アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、花と葉のモチーフ、ゴールド)

水のような透明感を持つダイヤモンド 1880年頃のフランス製。
直径4ミリの大粒のダイヤモンドが燦々と輝いています。
大粒なだけでなく、一切の内包物がなく、水のような透明感があり、ファセットの隅々に至るまでキラキラと煌いています。
オールドヨーロピアンカットのカット面も、シャープに決まっていて一切のダレがありません。
そして何とこの大粒のダイヤモンドがセッティングされた台座が、揺れるように出来ています。
身体を動かす度に、ダイヤモンドのありとあらゆるファセットが光を反射して輝き、見る者の目を離しません。
史上最も素晴らしいダイヤモンドが手に入った時代に作られたアンティークジュエリーでしか味わえない、珠玉のダイヤモンドピアスです。
瑞々しい花と葉っぱのモチーフ 瑞々しいのはダイヤモンドだけではありません。
葉と花がモチーフになっていて、植物を柔らかいラインと細かな細工で見事に表現しています。
針へとつながる一番上のダイヤモンドの台座がお花の形になっています。
そしてその真下には、ホワイトゴールドで2枚の葉っぱが形作られていて、2枚の葉それぞれの中に小さなダイヤモンドが入れ込まれています。
葉っぱを逆向きにセットしているところも面白く、魅力的です。
葉っぱの外ぶちにはぎっしりとミルグレインが打たれています。
しっかり深く打たれたミルグレインで、ちょっと遠目にピアス全体を見ても、輪郭がはっきりと見えてとても美しいです。
地金は18金ゴールドで、イエローゴールドとホワイトゴールドを華麗にミックスしています。
現代のピアスと同じように前から後ろに通しますが、後ろ側で針を留め具にロックできるようになっていますので、より安心してお使いいただけるでしょう。

  • 幅:0.7mm 
    高さ:1.9mm 
    重量:3.6g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、花と葉のモチーフ、ゴールド)

  • ピアス全体は7ミリx1.9センチと大きすぎず、品格があり場所を選ばず使えます
  • モチーフ(花、葉、ドロップ)の組み合わせがユニーク、全体的にも調和してます
  • 葉ののミルグレインがワンポイントに。小さなダイヤモンドのセッティングまで緻密
  • 直径4ミリの完璧な美しさのダイヤモンド。左右2粒使ってるのですから贅沢
  • 高さのある台座。爪と爪の隙間からダイヤモンド全体を見ることができます
  • アンティークダイヤモンドピアス(オールドヨーロピアンカット、花と葉のモチーフ、ゴールド)
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アンティークエピソード

歴史上のダイヤモンド伝説(ホープダイヤモンド、カリナン、アルコット、ティファニー、ボーサンシー)

ダイヤモンドはその時代の権力者、富裕層を魅了してきた石です。
桁外れの大きさやクオリティーを持つものは、数々の伝説を生みました。
いくつか世界的に有名なダイヤモンドをご紹介してきましょう。

ホープダイヤモンド(The Hope Diamond)
ホープダイヤモンドとは、現在アメリカのスミソニアン博物館のひとつである国立自然史博物館に所蔵されている、何と45.5カラットのブルーダイヤモンドのことです。

その歴史は、フランス人ジャン=バティスト・タベルニエという男性がこの巨大なダイヤをインドからフランスに持ちかえったことに遡ります。
その後、ルイ14世→ルイ16世とマリーアントワネット→フランス革命中に盗難にあいます。
次々とその持ち主が死んだり、破産したりすることから「このダイヤモンドは災いをもたらす」という伝説が生まれますが、最終的には1910年にカルティエが購入します。
この伝説もカルティエが売り込みのためにでっちあげたという話もあります。

もともとルイ14世購入時、ホープダイヤは112.50カラットあったという記録が残っています
ルイ14世購入時:112.50カラット
ルイ14世がハート型にカットさせた後:69.03カラット
今に伝わる大きさ:45.5カラット

ホープダイヤモンド

カリナン(The Cullinan)
世界最大級のカットダイヤモンドが見れる意外な場所、それはロンドン塔です。
ロンドン塔はテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞です。
「女王陛下の宮殿にして要塞」(Her Majesty's Royal Palace and Fortress)と呼ばれるように、世界に誇る英国王室の財宝の数々が保管されていて、世界最大級のカットダイヤモンド「カリナン」もここに展示されているのです。
入場料を払うことで、誰でも見学をすることができます。

この「カリナン」は1905年に南アフリカのプレミア鉱山で発見されました。
その名前は、発見したトーマス・カリナンの名にちなんでいます。
英国王エドワード7世の66歳の誕生日に献上されました。
どのようにカッティングしたら一番大きくダイヤモンドが残せるか、研究された上でカッティングされました。
洋ナシの形の530.2カラットのダイヤモンドがカリナン1 「the Great Star of Africa」。
カリナンダイヤモンド

そして下記がカリナン2 「The Second Star of Africa」。
やはり、ロンドン塔の中に飾られています。
カリナンダイヤモンド

アルコット(Arcots)
元々ペアシェイプの2粒の大きなダイヤモンドでした。
その美しさから3カ国のロイヤルファミリーに所有されることになります。
インド、イギリス、アメリカ、サウジアラビアと旅することになります。
最初はインドのアルコットという街のナワブによって所有され、この街の名前「Arcots」がこの稀有な美しさのダイヤモンドの名称となりました。

アルコット

ナワブが1777年にイギリス王妃シャーロット(ジョージ3世の妻)に進呈をします。
その後、ジョージ4世が所有をし、王冠に用いられ、その後、ウィリアム四世の妻アデレードが持ちます。
その後、ウェストミンスターの侯爵に売却され、後年、パリの有名なジュエラーラクロッシュ(Lacloche)によってティアラにされます。

1959年にササビーズのオークションで今度はハリーウィンストンに渡り、ここで30.99と18.85カラットに再カットされてしまい、ペアダイヤモンドでなくなってしまいます。
そして今度は指輪として別々に共にアメリカ人に売却されます。
大きいほうのArcots1は、その後ヴァンクリーフアーペルのネックレスにされて、1993年にクリスティーズのオークションで サウジアラビアの Sheik Ahmed Hassan Fitaihが落札しました。

ティファニーダイヤモンド(Tiffany Yellow Diamond)
全ての女性そして人類の憧れであるダイヤモンド。
多くの「有名ダイヤモンド」は現在でも意外に個人所有が多いのですが、企業や美術館が保管しているものもあります。

そうした「伝説のダイヤモンド」の一つが、ティファニー・ダイヤモンドがあります。
現在もNY5番街本店の入り口に展示されてる巨大なイエローダイヤモンドです。

このイエローダイヤモンドは、1877年に南アフリカのキンバリーで287.42カラットの原石で発見され、それからパリに渡ります。
1879年にティファニーの初代宝石鑑定士ジョージ・フレデリック・クンツ博士の立会いの下、128.54カラットの美しいクッションシェイプのブリリアントカットにパリでカットされましたカットされました。
通常のブリリアンカットは58面体であるのに対して、この「ティファニーダイヤモンド」には90面のカットが施されています。

現在は1995年にジーン・シュランバーゼーがデザインした「Bird on a Rock」にされています。
ダイヤモンドの上に鳥が止まっているというコンセプトのブローチで、プラチナとゴールドで出来た鳥の体には、ホワイトとイエローのダイヤモンドがちりばめられ、目にはルビーがセッティングされています。

ティファニーダイヤモンド

ボー・サンシー(Beau Sancy)
ボーサンシーは、16世紀後半にダイヤモンド収集家ボー・サンシーがイスタンブールで見出したダイヤモンド。
彼の名前を取り「ボーサンシー」と呼ばれています。

後にフランスの国王アンリ4世が購しましたが、これは王妃のマリー・ド・メディシス(Marie de Medici)がこのダイヤモンドにたいそう惚れ込んだからと言われています。
マリードメディシスは後に息子のルイ13世の摂政になりますが、1610年の戴冠式にてこのボーサンシーのダイヤモンドを王冠に飾らせたことで歴史に名前が刻まれました。

ボーサンシー

35カラットもある素晴らしいダイヤモンドで、ペアシェイプのローズカットダイヤモンドです。
フランス王家の後は、イギリス、プロイセン王国などの歴代王室で所有されヨーロッパ王室400年の歴史を目の当たりにしてきた伝説のダイヤモンドです。
2012年、サザビーズがボー・サンシーの競売を公表。
2012年5月15日に競売に付され904万2500スイスフラン(約7億7000万円)で落札されたそうです。

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