エンジェル（大天使）ラファエルのアンティークメダル（メダイユ）

大天使ラファエルのメダル 天使をモチーフにしたアンティークメダルペンダント。
描かれているのは、大天使ラファエルです。
大天使ラファエルはあらゆる「癒し」を施し、旅人を守り音楽家の守護天使とされています。
天使の特徴であるふっくらとした頬や腕、カールした髪や愛くるしい表情。
すべてがゴールドのみで作られています。
艶のある箇所と艶消しが施されている箇所があります。
天使の顔や背景はマットな質感、外枠や天使の羽や髪の毛は艶がでています。
わずか1.5センチほどの小さな面積のメダルの中で、テクスチャーの違いが構図に奥行きを生んでいます。 署名（サイン入り）のメダルです 特筆すべきは作家の署名が入っている点です。
正面から見て左上に手書きでサインが入っています。
おそらくMonkurと書かれています。
アンティークメダルでは時々このように作家の名前が彫られた作品を見つけることがありますがやはり数は少ないです。
署名はやはりハイクラスの作品で見ることが多いです。
外枠ジオメトリックな凸状の細工が施されていて、メダルとしてはあまりコンサーバティブすぎる雰囲気が出ていないところも着けやすいです。
フランスのゴールドの金位の刻印の他に、工房印が押されています。
作家の刻印と工房の刻印が、これだけ小さなメダルのジュエリーに入っていることは稀です。
この工房印は先日ご紹介した時計のメダルと同じ工房印です。
共にチャームメダイユ（メダル）として金細工が素晴らしく、かなりハイクラスの工房の作品であることが分かります。
20世紀初頭のフランス製。
18カラットゴールド。
注：チェーンは付いていません。

幅：15mm　
重量：1.9g
商品の状態：良好
販売価格：売り切れました。

エンジェル（大天使）ラファエルのアンティークメダル（メダイユ）

穏やかな優しい横顔の天使、頬やおでこのあたりはふっくらとさせています
直径1.5センチ強、薄いですが空洞ではないので重さもしっかりあります
場所によって艶消しや厚みが異なり、表情豊かで奥行きがあります
左上に作家の署名、通し輪の左が金の刻印、右が工房印
裏面はフラットでマットな質感です

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アンティークエピソード

天使（エンジェル）とキューピッドのアンティークジュエリー

天使（エンジェル）やキューピッドはアンティークジュエリーで長年好まれて題材にされてきたモチーフです。
その愛らしい姿を時には彫刻で、時にはエナメルで描いてきました。
下記は天使のエナメル彩です。
フルートを手にした愛らしい天使が、エンジ色のエナメルを背景に活き活きと描かれています。

天使（エンジェル）とキューピッド（Cupid)の違い
天使（エンジェル）とキューピッド（Cupid)の違いをご存知でしょうか？
似ていますが厳密に言うと異なります。

エンジェルは、キリスト教で神の使い＝天使。
弓矢は持ちません。

「Cupido（キューピッド）」はローマ神話における「愛の神」で、弓矢を持ちます。

どちらがモチーフになっているか弓矢を持っているか否かを見れば分かり易いです。
例えば下記は弓矢を持っていますので、キューピッドがモチーフになっていることが分かります。

ヨーロッパでは「バレンタイン＝キューピッド」を思い浮かべる方も多いようです。

下記は弓矢を持っていないので天使です。

エンジェルやキューピッドのジュエリーと言いますと愛らしく甘いジュエリーを思い浮かべるかもしれませんが、フランスのアンティークジュエリーではキューピッドや天使は意外に写実的です。
可愛すぎることなくジュエリーのデザインとしても美しく仕上げられたものが多いです。
下記は当店で販売済みの、才智に満ちた天使のジュエリーです。
天使が首をかしげて、膝をついて星を眺めています。

エンジェルやキューピッドをモチーフにしたアンティークジュエリーは幸福を呼びそうということもあり世界中のコレクターに探されています。