珍しいキリスト教のアンティークジュエリー19世紀後期のフランスの18Kメダルペンダント。
聖人クリストフォルス(セント・クリストフォロフ)がそのモチーフになっています。
表面には、Christophorusが小さな男の子に成りすましたイエスを背負い川を渡る、キリスト教の伝承で有名なシーンが力強く彫金されています。
川を渡るうちに男の子がどんどん重くなっていき、苦労するSt.Christopherの姿がよく出ていると思います。
旅行者の守護聖人を、旅のお守りに裏面はさまざまな乗り物が描かれています。
カトリック教会で聖クリストフォロスは旅行者の守護聖人だからです。
信者の方もそうでない方にとっても旅のお守りとしても、とても心強いメダルペンダントになりそうです。
フランスの金の刻印あり。
注:チェーンはついていません。
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アンティークジュエリーで時々「メダイユ」という言葉が出てくると思いますが、これはフランス語で「メダル」という意味の言葉です。
このような小さくて丸い金のメダルをチェーンに通してネックレスやブレスのチャームとして使います。
メダイユの題材として一つ大きなのは、聖母像や十字架、聖人像など宗教的なモチーフです。
キリスト教関係で特に見るのが、天使ラファエルと聖母マリアのメダルです。
それ以外の聖人では、これまで洗礼者ヨハネ。
旅の守護神St.Christophe(サンクリストフ)を扱ったことがあります。
下記はカルティエ社による聖人のメダルです。
メダルは宗教的なもの以外にも、「愛」を描いたラブメダルもあります。
下記のフランスで著名なレイモン・ペイネ(ペイネの恋人たち)のラブメダルです。
ラブメダルとしては、AUGIS社のメダルを思い浮かべられる方も多いことでしょう。
AUGISのラブジュエリーに関しましては
Maison Augisのラブジュエリー(愛のメダル、愛のリング)をご参照ください。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。