フランスアンティークチェーン(18カラットゴールド 長め)

長さ58センチ、ペンダントを通すことも出来るタイプのアンティークチェーン 先日から立て続けにご紹介してまいりましたアンティークチェーン、こちらが最後の一点になります。
シンプルな編み目のハンドメイドチェーンで、作られたのは1900年頃。
ベルエポック時代によく見られる、現代のイエローゴールドとピンクゴールドの間のような少し華やぎのあるローズゴールドの色が美しいチェーンです。
長さ58センチと一連のチェーンとしてはゆったりとした長さであるところが嬉しいところです。
前回のチェーンに比べると重量はありませんが細すぎず華奢な作りのチェーンではございませんので、ペンダントを通すのにも十分な耐久性があります。
ハンドメイドのチェーンはやはり編み方に味わいがあり美しく、雰囲気的にもアンティークペンダントによくあいます。
いつもリクエストを非常に多く頂くアイテムですが、このようなシンプルな編みの長さあり&堅牢さありのチェーンはなかなかこれが出てこないのです。
このチェーンを放出した後は、しばらく当店でもご紹介出来ないと思いますので、こちらのチェーン早い者勝ちでどうぞ。 単品でペンダントを通して、重ねづけに、ブレスレットに様々にご活用ください 編み方としてはアンティークチェーンに比較的よく見られる楕円のパーツを方向を変えながら、交互に編みこんだチェーンです。
楕円は横幅2ミリ弱、縦幅約3ミリ弱。
小ぶりのパーツが数多く、丁寧に編みこまれています。
よく見るとこの楕円のパーツも全ての箇所が均一の太さになっているのではなく、現代のゴールドチェーンのように一様に光らず、ピカピカとした感じになりません。
現代のゴールドチェーンよりずっと鈍い光り方をするゆえに、アンティークのペンダントと雰囲気がよく合うのです。
長さがあり見るからに丁寧に編まれた感じが伝わってくるチェーンです。
ペンダントに合わせる他、単品で使っても素敵ですし、複数のチェーンを重ねてつけるのにも向きます。
ゴールドの色が明るく華やかですので、手首に何重かに巻いてブレスレットのように使っても今風になり面白いと思います。
1900年頃のフランス製。
18カラットゴールド。

  • 幅:580mm 
    重量:2.9g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

フランスアンティークチェーン(18カラットゴールド 長め)

  • ベルエポックの時代によく見られる艶やかな色のローズゴールド
  • 胸元近くまでくる長さなので、トップスの上から着けるのにも便利です
  • 太さは2ミリ弱、細すぎないです。シンプルな編み方で堅牢さもあります
  • アンティークチェーンで比較的見るタイプの編み方、飽きないシンプルな美しさ
  • 旧式の留め具。刻印はほぼ消えかかっています
  • フランスアンティークチェーン(18カラットゴールド 長め)
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フランスアンティークチェーン(18カラットゴールド 長め)

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アンティークエピソード

アンティークチェーンの魅力

アンティークチェーンと現在のチェーンはまったく別物と言ってよいほど価値が異なります。
アンティークチェーンは基本的にはハンドメイドです。
20世紀に入りますと部分的にマシンメイドされたものなども出てきますが、それでもハンドメイドでの作業が入っています。

オールハンドメイドのチェーンは簡単に言えば、一つ一つのゴールド(あるいは銀やプラチナ)の輪を叩きながら形成し、溶接作業でつなぎ合わせてチェーンを作っています。

下記は当店で販売済み、19世紀前半-半ばまでのゴールドチェーン。
細かなパーツの一つずつがハンドメイドで作られているのが、写真からも伝わってくると思います。
よく見ると微妙にパーツが同一ではないのです。

金細工ゴールドチェーンネックレス(19世紀前半ー半ば)

それに対して現在のチェーンはすべての作業が機械化されています。
機械の先から編みこまれたチェーンが出てきます。
これによって丈夫さも美しさも着け心地も変わってくるのです。
機械による作業では均一的にしか金属が流れませんので、金属独特のしなり等に対応しきれません。
金属は叩くことで強度を出ますから(分子に強度が出るため)、機械化されたチェーンでは力のかかるところでチェーンが切れやすいのは当然と言えます。

一方のハンドメイドのチェーンは接合部分が作りこまれていると丈夫なのはもちろん、自然にチェーンが流れて装着した時も綺麗なラインを描いてくれます。
すべての網目が一様になった現代のチェーンは光があったときも均一的に輝き、特にイエローゴールドのものはギラギラしてしまって上品とは言えませんが、1つ1つのパーツが手作業で仕上げられたアンティークチェーンは、それぞれが完全に均一ではなく、光が当たった時も一様にはギラギラと光らずもっと鈍い輝きになります。
それが品の良い落ち着きをもたらしています。
下記も当店扱いのこちらは19世紀半ば頃のアンティークチェーン。
光の当たり方が一様でないのが分かると思います。

アンティークゴールドチェーン(ハンドメイド 18金ゴールド 古色ゴールド)

当店にご連絡を下さるお客様でアンティークチェーンをお探しの方は非常に多いです。
特に多いのが下記のようなフィリグリー細工のチェーン。

フィリグリー細工アンティークチェーンネックレス(ソートワール、ロングネックレス)

また下記のようなプラチナのアンティークチェーンは製作された期間が非常に短く(1910-1920年代)、その分お探しの方も多いですし非常に見つけずらいアイテムです。

プラチナのアンティークチェーン

また先日、「アンティークチェーンの価格」についてお電話でご質問を受けました。
近年、円安傾向にありますね。
「円安を受けてアンティークチェーンの価格も2-3割上がってしまうのでは?」と言ったご質問でした。
価格に関してはもちろん高騰していますが、チェーンはまず価格というより非常に見つけずらくなってきています。
まず出てこないのです。
そして希少になってきているために、為替の問題だけでなくユーロ建てでも非常に値段があがってきてしまっています。
アンティークジュエリー全体にこうした傾向はありますが、アンティークチェーンは特にその傾向が強いです。
もちろん良いものをなるべくリーズナブルに仕入れられるよう頑張りますし幸運に恵まれることもありますが、一般的な状況は上記の通りです。

また「ちょうど良いチェーンの長さの計り方」についてもご質問を頂きました。
HPに○センチと記載がされていても、装着時のイメージが湧きにくく困ってらっしゃる方も多いと思います。
そんな時にお薦めなのが、糸を使った計測方法です。
糸をそのチェーンの長さに切っていただいて、首にぐるりとかけて頂きます。
お手持ちのチェーンをあわせられたいということでしたら、ペンダントも是非その糸にかけてみてください。
ご紹介をするのも申し訳ないほど原始的な方法なのですが、やってみるとやはり視覚的にイメージがつかめます。
ペンダントトップは垂れる部分がありますので、少し短めのほうが綺麗だったりと色々と発見があると思います。

もちろんブレスなどにも応用ができますが、チェーンは特に細いものなので、糸とのイメージの違いが起こりにくく特に有効です。
侮れない方法ですので、ぜひ一度お試しください。

繊細なイメージの強いアンティークチェーンかもしれませんが、実はお手入れも可能です。
特に宝石のついていない、18金のゴールドチェーン(YGでもWG)、また高カラットのプラチナチェーンについては、下記のような洗い方が出来ます。
「食器用の中性洗剤で洗う」です。

チェーンをぬるま湯につけてから、いわゆる家庭用な中性洗剤で、指のはらで丁寧に該当箇所を軽くこすります。
それからまたぬるま湯で丁寧に洗い流してください。
それからティッシュや布などでざっくり拭いて、ドライヤーなどでよく乾かしてください。

繊細な作りなのにそんなことをして大丈夫?と思われるかもしれませんが、18金ですので大丈夫です。
ポイントは丁寧にゆっくり洗うことと、よく乾かすことです。
また上記は非常に負担の少ない洗い方で、市販のジュエリークリーナーよりも負担は少ないです。

工房の方いわく、日常の中でつく汚れは主に皮脂の汚れ(油汚れ)であることが多いので、上記の方法は有効だそうです。

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