アンティークロングチェーンソートワール(センチメンタルジュエリー 手のモチーフ)

長さ127センチ、ロングアンティークチェーン アンティークジュエリーの中でもひときわ人気があり、そしてなかなか出てこないのが1メートルを超えるロングチェーン。
このチェーンは一重の場合、長さ127センチ。
二重で着けると65.5センチで、留め具を反対側のループにつけていただくと二重にしたときも綺麗なグラデーションを描くように出来ています。
レイトジョージアンからロマンチック時代にかけての(1830-1840年頃)の典型的な編み方です。
いくつもの小さなゴールドのパーツをはめ込んでチェーンを完成させていてく、非常に手の凝った編み方で19世紀後期のハンドメイドのチェーンとはまた異なる編み方です。
複数のパーツをつなげて立体的にチェーンを編んでいくので、アンティークチェーンの中でも特別手が込んでいます。 留め具のところが手のモチーフになっています イギリスでもフランスでも1830年頃のチェーンのクラスプに、手がモチーフにされたものが時々見られます。
当時、結婚式の時に手をつなぐ習慣があったのだとか。
手のモチーフはアンティークジュエリーで登場する機会はそれほどなく、そのほとんどがこの時代のネックレスのクラスプ、あるいはカーブドアイボリーで時々見られます。
そうした意味で、モチーフだけで年代が特定しやすいのも面白いです。
綱(たづな)を手で握り締めている様子が表現されていて、その手綱が留め具へとつながっています。
特にデコラティブなのが手首周辺で、手首まわりをぎゅっと絞った当時の貴族らしい華やかな衣装が金細工で華やかに描かれています。
19世紀前期らしい美しいセンチメンタルジュエリーです。
18カラットゴールド。
留め具が二重にした状態の片端についていて、完全な1本のチェーンにはなりませんが、小柄な方でしたら3重も可能そうです。

  • 幅:1270mm 
    重量:18g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークロングチェーンソートワール(センチメンタルジュエリー 手のモチーフ)

  • チェーンの太さは1.5ミリでどちらかと言うと細身なので長さがあってもエレガント
  • 留め具の位置の関係でぎりぎりですが小柄な方でしたら3重も可能です
  • 編み方が特徴的で模様のように見えるので単品で存在感あるチェーンです
  • このようにゴールドのパーツを立体的に組み合わせてチェーンを編んでいます
  • この部分にフランスの古い時代の18金ん刻印、馬の頭が押されています
  • アンティークロングチェーンソートワール(センチメンタルジュエリー 手のモチーフ)
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アンティークエピソード

センチメンタルジュエリー 愛を誓うラヴジュエリー(ハートジュエリー)

アンティークジュエリーの中には、個人的な愛情や思い出を表現したセンチメンタルジュエリーと呼ばれるジュエリーが存在します。
センチメンタルジュエリーは大きく分けて「宗教的な信仰を誓うもの」「故人を偲んだモーニングジュエリー(mourning jewelry)」「愛する人との永遠の愛を誓うジュエリー」に分けられます。
ここではラヴジュエリーについて書きますが、モーニングジュエリーについては下記をご参照ください。
センチメンタルジュエリー モーニングジュエリー(mourning jewelry)

センチメンタルジュエリーがヨーロッパで製作されはじめたのは1800年前後からです。
下記は18世紀末のハートモチーフの胸飾り。
後ろの構造から元々衣類に縫い付けられていたものと思われます。

18世紀のハートの胸飾り

ロケットやブレスレットのクラスプに、小さな肖像画を入れたセンチメンタルジュエリーもイギリスで1830年頃に流行します。
目だけ描かれた肖像画をジュエリーにするというのも1780年代から流行します。
ポイントは肖像画に描かれた人を特定するのが難しく、秘密にできるということです。
下記はヴィクトリアアルバート美術館所蔵の「lover's eye」のブローチ。
製作年度は1800-1820年。

モーニングジュエリー
(c)Victoria and Albert Museum, London

フランスでもセンチメンタルジュエリーは作られましたが、数は少ないです。
またイギリスのやや大げさなほど「約束」を前面に出したものではなく、ハートや花などのモチーフ(そのモチーフが持つメッセージ性)を上手に生かしたもの。
手で愛情を表現したものなども好まれました。

センチメンタルジュエリーは、文字が彫られたものもあります。
下記は当店で販売済みのシール(印章)。
「plus loin plus serre(離れれば離れるほど(心は)近くに)」というロマンティックな愛の言葉が彫られています。

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

またセンチメンタルジュエリーのラヴジュエリーのモチーフの一つとして人気が高かったのが、ハートです。
ハートの起源は古く、中世にまで遡ります。
キリストが「自らのハートを人々への愛の証として見せる」、ということから始まりますが、心臓は愛と感情が宿る大切な場所ということで、ハートモチーフのジュエリーは愛情や幸福を象徴しています。

下記は当店で販売済みのダブルハートのペンダント。
エナメルで描かれた花はパンジー(pensee)、花言葉は「私を想って)です。

ダブルハートとのエナメルのペンダントネックレス

下記はイギリス、ヴィクトリアアルバート美術館所蔵のハートモチーフのリガード(Regard)ペンダント。
ハートと南京錠で、「あなたが私のハート(心)の鍵を握っている」と言うメッセージを伝えています。
また使用されている宝石は左からルビー(ruby)、エメラルド(emerald)、ガーネット(garnet)、アメジスト(amethyst)、ルビー(ruby)、ダイヤモンド(diamond)でその頭文字をとって「Regard」のメッセージが込められています。

リガードハート
(c)Victoria and Albert Museum, London

下記もイギリス製のダブルハートのペンダントで、ヴィクトリアン後期の製作です。
ダブルハートと鍵がモチーフの何ともロマンチックなモチーフです。

ヴィクトリアン、ダブルハートと鍵のブローチ(19世紀後期/イギリス/ルビー、ダイヤモンド)

フランスジュエリーでは特にベルエポック時代に、良質なハートのジュエリーを見つけることができます。

下記は当店で販売済みのハートペンダント、ロケットになっています。

ハート型アンティークロケットペンダント(3色カラーゴールド、天然真珠)

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