銀製アンティークロングチェーン(フィリグリー細工143センチ)

壮麗な銀製のフィリグリー細工ロングチェーン 編み目の細かなフィリグリーのチェーン。
モチーフはなんと全部で73個。
その一つずつがフィリグリー線細工でできていて、そのモチーフ一つずつの両面にミルグレインが施されているのですから、その作業量は膨大です。
しかも楕円形のメインモチーフの間と間に、真円のパーツが入っていますが、この部分にも全て線模様がつけられています。
しかも両面につけられています。
モチーフにはいずれもかなり厚みがあり、手にしたときもかなり重量感のあるチェーンです。
ゴールドではかつてこのようなフィリグリーチェーンを入手したことがありますが、銀製のフィリグリーチェーンでここまで壮大なチェーンは初めて入手します。
フィリグリーチェーンは銀製でも作られていますが、1連タイプのものが多く、100センチを超えるようなものは稀です。
フィリグリー細工、そしてそのモチーフの両面にすべてミルを打つといったいうことは、当時であっても膨大な作業量です。
であればより高価な素材であるゴールドで行うことが一般的だからです。 長さ143センチと3重も可能なソートワール 長さは143センチです。
2重はもちろん3重も余裕を持って着けることの出来る長さです。
銀製のアンティークチェーンでこれだけ長さのあるものは、仮にフィリグリー細工でなくても少ないです。
アンティークチェーンの価格が高騰する中、実は銀製のチェーンの価格もかつてに比べますと驚くほど高価な値段をつけられることが増えてきています。
華やかな色合いのゴールドチェーンも素敵ですが、色に落ち着きのある銀製のチェーンは、普段着にも気軽にあわせることができるので便利です。
1880-1900年頃のフランス製。

  • 幅:1430mm 
    重量:36.5g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

銀製アンティークロングチェーン(フィリグリー細工143センチ)

  • 楕円モチーフの大きさが5.5ミリx1.2センチと小さめでぎゅっと凝縮してます
  • 2連はもちろん3連も可能な長さ。縦長のチェーンですっきりとした雰囲気です
  • マーユ(楕円)の内側は草の模様、この部分がフィリグリー細工で作られてます
  • 楕円モチーフの間に入ってるギザギザの入った真円モチーフも良いアクセント
  • フランスの銀の刻印あり
  • 銀製アンティークロングチェーン(フィリグリー細工143センチ)
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アンティークエピソード

アンティークジュエリーの金細工「フィリグリー」

アンティークジュエリーの醍醐味の一つはその手の込んだ繊細な金細工です。
あまりに緻密な細工であるため、時として肉眼では見切れないほどです。

肉眼で見切れないほどの金細工を当時、どのようにして職人さんは製作していたのでしょう?
それは手の感覚だったと言います。
熟練した職人さんは最後は手の感覚で、金細工を仕上げていったのです。

フィリグリー細工とは、金や銀を糸のように細くして巻きあげ模様をつくる金細工の一技法です。
可鍛性(かたんせい)といって、衝撃や圧力で破壊されることなく変形できるゴールドの性質を利用した加工方法です。
繊細な金細工で、20世紀初頭以前のジュエリーに見ることができます。
プラチナがジュエリーの世界で実用化されていくにつれ、このような手のかかる金細工技法は徐々に消えていきます。

フィリグリー細工は作られた時代が長期に及ぶので年代の特定が難しいところですが、下記の「マーユ」と呼ばれ楕円形の編みにフィリグリー細工を施したネックレスやブレスレットの大半は、1880-1900年頃のフランスで作られました。

アンティーク フィリグリー金細工ゴールドチェーン

まるで糸のように自由自在に美しいラインを描いています。
このようなフィリグリー金細工のゴールドあるいはシルバーの「チェーン」はほとんどがフランス製になります。
同時代のイギリスではまず見られません。
下記はやはりフランス製の銀製のフィリグリーチェーンです。

銀製アンティークフィリグリーロングチェーン(ソートワール)

一方、大陸ヨーロッパではフランスの他にも数は少ないですがドイツやオーストリアハンガリー帝国でもフィリグリー細工を用いたジュエリーは作られました。
しかしチェーンではなくブローチ等が多く、作品の雰囲気もフランスのフィリグリー細工とは異なります。
下記はロンドン、ヴィクトリアアルバート美術館所蔵のドイツ製のシルバーフィリグリーのブローチです(1872年製作)。

シルバーフィリグリー

(c)Victoria and Albert Museum, London 2018

銀製のフィリグリー細工はこの他、ポルトガル、エジプト等でも見られます。

下記はやはりフィリグリー細工のブレスレットで、素晴らしいフィリグリー細工に加えて更に金線に芥子真珠がセットされています。
年月とともにこうした芥子真珠は欠けていくことが多いのですが、非常に状態が良く残った希少な例です。

フィリグリー金細工アンティークチェーンブレスレット(シードパール)

下記はエナメルと共にフィリグリー細工が施された例です。

フィリグリー細工アンティークペンダント(透かし、赤エナメル)

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