ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)

繊維状のインクルージョンによりキャッツアイ効果が生まれる宝石、ホークスアイ なじみのディーラーさん宅で「何の石だろう?」とその深い濃紺色から視線をはずせなくなったのが、こちらのネックレス。
美しい縞模様の神秘的なこの宝石はホークスアイ(Hawks Eye)、鷹の目石でした。
同種で色の異なるタイガーアイは目にしたことがありましたが、ホークスアイは初めてです。
ホークスアイはタイガーアイの色違いで、タイガーアイが褐色であるのに対して、ブルーブラックです。
ブルーを帯びた神秘的な色合いで、36石のホークスアイの色合いもそれぞれ異なります。
特徴的なのはそれぞれのホークスアイに、繊維状の結晶が見えること。
これこそがホークスアイの特徴で、光線の反応で縞模様になって見えます。
縞模様が少しグレイを帯びたもの、茶色を帯びたもなど石によって微妙に色が異なり、そうしたところも天然の石ならではの魅力です。
カボションカットされたホークスアイ、艶も豊かです。
深い濃紺から発せられる美しい縞模様が神秘的で、目が離せなくなります。
黒い色調の宝石を生かしたアールデコのジュエリー こうしたホークスアイの美しいジュエリーをメイン石として使うのは、フランスではアールデコ期、特に1920年代に流行します。
この時代、黒石ではオニキスを重用したジュエリーが多く見られますが、ホークスアイはもともと宝石として絶対数が少ないため、この時代に好まれながらも現存するジュエリーは少ないです。
原色の色の対比を好んだこの時代にふさわしく、ブルーブラックのホークスアイとは対照的に透明色と褐色のクリスタルがホークスアイの石と石の間にセットされています。
白と黒のビビットな色の対照がかっこよく、またゴールドの留め具で仕上げられていてエレガントです。
現代ではホークスアイもタイガーアイも人工的な処理を施されことがほとんどです。
このホークスアイのような神秘的な深い青色やそれぞれに異なる縞模様は、アンティークならではと言えるでしょう。
セッティング部分はゴールドで、セキュリティチェーンもついたしっかりとした作りですが、留め具部分は後年(戦後)糸直しの際に作りかえられていると推定されます。
ネックレスの長さは54センチ。
セキュリティチェーンで留めることで61センチのネックレスとして使うこともできます。

  • 幅:540mm 
    重量:59g
  • 販売価格:237,600円(税込み)

ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)

世界にひとつだけの一点もの

  • 大小のグラデーションになったホークスアイ。最大1.3センチ、最小9ミリ
  • 濃いボリュームある青色は引き締め効果がありとても着けやすい色です
  • ホークスアイの間に透明色と褐色のクリスタル
  • 光で縞模様が反射するホークスアイ、今では見ない上質な石です
  • 円形の留め具で留めるほか、セキュリティチェーンで留めることも可能です
  • ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)
  • ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)
  • ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)
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  • ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)

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ホークスアイ(鷹の目石)のアールデコネックレス(1920年代)

[通販価格:税込] 237,600円 (送料について)

アンティークエピソード[Antique episode]

タイガーアイ(虎目石)、ホークスアイ(鷹の目石)のアンティークジュエリー

アンティークでは時々、現代ではほとんど見ることのない珍しい宝石が使われたジュエリーに出会うことがあります。
その内のひとつがこのホークスアイです。
ホークスアイ(Hawks Eye)とはその名前のとおり「鷹の目石」という意味になります。
「タイガーアイ(Tiger Eye 虎目石)」でしたら聞いたことがあると言う方は多いのではないでしょうか?
宝石的にはホークスアイとタイガーアイは同じ石英(水晶)の一種になります。
水晶(石英)に含まれた繊維状のインクルージョンが青色を帯びたものをホークスアイ、褐色を帯びたものをタイガーアイと呼んでいます。

タイガーアイは古代から幸運を招く石として崇められてきました。
エジプトでは神々の像の目に当たる部分にこの石を使用したとされています。
ローマ人は霊力を授かる護符とし、インドでは光によって変色する美しさから、最も貴重な宝石として大切にしていたと言われています。
タイガーアイは19世紀からメイン石、脇石問わず比較的よく、特にイギリスのアンティークジュエリーで使われているのを見つけることがります。
下記は1840年頃に製作されたタイガーアイのカメオがセットされたゴールドブレスレットです。
タイガーアイ
黒地にブルーの光が目のように輝くホークスアイは、古代エジプトでは天空と太陽をつかさどる偉大な神「ホルス」にたとえられてきました。
タイガーズアイに比べるとずっと希少で一説には10分の1程度と言われています。

ホークスアイのネックレス

しかしホークスアイはアンティークジュエリーにおいても非常に珍しい宝石です。
ホークスアイの場合黒色の色調からアールデコの時代に好まれましたが、それ以外の時代ではほとんど見ることがありません。
どれぐらい珍しいかと言いますと、このネックレスを譲り受けたフランス人ディーラーさんは現地でも30年以上のキャリアがありますが、彼女のこれまでのキャリアの中でホークスアイのジュエリー(ともに1920年代のネックレス)出会ったのはこれで2回目だとか。
当店で長年お世話になっております、東京の鑑別士さんも実際に鑑別で出会うのはこれでやはり2回目だったそうです。
タイガーアイに比べましても宝石的に数がずっと珍しく数が少なく、そしてアンティークジュエリーにおいても「黒い宝石」が重用された時代は非常に限定されたからです。
この時代は、黒い石が不足してたとえば、着色されたカルセドニーがオニキスの代わりに用いられたほどです。

ホークスアイもタイガーアイも現代でもパワーストーンとして人気があるようですが、現代では天然のままでこのような美しい石はほどんど手に入りません。
加熱して変色をさせたり、脱色をさせたり、脱色をさせてさらにクロム鉛などに含浸して色付けをするなど、ありとあらゆる色を出すための人口処理が日常的に行われています。
無加工のタイガーアイおよびホークスアイはやはり、アンティークジュエリーで探すことをお薦めします。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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