アンティークジュエリー修理修復アンティーク修理

アンティークジュエリーの修理

人から人へと大事に受け継がれてきたアンティークジュエリー。
シェルシュミディでは皆様にお使いいただくために、一つひとつのアンティークジュエリーの状態をきちんと調べ、必要であれば、部分的に修理をさせていただいてからお出しさせていただいております。
(アンティークジュエリー本来の価値を変えてしまうような修理は、ご購入者様からのご希望がない限り行うことはありません)

またシェルシュミディは、アンティークジュエリー専門の職人さんと提携しております。
アンティークジュエリーは長く身に着けている中で、修理やメンテナンスが必要になることもございますが、その際に最良の方法を取れるよう万全の体制を整えております。 アンティークジュエリーをいつまでも大切に使っていただくために 以下の修理・修復のサービスを行っております。

(1)指輪のサイズ直しやネックレス、ブレスレットの長さの調整
*有料となります

(2)お買い上げ後半年以内の無料修理保証
*正常な使用、自然破損で生じた修理に限ります

(3)その他、ご使用する中でのクリーニングや後日修理

アンティークジュエリーの修理は、とてもデリケートな作業です。
修理の成功にはまずなんといっても敏腕の職人、そしてそのアンティークジュエリーをデザイン的、宝飾的な観点から包括的に理解して的確な修理依頼と出来上がりのチェックをできる仲介人が必要です。
シェルシュミディではアンティークジュエリーの修理を、日本でも数少ないアンティークジュエリー修理専門の工房にお願いしております。
通常のショップでは難しい美術品級のジュエリーの修復にいたるまで安心してお任せできます。
修理にかかる実費は保証期間後はお客様ご負担とさせていただきますが、通常個人の方では修理を受けてくださらない日本でも指折りのアンティークジュエリー専門の方で業者価格での修理を承ることが可能ですので、ぜひご活用ください。

アンティークジュエリー修理

当ショップでご購入されたアンティークジュエリーのご修理に関しては、お問い合わせフォームよりご相談ください。
修理仲介サービスは当ショップにて御買い上げいただきましたアンティークジュエリーのみとさせていただきます。

アンティークジュエリーの修理代の目安

サイズ直しや修理代の目安となりますのでご参照ください。
(1)指輪のサイズ直し
「サイズ直し可」と記載のある指輪を小さくしたい場合→3,240円から。
「サイズ直し可」と記載のある指輪を大きくしたい場合→4,320円から。

指輪の形状や材質、ゴールドの色等によってプラスアルファがかかることがございます。
詳しくはお買い上げ時にご案内させていただきます。

こちらはサイズダウンの一例です。
Before(17号)
アンティークアメジスト指輪(スクエアカット)
After(7号) アンティークアメジスト指輪(スクエアカット)

17号から7号へとかなり大きなサイズ変更です。
こちらのアンティーク指輪のサイズ直しは難易度が高めでした。
理由は3つ。
*7号から7号へということで、比較的大きなサイズ変更であること
*束ねシャンクになっていること
*刻印が2箇所にはいっていること

刻印を残したまま、バランスよくそして指輪に負荷をなるべくかけないよう1箇所で切れるかがポイントになりました。
難しい場合は2箇所出来ることになりますが、今回は1箇所で済んでいます。
そしてバランスもとても綺麗です。
私もそしてご納品しましたお客様も、「サイズダウンをした後の方が、アメジストの丸みを帯びたフォルムがより愛らしく引き立つ」と良い意味で驚きました。

(2)ネックレスやブレスレットの長さの調整(*可能な場合のみ)

ネックレスを短くする場合→3,000円前後
ブレスレットや時計を短くする場合→3,000円-10,000円前後

(3)ピアスからイヤリングへの作り変え
アンティークジュエリーは意外に思われるかもしれませんが、イヤリングとピアスでは断然ピアスのほうが多いです。
9割はピアスです。
「アンティークイヤリングをピアスに作り変えること」も、「アンティークピアスをイヤリングに作り変えること」も多くの場合は可能です。

イヤリング→ピアスへの加工。
オリジナルのイヤリングシステムをカットして、ピアス用の針(現代もの)を溶接していきます。

ピアス→イヤリングへの加工
オリジナルのピアスシステムをカットし、市販のイヤリングキャッチ(現代もの)を溶接していきます。
こちらは当店扱いのジュエリーではないのですが、工房の方が手がけられたピアス→イヤリングへの加工事例です。
雰囲気がつかめるかと思いましたのでご参考にされてください。

earrings.jpg(11938 byte)
earrings2.jpg(13516 byte)

デザイン的にはなるべく自然に仕上げてもらてちますがピアスからイヤリングにすることで多少雰囲気は変わることはございます。
18金ゴールドのイヤリングキャッチャーをつける場合、キャッチャーそのものが今かなり高いので合計が20,000円ちょっと(部品と工賃を含む総計の額)かかります。
イヤリングキャッチャーは工房のほうで用意してくれる既製品になります。
キャッチャーはアンティークではありませんので、ご了承ください。
またイヤリングキャッチャーには「ネジタイプ」「バネタイプ」「ネジバネといって両方ついたタイプのもの」があります。

*銀のピアスなどは18Kゴールドではなく銀のキャッチャーを使うこともできますが、肌に直接つけるものなのでアレルギーなどを加味すると18Kホワイトゴールドを使ったほうが良いかもしれません。
また銀ですとキャッチャーそのものは少しお安くなるのですが、レーザーでの処理が必要になることが多いので、総計の工賃はそれ程変わらないことが多いです。
18金ゴールドのピアスにプラチナのイヤリングキャッチを付けることも、費用はあがりますが場合によっては可能です。
このあたりは個別にご相談ください。

(4)真珠のネックレスなど、ネックレスの糸替え

真珠をはじめとする糸が通されたアンティークネックレスに関しては、「糸」までオリジナルかと言いますと、長い年月の間に変えられている可能性が高いです。
こうした糸で石を通したネックレス(代表的なものが真珠のネックレス)は糸替えされているからといって、アンティークジュエリーとしての価値が劣ることはありません。
むしろあまり古いままですと脆弱ですと危険です)。
真珠の糸替えは現代ではテグスを用いることが多いです。
ちなみにアンティークネックレスの糸替えは、綺麗に糸替えをするには技術がいります。
当時手で開けられた穴は緻密に真ん中にあるとか限らず、バランスを見ながらオリジナルのシルエットが綺麗に出るよう糸を通さなくてはなりません。
シェルシュミディでは真珠のネックレスの糸替えが必要なものは、アンティークジュエリーの提携工房にて行うようにしています。

たとえば下記のような珠と珠の間にノットの入った真珠のネックレスの糸替えについて、実際にあった事例とともにどのような工程を踏んでネックレスの糸替えがされるのかご説明いたします。



こちらのネックレスはオリジナルの状態で46センチ状態でした。
お客様に糸替えの前にお見せしましてこの長さを大きく変えないようにしたいとのこと。
特にノットの入ったネックレスの場合、糸替え後の尺をどうするかが重要な要素になります。
こちらのネックレスは珠と珠の間隔がそれなりに開いており、かつその間隔が少しずつ異なる場所がありました。
これはアンティークのノットの入った真珠のネックレスなどによくある事例です。

ここで解決策はいくつかあります。
1:糸替えのときにノットをなしにして、キツキツに詰める。
このケースでは46センチのネックレス→38センチぐらいの仕上がりになるとのことでした。
メリットは費用が抑えられること。
しかし長さが大きく変わってしまいますのと、もともとノットが石と石の間に入っていたネックレスはその石にそれなりの大きさの穴が開いているわけですから、以前と同じくオールノットで直すべきです。

2:オールノットで仕上げつつ、以前の状態で間隔がまばらであったところなどを詰め直す。
このネックレスの場合は46センチ→42-43センチの仕上がりになりそうとのこと。
長さが短くなるのが許されるようでしたらこの方法もお薦めではあります。
ただしアンティークネックレスの場合、そのネックレスが綺麗に見える独特の角度というものがあります。
もともと石と石の間がゆったり取られていたり間隔が完全に均一になっていないところには、石の大きさや左右のバランスがその理由である場合もあります。
腕のある職人さんは、そのバランスをうまく取りながらぎりぎりの範囲の調整をします。

3:オールノットで完全に以前の状態を復元する。
上記のネックレスはこちらの方法を取りました。
糸替えをする前の状態を写真に収め、珠と珠の間隔を忠実に再現していきます。
職人さんはこのケースでは細い針金を入れながらノットを結ぶと言う作業を繰り返されたそうです(ノットを結んだ後に針金を抜くのだそうです)。
その針金というのは1ミリごとに異なる長さのものを用意し、グラデーションにあわせて1ミリずつ短くしていくのだそうです。
まさに神業ですね。

ちなみにアンティークネックレスでよく見られるオールノット仕上げですが、すべてのネックレスに適しているとは限りませんし、 もともとノットの入っていないネックレスを糸替えのときにオールノットに仕上げ直すことが可能とも限りません。
オールノットが好まれる理由は、石と石があたったときに石が欠けたりすることを防ぐためです。
特に真珠の場合に好まれますのは真珠のデリケートさのためです。

基本的に当店では
「オリジナルの状態でオールノットのもの→オールノットで糸替え」
「オリジナルの状態でノットのないもの→ノットなしで糸替え」
をお薦めしています。
ノットの入っていないネックレスにノットを入れることは可能かどうかはケースバイケースです。
現状、石にある程度の太さの糸を通せる状態なのか、また穴が細すぎる場合は穴を広げると言うことも可能ですが(その分費用は増します)、費用の問題以前にそれ以上穴を開けることが危険なケースもあります。


(5)ご使用する中でのアンティークジュエリーのクリーニング

1点3,000円前後

(6)その他、宝石の石留めやネックレスが切れてしまった場合の修理等は、素材や作りにより修理代が異なります。
ご購入いただきましたジュエリーの修理を希望される際は、あらかじめご相談いただけましたら、詳しいお見積もりをご案内させていただきます。

アンティークジュエリーの修理の事例

下記はアンティークジュエリーでよく必要となる修理の例です。

1)アンティークブローチの緩みの調整

アンティークトパーズブローチ(18世紀)

アンティークのブローチは、少しがたつきのあるものが多いですね。
これは大体の場合、「蝶づかい」の芯に緩みがでてきているためです。
この調節というのはとても難しく、多くのお店そして職人さんまでも「変にいじると壊れてしまいますから、使えるならそのままで大丈夫ですよ」なんておっしゃいます。
しかしやはりお客様の立場から考えれば、揺れが一切なくスムーズに針を開いたり閉じたりしたいですね。
がたつきのある状態でのご使用は紛失のリスクも高めてしまいます。
下記は当店にてあらかじめチェックしお直しをしてからお客様にご納品させていただきました18世紀のブローチです。

修理方法としては、一度この芯の部分を抜いて、緩みのある部分に芯を部分的に追加したり、芯だけ交換したりして対応することが多いです。
18金や銀などの貴金属でできたジュエリーでもこの芯の部分はメタルが使われています。
負荷もかかる場所ですから、年月による磨耗が見られやすいです。

このように以前の状態にジュエリーを戻してあげたり、付加価値を与える修理はとても良い修理です。
アンティークだから古いから、100%機能しなくて当たり前というのは違います。
18世紀や19世紀にはきちんと機能していたものなのですから。
当店で販売しておりますアンティークジュエリーはこうした点につきましてはあらかじめチャックをし、必要なものは修理をさせていただいてから販売をしております。
こうした今の状態を元の状態に戻す類の修理は、もちろんアンティークジュエリーの価値を損なうものではなく長く価値を保つために必要な修理です。


2)元々アンティークブローチとして作られたものに、ペンダント用の通し輪を作ってもらう。

フルールドリスブローチ(ダイヤモンドとエメラルド)

「アンティークブローチをペンダントとしても使用できるようにしたい」と言ったご依頼は多く頂きます。
こうした修理もオリジナルのジュエリーに一つの要素を付加していますのでアンティークジュエリーの価値を損なうものではなく、実際により便利にアンティークジュエリーをご活用いただけるようになる良い修理です。
ただ価値を下げないためにも、ジュエリー全体のシルエットに影響の出ないように美的で安全な修理をすることが大事です。
例えば「後年不要になったら綺麗に取れるように・・・」といったことも考えておく必要があります。
上記はフルールドリスのブローチですが、フルールドリスの形にあわせて通し輪をつくってもらっています。
まずパーツを職人さんに手製で作ってもらい、それを本体の素材を見ながら溶接してもらってます。(本体は銀ですので熱の伝導率が高く難易度が上がります)
最初は私はもっと簡単に考えていたのですがデザイン的にも素材的にも難易度が高かったようで、職人さんがずいぶん頭を悩ませてらっしゃいました。
時間がかかっただけありとても綺麗にしあげてくださっています。
これでペンダントとしてお使いいただくときにより安心ですし、シルエットとしても2つの通し輪をつけていただきそこにバランスよく力がかかることでより(こちらのブローチは重みがありましたのでバランスも重要な項目でした) 綺麗につけていただけると思います。

こうした付加価値を与える類の修理は、当店ではお客様のご要望に応じて行うことが多いです。
当店であらかじめ修理をさせていただいたケースではその旨、説明文に明記させていただいております。
こうした付加価値を加えるタイプの修理では、オリジナルのラインや機能を邪魔しないで、オリジナルに変更が加わらないように。
そして機能面でも安心して使うことの出来るレベルに仕上げるといったとが大事です。

アンティークジュエリーで用いる修理の技法について

ロー付け(半田)とレーザー

アンティークジュエリーの修理で用いられる主な技法について、ご紹介します。
ジュエリーの修理では、チェーンが切れてしまったり、ピアスの針が折れてしまったり・・・。
何かと何かを溶接する必要が出てくることが多いです。
そんな時、主に使われる技法がロウ付け(半田付け)とレーザー。
レーザーの方が修理代が高くなるのでその方が良いものだと思われる方も多いようで「絶対にレーザーで修理をお願いします!」とおっしゃってくださることも多いのですが、一長一短です。

レーザーの利点は何と言っても「共付け」がしやすいということ。
レーザー以外の溶接では、例えば「ゴールド」と「ゴールド」をつけるとしたら、その切り口(離れている箇所)にロー(溶接の材料)を隙間にあててそれを溶かしてくっつけます。
(正確に申し上げますとレーザーを使わない共付けも不可能ではないそうなのですが、難易度が高くなり共付けであれば、現在はレーザーを使うというパターンが多いようです)
レーザーはそのローを必要とせず、「ゴールド」と「ゴールド」を直接くっつける、同じ素材をそのまま溶接するので共付けです。
レーザーの共付けでの修理は、余分な不純物が入らないために綺麗に仕上がることと、高い温度で処理をするので一般的には強度が出ることが利点なのですが、どちらが良いかは、ケースバイケースになります。
例えばレーザーは熱が高くなるのが特徴で、そのためオパールのように比較的熱に弱い宝石に近いところを直すには不向きです。
熱が高いので扱いが難しくなりますが、溶接に関しては半田より目立たず行えるのが長所です。
反して半田は溶接時の温度がレーザーほどは高くないため、よりデリケートな箇所、素材のジュエリーを修理するときは必須です。
また力のかかる箇所の修理においては、ロー付けのほうが強度が出る場合もあります。
と言いますのは、レーザーの場合は、叩くことで強度を出すことができないからです。
このあたりは経験値になり、当店では職人さんにまず見てもらって、修理方法を提案していただきます。
そして外見、強度、費用の点から検討していきます。

「金ロウ」を使った溶接

修理の具体例として「金ロウ」を使った溶接についてご紹介したいと思います。
例えば18金のチェーンが切れてしまってこれをつなげたいと言う場合、18Kに対し少し金ショウを落とした金(例えば10Kなど)を溶接材として使うことがあります。
これはゴールドのカラットを落とすことで、ゴールドの融ける温度が異なることを利用しています。
例えば18金でしたら900度で溶解がはじまるところ、10金でしたら850度ではじまります。
その違いを利用して溶接が可能になるというものです。
少しカラットは落ちますがゴールドですので半田などに比べて年月が過ぎてもあまり汚れないです。
また色合いも似ているので継ぎ目などに少量使う分には全くといって良いほど跡になりません。
アンティークジュエリーの修理でよく使われる方法の一つです。

アンティーク時計の修理

シェルシュミディで販売しているアンティーク時計は、日本屈指の職人さんにあらかじめすべての動作チェック、コンプリートオーバーホールを行ってもらった後に販売しております。
オーバーホールはもちろんのこと、必要に応じて

*弱っているぜんまい部品の交換
*メカ部分のさびの除去
*文字盤のクリーニング
*ケース洗浄

などを行っております。
またご購入後は半年間の動作保証をおつけしております。
正常なリューズの巻き方をしていた場合の精度の目安は、1日にプラスマイナス100秒となります。

ご購入後のオーバーホールのサービス

時計をより長くご使用いただくために、約3年を目安に定期的なオーバーホールをお薦めいたします。
機械の分解洗浄と油差しにより、100年200年と長年代々にわたる財産としてお持ちいただけるでしょう。
オーバーホールを提供している会社はたくさんございますが、当店経由ですと業者価格でオーバーホールをしていただくことが可能ですのでぜひご利用ください。

アンティーク時計の修理代の目安

破損したところなどがない通常のオーバーホール→31,500円から
*ジャガールクルト、ロレックス等の時計、バックワインドの時計などは追加料金がかかります。
*また、消耗による部品交換などが発生する際も追加料金がかかることがございます。

あらかじめお見積もりをお出ししますので、ご相談ください。
時計のオーバーホールや修理仲介サービスは当ショップにて御買い上げいただきましたアンティーク時計のみとさせていただきます。

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