スクエアカットダイヤモンドピアス(スタッドピアス)

丸みを帯びたスクエア、珍しいカッティングのダイヤモンド ダイヤモンドのカッティングがとても変わったピアスです。
1960年代に出始めるプリンセスカットに似ているのですが、プリンセスカットとは異なり側面は丸みを帯びてて、オールドマインカットの名残も見られます。
類似するカッティングを見たことがない、とても珍しいカッティングのダイヤモンドピアス。
オリジナルのキャッチや、台座に深く石を埋め込んだデザインから1930年代のピアスと推定できますが、その独特のカッティングからもう少し後年のピアスの可能性もあります。 左右それぞれ9石のダイヤモンドがぎっしりとセットされています 縦横それぞれ3列ずつ、左右のピアスにそれぞれ9石ずつ入った手の込んだピアスです。
ダイヤモンドとダイヤモンドの間に一切の隙間がない、高度な宝飾技術が感じられる作りです。
遠くから見ると一つのスクエアカットのダイヤモンドのようにも見えますが、光が反射したときはそれぞれの石が別々の方向に反射することで1石のピアスにはない面白いシンチレーションが楽しめます。
透明度の高いとても煌きの強いダイヤモンドを用いながらも、ダイヤモンドは台座に深くセットされており、正面から見たときはダイヤモンドの表面しか見えないところもアンティークらしい味わいです。
全体は4.5ミリと小さめサイズのピアス。
オリジナルのキャッチもとても良い状態で、キャッチは左右の凸部分を同時に押すことで開閉できます。
このピアスキャッチは、20世紀初頭のスタッドタイプのピアスの典型です。
キャッチ部分にはフランスの刻印の他、英語の表記も入っています。
これはアメリカの会社がこの独特の開閉をするキャッチの特許を持っていたからです。
18カラットゴールド。

  • 幅:4.5mm 
    重量:1.2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

スクエアカットダイヤモンドピアス(スタッドピアス)

  • 拡大して撮影していますが、ダイヤモンド1石の直径が1.5ミリ程です
  • 耳たぶにピッタリフィットするスタッドピアス。軽量で着け心地も抜群です
  • 拡大してこの緻密さ。1ミリも隙間のないセッティングには驚かされます
  • 横から見ると石が全て完全に台座深く埋め込まれているのが分かります
  • 当時のオリジナルキャッチ。状態も完璧で紛失のリスクが非常に低いです
  • スクエアカットダイヤモンドピアス(スタッドピアス)
  • スクエアカットダイヤモンドピアス(スタッドピアス)
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スクエアカットダイヤモンドピアス(スタッドピアス)

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アンティークエピソード

アンティークダイヤモンドピアス

ダイヤモンドがセットされたアンティークピアスは、アンティークジュエリーの王道です。
日本に限らず世界中で人気があるため、近年は価格の高騰がすさまじいです。
ダイヤモンドのピアスはいつの時代も好まれて作られましたが、時代と共にそのスタイルや素材、デザインは変化していきます。

下記は当店で販売済みの18世紀のダイヤモンドピアス。
重厚な大きさもあるピアスです。
ダイヤモンドの周辺は銀が用いられています。

アンティークダイヤモンドピアス(18世紀フランス)

下記はその少し後年、王政復古時代(1820-1830年頃)のピアスです。

アンティークダイヤモンドピアス(洋ナシカット、19世紀初頭)

アンティークジュエリーでは、ダイヤモンド周りは白い金属でセットされるのが一般的です。
その方がダイヤモンドの白さを際立たせると考えられていました。
この「白い金属」は18世紀から19世紀後半にかけては、銀でした。
以降、プラチナとホワイトゴールドもダイヤモンドの周りに用いられるようになります。


下記は20世紀初頭に製作されたピアス。
ダイヤモンド周りにはプラチナが用いられています。

アンティーククラスターピアス(ダイヤモンド、お花、ゴールドとプラチナ)

アンティーク市場で比較的よく見つけやすいダイヤモンドのピアスは1900年前後に製作されたものが多いです。
フランスで言うところのベルエポック時代、あるいはイギリスで言うところのエドワーディアンの頃に作られたピアスが、数としては多いです。
この時代のダイヤモンドピアスの特徴としては、ダイヤモンドの周囲のみプラチナ(あるいはホワイトゴールド)が用いられ、プラチナ(あるいはホワイトゴールド)とイエローゴールドで2色の地金を用いています。
下記は1910年頃のフランス製のピアスです。
この時代のピアス製作の特徴がよく出ています。

アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、花と葉のモチーフ、ゴールド)

アンティークのダイヤモンドピアスは実に色々なタイプが作られました。
「耳に長く垂れて揺れるタイプのピアス」も「短めで耳にぴったりフィットするタイプのピアス」もあります。

長く垂れるタイプのピアスは特に20世紀初頭のギャルソンヌルックにあわせて作られました。
この時代ドレスもピアスもネックレスも長くなりました。

アールデコ期には、このタイプのドロップタイプのピアスが多く作られます。

アンティークスタッドピアス ペアシェイプダイヤモンド 1930年代
アールデコダイヤモンドピアス(ドロップ型イヤリング、ルビー、1920年代)
1920-1930年以降は、下記のように全体がホワイトゴールドあるいはプラチナで製作されたピアスも好まれるようになります。

アンティークダイヤモンドピアス(スタッドタイプ、ホワイトゴールド 1930年代)

デザインも色々です。
下記のようなお花の形をしたダイヤモンドピアスも、アンティークピアスの定番のデザインです。

アンティークローズカットダイヤモンドピアス(大きめ、お花)

ピアスはつけ外しが頻繁に生じ、顔に非常に近いところに着けるジュエリーですから、ジュエリーの中でも最もクオリティーが求められるアイテムです。
アンティークのダイヤモンドピアスは概して、作りがとても良いです。
現代のジュエリー製作とは異なり、当時は地金から作りこんでいきますから、バネや留め具部分も現在のピアスにはない堅牢さを持ちます。
鋳型で作ったものではないので、例えば古くなったバネだけを変えるなど部分的な修理がしやすいことが多いです。

「色々なアンティークジュエリーを集めてきましたが、もっとも出番が多く、アンティークジュエリーの中でもっとも現代の遊べるのはピアス」とおっしゃって頂く方が多いです。
アンティークジュエリーの中でもピアス、特に最も定番のダイヤモンドピアスは複数デザイン揃えていただくと必ず重宝していただけます。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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