アンティーク天然真珠ネックレス(グラデーション、細身)

華奢で細身の天然真珠ネックレス 19世紀前半のフランス製と、とても古い時代のすべてに天然真珠が使われたネックレスです。
中心部分に大きめの真珠が使われていて、留め具に向かって段々に小さい真珠になっていきます。
一番大きい真珠が直径5ミリほどで、小さいものが2ミリほど。
天然真珠だけをつなげた細身のネックレスで長さが41センチ。
上品に一連で首元に着けていただくタイプのネックレスです。 本当はとても貴重な天然真珠のネックレス エピソードでもご紹介していますが、アンティークジュエリーの特にネックレスで、全て天然真珠が使われているものは驚くほど少ないです。
実際は、アンティークジュエリーで天然真珠と唄われているもののかなりの数が、養殖真珠です。
ネックレスは特に多くの真珠を使いますので、純粋に天然の真珠で作るには、これぐらいの大きさの真珠でないと天然ものというのは難しいのです。
留め具部分は18Kゴールド。
小ぶりで上品な留め具も、昔らしいポエティックな味わいがあります。

  • 幅:410mm 
    重量:3.4g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティーク天然真珠ネックレス(グラデーション、細身)

  • 天然真珠は小ぶりでも光と色の拡散に独特の存在感があります
  • 首に一連で着けるのにちょうど良い長さ。細身で可憐で日本女性によく合います
  • 天然真珠のネックレスはこのように糸の結び目がなく穴がとても小さいのが特徴
  • 留め具が18Kホワイトゴールド。小ぶりで上品でネックレスによく合ってます
  • 留め具部分は3ミリx1.3センチ(通し輪を含む)華奢なのによく機能します
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アンティークエピソード

アンティーク=天然真珠(ナチュラルパール)は大きな間違い

アンティークジュエリーに詳しい方でしたら「昔は養殖の技術がなかったのだから、アンティークジュエリーで使われている真珠は全て天然真珠ですよ」といったことを聞かれたことがあるでしょう。
これはアンティークジュエリーの業界のセール文句になっているようですが必ずしも正しくはありません。
アンティークジュエリーに使われている真珠の多くが天然真珠です。
しかし全てが天然真珠ではありません。

上記の「アンティーク真珠=全て天然」説はヨーロッパで養殖真珠が本格的に市場に出始めるのは、一般的に1920年代頃からと言われていますからそれに基づいた論拠ということになります。
しかし養殖真珠はそれ以前にヨーロッパに存在し、一説には1880年頃から存在していたと言われています。
実際に1900年頃のヨーロッパのアンティークジュエリーから一部に使われています。
例えば下記をご覧ください。

こちらはフランスの有名なジュエリー専門のオークション会社のカタログからの抜粋です。
クリスティーズをはじめ世界の著名なオークション会社の競売では、真珠に関して天然か養殖か明記します。
この「真珠とダイヤモンドの指輪」は「1900年頃に製作されたと」推定されていますが、ジュエリーの説明文のところに「Perles de culture(養殖真珠)」と言う記載があります。


同じカタログから別の事例をご紹介いたしましょう。
こちらは花綱模様の美しい典型的なベルエポック時代のダイヤモンドと真珠のペンダントです。
こちらは1910年頃の推定と先ほどの作品より僅かに後年になりますが、こちらは「une perle en pampille(天然真珠の房飾り)」と記載があります。
天然真珠になります。



天然真珠の評価がもっとも高かったのは、20世紀の初頭です。
1900-1920年頃は非常に美しい天然真珠のジュエリーが作られた時代であるのと同時に、初期の頃の養殖真珠がジュエリーに使われはじめた時代でもあります。

この時代に天然真珠として最大に近い大きさの最高級の天然真珠を使ったロングネックレスは、現在の貨幣価値に換算して約10億円で取引されたと言う記録が残っています。

養殖真珠が多く市場に出回るようになったのは、1920年頃からです。
1940年代にはもう養殖真珠が凌駕していき戦後は言うに及びませんので、美しい天然真珠が用いられたアンティークジュエリーを探すのであればやはり1930年代頃までというべきでしょう。

「養殖真珠」といっても本当の初期の頃(20世紀初頭)の養殖真珠は真珠層が厚くとても出来がいいです。
例えば下記は、1920年前後に英国で製作された養殖真珠のネックレス。
真珠の粒は0.8センチ程です。

1920年養殖真珠

現代の養殖真珠とは雲泥のレベルの差があり、それはそれで近年では高額に取引をされています。
天然真珠への評価が高まる昨今では、初期の頃の養殖真珠はヨーロッパのオークション等で非常に高価な値段がついてきています。
養殖真珠へのイメージが大きく変わるのではないでしょうか?

アンティーク真珠に関して更に詳しい情報は、アンティーク真珠についてをご参考ください。

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