアイテムとしても問題のないものです。
十字架によく使われる素材としてはダイヤモンド。
そしてダイヤモンドと同じぐらい見られるのが無色透明のロッククリスタルです。
その他、パールやガーネットも特に19世紀に使われています
また特に宝石を使わない十字架(クロス)も多く、その場合エナメルが施されていることもあります。
十字架(クロス)は西欧の多くの国で古くからジュエリーにされてきた数少ないモチーフですので、生産地によっていろいろなスタイルが見れるのも面白いです。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
アンティークリング、アンティークネックレス、アンティークピアス、アンティークブレスレット等、希少なヨーロッパのアンティークジュエリーを随時100点以上揃えています。
シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。