アンティーク フィリグリー金細工ゴールドチェーン

重量感、長さ申し分のないフィリグリー金細工チェーン お探しの方が多いフィリグリー金細工のゴールドチェーン。
フランスアンティークジュエリーのまさに王道を行く、この「マーユ」と呼ばれる編み目のゴールドチェーンは元々品薄状態でした。
5年程前ぐらいからは更にガクッと少なくなり、一時はまったく見つけることができなかったぐらい幻のアンティークジュエリーと化していました。
それが少し変化したのがこの1-2年で、ゴールドの価格が少し安定してきたことも安定しているのか、僅かながら在庫が流通するようになりました。
しかし10年前の価格に比べれば、2-3倍高価に取引されることが多く、特にこのチェーンのように長さがしっかりとした重量感あるチェーンは入手不可能な時期が続きました。
今回、50年ほどのキャリアを持つフランスのディーラーさんからいくつか譲り受けて久しぶりに入荷できました。
このチェーンは特に手にしたときの重量感がしっかりあり、これほどぐっと存在感のある高級感あるフィリグリーチェーンは実に久しぶりに手にします。
長さも72センチと文句のないたっぷりとした長さです。 モチーフの両面にぎっしり施されたミルグレイン フィリグリーのチェーンは何と言ってもお探しの方が多いため、日本でもとにかくフィリグリーチェーンは何でもかんでも紹介されています。
しかし密な細工が施されておらず明らかに美しいと思えないものや、表面積に対して重量が少なすぎてすぐにモチーフが裏返りそうなものまで、そのクオリティーは様々です。
それもフィリグリーチェーンをお探しの方がそれだけ多いからなのでしょう。
ただアンティークのゴールドチェーンは他のアンティーク以上に、気を負わずに長くヘビーローテンションして頂けるアイテムですので、良いものをお選びいただきたいところです。
特にこれだけ長さがある場合は、それなりの重量感があるものが望ましいです。
こちらのチェーンは編み目も、格別に美しいです。
マーユ(編み目)の内部で、草花のモチーフが上下左右に対称に伸びますが、その中央部分を花束のようにゴールドで束ねています。
手が込んだ美しい模様です。
1880-1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。

  • 幅:720mm 
    重量:15.9g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティーク フィリグリー金細工ゴールドチェーン

  • 厚みのある美しい編み目。楕円モチーフは横6.5ミリ、縦1.4センチ程
  • たっぷりとした長さ。セーターの上からでも重みもあるので落ち着きが良いです
  • 左右対称にフィリグリー細工が伸びるマーユと呼ばれる編み目です
  • 落ち着いたしかしながらしっかりと明るいイエローゴールドの色も良いです
  • 長さがあるので留め具は不要ですがございます
  • アンティーク フィリグリー金細工ゴールドチェーン
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アンティークエピソード

アンティークジュエリーの金細工「フィリグリー」

アンティークジュエリーの醍醐味の一つはその手の込んだ繊細な金細工です。
あまりに緻密な細工であるため、時として肉眼では見切れないほどです。

肉眼で見切れないほどの金細工を当時、どのようにして職人さんは製作していたのでしょう?
それは手の感覚だったと言います。
熟練した職人さんは最後は手の感覚で、金細工を仕上げていったのです。

フィリグリー細工とは、金や銀を糸のように細くして巻きあげ模様をつくる金細工の一技法です。
可鍛性(かたんせい)といって、衝撃や圧力で破壊されることなく変形できるゴールドの性質を利用した加工方法です。
繊細な金細工で、20世紀初頭以前のジュエリーに見ることができます。
プラチナがジュエリーの世界で実用化されていくにつれ、このような手のかかる金細工技法は徐々に消えていきます。

フィリグリー細工は作られた時代が長期に及ぶので年代の特定が難しいところですが、下記の「マーユ」と呼ばれ楕円形の編みにフィリグリー細工を施したネックレスやブレスレットの大半は、1880-1900年頃のフランスで作られました。

アンティーク フィリグリー金細工ゴールドチェーン

まるで糸のように自由自在に美しいラインを描いています。
このようなフィリグリー金細工のゴールドあるいはシルバーの「チェーン」はほとんどがフランス製になります。
同時代のイギリスではまず見られません。
下記はやはりフランス製の銀製のフィリグリーチェーンです。

銀製アンティークフィリグリーロングチェーン(ソートワール)

一方、大陸ヨーロッパではフランスの他にも数は少ないですがドイツやオーストリアハンガリー帝国でもフィリグリー細工を用いたジュエリーは作られました。
しかしチェーンではなくブローチ等が多く、作品の雰囲気もフランスのフィリグリー細工とは異なります。
下記はロンドン、ヴィクトリアアルバート美術館所蔵のドイツ製のシルバーフィリグリーのブローチです(1872年製作)。

シルバーフィリグリー

(c)Victoria and Albert Museum, London 2018

銀製のフィリグリー細工はこの他、ポルトガル、エジプト等でも見られます。

下記はやはりフィリグリー細工のブレスレットで、素晴らしいフィリグリー細工に加えて更に金線に芥子真珠がセットされています。
年月とともにこうした芥子真珠は欠けていくことが多いのですが、非常に状態が良く残った希少な例です。

フィリグリー金細工アンティークチェーンブレスレット(シードパール)

下記はエナメルと共にフィリグリー細工が施された例です。

フィリグリー細工アンティークペンダント(透かし、赤エナメル)

特にフィリグリーのアンティークチェーンは皆様から多くのご要望をいただきますが、需要においつけていないアイテムです。
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