アンティークブルーサファイヤペンダントネックレス(イギリスエドワーディアン ナイフエッジ)

サファイヤとダイヤモンド、2種類の宝石の艶やかな競演 鮮やかなブルーサファイヤとダイヤモンドの美しいネックレスです。
アンティークジュエリーの中でブルーサファイヤは意外に数が出てこない宝石で、そのほとんどが指輪にされています。
ブルーサファイヤを用いた特にネックレスは、この10年で5点ぐらいしか扱ったことがございません。
ブルーサファイヤを用いた良いレベルのアンティークネックレスはとても少ないのです。
アンティークのブルーサファイヤは現代のような人口処理を施していないため、紺に近い濃い青色のサファイヤが多いです。
しかしこのブルーサファイヤは色調が濃すぎない、艶やかな青色です。
19世紀後期のダイヤモンドラッシュ以降ですので、ダイヤモンドも透き通り燦々と煌きいています。
真ん中のブルーサファイヤの直径が約4ミリ(左右の二つのサファイヤが約3.5ミリ)、ダイヤモンドの直径が約3ミリと、見た目以上にしっかりとした大きさもあります。 イギリスエドワード王朝時代のジュエリーの醍醐味が詰まっています エドワード王朝時代のイギリスのジュエリーで(1910年頃)、その特徴がとてもよく出ています。
その一つがゴールド(イエローゴールド)バックのプラチナ。
横から見ると分かり易いです。
ダイヤモンドもブルーサファイヤも宝石はいずれもプラチナセッティングされていますので、正面からみたときは、ほとんどプラチナしか見えません。
しかしふとした瞬間にイエローゴールドが見えて、華やぎが増します。
ペンダント部分の地金はナイフエッジ加工が施されていて、正面から見るとまるで線のように繊細に細く見えます。
考えてもみてください。
信じられないほど薄くしかしきれいに延ばしたプラチナをゴールドで押さえた上で、その部分がまるで糸のように細く(見える)ナイフエッジになっているのです。
この「ゴールドバックのプラチナとナイフエッジの宝飾技術」はまさにエドワーディアンジュエリーならではの醍醐味です。
またドロップラインが直線的に細く長く垂れるようなデザインも実に、この時代らしいです。
質の高い宝石と、洗練された宝飾技術、直線的なクールなライン。
エドワーディアンジュエリーの王道を行く、ジュエリーです。
オリジナルのチェーンもプラチナで、その留め具のところのみがまたイエローゴールドに切り替わっています。
この時代のプラチナチェーンは非常に人気があり、ハンドメイドのプラチナチェーンだけでも価値があります。
ネックレスの長さは37センチ。
少し短めでしたので、工房で雰囲気を合わせたプラチナのアジャスターを作ってもらいました。
10センチの長さですので最大47センチにしてつけていただくことができます。
もちろん途中の長さで例えばプラス5センチにして着けていただくこともできますし、取り外して37センチのまま着けていただくことも可能です。

  • 重量:5.8g
  • 販売価格:205,200円(税込み)

アンティークブルーサファイヤペンダントネックレス(イギリスエドワーディアン ナイフエッジ)

  • 右が10センチのアジャスターです。取り外しが自由にできます
  • 本来的には首に少しタイトに短めに着けていただくネックレスです
  • ほぼ9割がイエローゴールドでプラチナは薄く延ばされています
  • こちらが10センチのアジャスターを付けて長さを47センチにした状態
  • 20世紀初頭特有の網み目のプラチナチェーン、そしてゴールドの引き輪
  • アンティークブルーサファイヤペンダントネックレス(イギリスエドワーディアン ナイフエッジ)
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アンティークブルーサファイヤペンダントネックレス(イギリスエドワーディアン ナイフエッジ)

205,200円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

アンティークジュエリーの宝飾技術「ナイフエッジ技法」

ナイフエッジとはナイフに例えた細工のことで、刃の面が鋭く細く、手を当てる側が太くなっていることからこう呼ばれます。
出来るだけ金属の部分を目立たなくした作りです。
ナイフの刃を上にして立てた状態の物で、正面からは細い線のようにしか見えないので、その上にセットされた宝石が宙に浮かんでいるように見えます。

下記は当店で販売済みのダイヤモンドのピアス。
正面から見たときはこのように線のように細いラインしか見えません。

アンティークダイヤモンドピアス(縦ライン、ナイフエッジ)

同じピアスを横から見たとき。
横で幅を持たせて堅牢さを出しているのが分かります。

アンティークダイヤモンドピアス(縦ライン、ナイフエッジ)

ヤスリで擦って表からは、細い線にしか見えないようにしています。
手作りだからこそ出来る技ですし、見た目より強度が高められているという高度な作りです。
アンティークジュエリーでもものすごく古い時代のジュエリーには見られず、19世紀末から20世紀初頭の「イギリスではエドワーディアン」、「フランスではベルエポック時代」のジュエリーに見られる宝飾技術です。
ナイフエッジの魅力は一言で言うと「繊細でシャープなライン」。
20世紀初頭のモダンエイジにふさわしい洗練されたジュエリーが生み出されました。
この時代の特にネグリジェネックレスのように「美しい縦ラインが決め手のジュエリー」では、特に効果的にナイフエッジが用いられました。

アンティークネグリジェネックレス(ダイヤモンド、リボン、蝶結び)

ゴールドに比べて粘り気があり破壊されずに引き伸ばされる性質を持つプラチナとの相性もよく(こうしたプラチナの特徴を「延性がある」と言います)、20世紀初頭のダイヤモンドxプラチナのジュエリーでもよく見られる宝飾技術です。
下記はベルエポック時代のダイヤモンドxプラチナのペンダントネックレス。 ゴールドにプラチナを張ったこの時代特有の貴金属の用い方xナイフエッジが見られます。
特に正面から見ら時にダイヤモンドへの遮りが最小限になり、ダイヤモンドの透き通った美しさを最大限に活かすことができます。

花綱ダイヤモンドネックレス(ガーランド、ベルエポック、プラチナ、オリジナルチェーン付き)

ベルエポック時代の後、アールデコのジュエリーの一部にも見られます。

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