アンティークシトリン指輪(金箔フォイルアック、ダイヤモンド)

黄金色の炎を宿す宝石 1820年頃、王政復古の時代のフランス製。
こちらの指輪、見た人は皆「何の宝石ですか?ファイアーオパールですか?」と口にされます。
炎を宿したような美しい黄金色の石はシトリンです。
シトリン自体はとても綺麗なレモンイエロー色で、光の反射で炎のように挿すオレンジ色は、石の下に入れられた金箔(フォイルバック)のためです。
裏面がクローズドセッティングになっているのに、火にかざすと雄弁に黄色〜オレンジ色に輝くシトリン。
朝夕など異なる日の光の下でさまざまな表情を見せては変化をします。
シトリンはエネルギーを与えてくれる宝石としてもしられていますが、この特に色が変化する美しいシトリンは、眺めているだけで日常の憂いが吹きとびます。
コロリと丸みを帯びたシトリンの愛らしいデザイン 当時の王政復古時代の特徴がはっきりと出たデザインと細工も完成度の高いものです。
シトリンは直径9ミリ、大粒な上にとても厚みがあり、ゴールドの台座に隙間なく盛り上がったようにセッティングされています。
そして台座の下がとても変わっていて、下半分のところに細い縦ラインの線模様が全周に細かく彫られています。
ぷっくりとしたシトリンとボリュームのある台座と対照的なのが、一様の太さの細身のフレーム。
フレーム自体には余計なデコレーションはなく、細身ですっきりとしたデザインです。
シトリンの両端部分だけホワイトゴールドになっており、そこにはとても小さなダイヤモンドが1石ずつセットされています。
フレーム内側は25269のシリアル番号が入っています。
こうした番号はメlーカによるレジストレーションナンバーで、有名メゾンによる製作と思われます。
地金は18金ゴールド。
指輪サイズは12号(有料でサイズ直し可)。

  • 幅:9mm 
    高さ:7mm 
    重量:2.7g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークシトリン指輪(金箔フォイルアック、ダイヤモンド)

世界にひとつだけの一点もの

  • 外側のレモン色が本来のシトリンの色でオレンジ部分が金箔が映りこんだ色です
  • 日を浴びて、このオレンジ色が挿す部分や場所が炎のように動きます
  • 真ん中のファセットを大きく取ったとても綺麗なカッティングと状態のシトリンです
  • 台座下半分のゴールドの帯と彫り、このような変わった台座は初めて見ます
  • 宝石はクローズドセッティング、またシリアル番号が入ってるのはメゾン製作の証
  • アンティークシトリン指輪(金箔フォイルアック、ダイヤモンド)
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アンティークシトリン指輪(金箔フォイルアック、ダイヤモンド)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークシトリンのジュエリー

色水晶の代表的なものに「アメジスト」「シトリン」「ローズクォーツ」があります。
水晶の中で紫色のものをアメシスト(アメジスト)、黄色のものをシトリン、薄いピンク色に色づいた水晶のことをローズクォーツと呼んでいます。

シトリンは黄色に色づいた水晶のこと。
紫水晶(アメジスト)の色の違いは色中心のエネルギー準位が違うからです。

古代から宝石として愛用されており、商売繁盛、富をもたらす「幸運の石」されてきました。
強い力を持つ宝石としても有名です。
シトリンはその自然の黄色い色から、太陽のエネルギーを持つといわれています。

アンティークのシトリンは天然無加工だけあってさまざまな色合いがあります。
レモンイエロー、トパーズに似た飴色や茶色、黄緑に近いイエローまであります。

下記はレモンイエロー色に近いシトリンです。

アンティークシトリンリング(ダイヤモンド、洋ナシカット)

下記はトパーズの色に近いシトリンです。

アンティークシトリンリング(スクエアカット、王政復古時代)

下記は「フォイルバック」で、色調に変化を与えている例です。
光の反射で炎のように挿すオレンジ色は、石の下に入れられた金箔(フォイルバック)のためです。 朝夕など異なる日の光の下でさまざまな表情を見せては変化をします。

アンティークシトリンリング(フォイルバック、18金ゴールド)

いずれの色も美しく、一概にどの色が最良の色と決めるのは難しいです。
このシトリンの黄色の加減を決めているのは、結晶中に含まれる鉄分が原因になっています。
結晶中に鉄分が含まれていると、高い熱を受けた時に黄色に発色します。
鉄分が多いとより茶色に近い色になります。

アンティークジュエリーにおいて、シトリンは高価な宝石です。
かつてはアメジストの色を変化させてシトリンを作るという技術は存在しませんでした。
現代のシトリンはアメジストを人工的に加熱することによりシトリンの色に変えて「シトリン」として売られているものが多いです。
こうして作られたシトリンは黄色が不自然で、宝石としての美しさはほとんどありません。

現代の「天然シトリン」の人口処理には主に以下の3つがあげられます。
1:スモーキークォーツを加熱してシトリンにする。
ベースの水晶は天然なので「天然シトリン」という言い分。
この場合もちろん、黄色は人工的に作られたものです。

2:アメジストを加熱処理してシトリンにする。
アメジスト自体は天然のクォーツなので「天然シトリン」という言い分。
石は天然だけれど。色は人工的につけてるのです。

3:原石の段階で熱処理を加えたシトリンにする。
その原石を輸入して加工する加工国が、原石の段階で黄色だったのだから「天然シトリン」という言い分。
本来地表に出てきた時にすでに黄色のものこそが、天然のシトリンというべきですね・・・。

シトリンの主要産地は、ブラジル、インド、チリ、ザンビア・ジンバブエ。
特に最高品質のシトリンは、ブラジル、スペイン、 マダガスカル、ロシアから採れるとされています。
ヨーロッパのアンティークジュエリーで使われているシトリンもおそらく、当時のその他の多くの宝石と同じくロシアから来ているものが多かったのではないかと考えられます。
近年ではベトナムからも良質のシトリンが発見されたそうですが、こうした東南アジアでの採掘は後年になってからですので、当時は当然出てきていません。

シトリンはフランスアンティークジュエリーでは19世紀初頭の王政復古の時代(イギリスではジョージアン後期)に大変希少価値のある宝石としてジュエリーに重用されます。
下記は同時代のフランスで作られたシトリンのネックレス。
この時代ならではの金細工とシトリンの色合いが非常によくあっています。

シトリンのネックレス(王政復古時代、カンティーユ金細工)

そしてその後は19世紀末に、今度はルネラリックをはじめとするアールヌーボーの作家性によって、その独特の存在感を魅せつけるのです。
半貴石の中間色がジュエリーに大胆に取り入れられたこの時代。
シトリンはその中でもとりわけ、アールヌーボーのジュエラーに愛された宝石です。

アンティークシトリンネックレス(マベ真珠、アールヌーヴォー)

その芸術的なジュエリーにおいて、それ以前のイメージとは異なる大胆で新鮮な魅力を発揮します。
箱根のラリック美術館には、それは美しいシトリンを配したルネラリックのジュエリーが展示されています。

またシトリンはトパーズに並び、11月のもう一つの誕生石である他、日本ではあまり知られていませんが、結婚5周年の木婚式に贈られる宝石でもあります。
木婚式とは「もっこんしき」と読み、ようやく夫婦が1本の木になったことを意味するそうです。
文字通り木製のものなどをプレゼントすることもありますが、宝石の場合はシトリンが木婚式の石になります。

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