トルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)

ダブルで描かれたわすれな草の花 わすれな草はジュエリーのモチーフとして最も愛されてきたお花の一つです。
英語名「forget me not(私を忘れないで)」古くから、愛を語るに欠かせない花です。
水色のわすれな草のジュエリーには、ほぼ必ずといって良いほどトルコ石が用いられました。
この指輪でも花弁の部分は全てトルコ石が使われています。
トルコ石の色は水色のものから、緑に近い色のものもあります。
個人的にはこの少し不ぞろいな色合いに、温かみを感じます。
花の中心部にはダイヤモンドがセットされていて、こちらはローズカットにされています。
ゴールドの台座にとても深く埋め込まれていますので小さく見えますが、案外大きさもあります。
トルコ石で描かれた忘れな草をモチーフにしたアンティークジュエリーは指輪やピアス、ペンダントでこれまで何度か扱ってきたのですが、このように2つ(ダブル)になったものは初めて見ます。
横に連なったトルコ石は、愛し合う恋人のようで何とも愛らしいです。 王政復古時代(ジョージアン後期 19世紀初頭)に遡る古い時代の指輪です 写真からも伝わると思いますが、アンティークジュエリーの中でも特に古い指輪です。
宝石のフラットなセッティングなど、フランスの王政復古時代(1820-1830年代)の特徴が出ているリングです。
裏面から見ても構造の面白いリングで、宝石はトルコ石もダイヤモンドもクローズドセッティングになっています。
王政復古の時代にはショルダー部分がないリングも多く、この指輪でもフレームとショルダーが一体化しています。
細身のフレームで、中央部にスリットが入っています。
奇をてらったデザインではありませんが指輪全体に調和のとれた美しさがあり、触れた感じも年月を経た滑らかさが心地よいです。
注:3石ほどのトルコ石に小さな傷がありますが、石自体が小さいのでぱっと見た感じでは分からないと思います。
古い時代のリングで、完全に完璧な状態で残ったものを求めるのは、特にこのようなたくさんの小さな宝石が用いられたジュエリーでは難しく、それも味わいと思っていただけましたら幸いです。
台座にとても深く石が埋め込まれており、これ以上広がったりする心配はございません。
指輪サイズは12.5号(有料でサイズ直し可)。

  • 高さ:7mm 
    重量:1.7g
  • 販売価格:118,800円(税込み)

トルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)

世界にひとつだけの一点もの

  • 年月を経た良い雰囲気が写真からも伝わってくるリングです
  • 忘れな草の縦幅が7ミリ、横に2連なっているので横長のところが可愛いです
  • 宝石は薄く広く面積を採り、フラットなセッティングがこの時代の特徴です
  • さりげないようでどう作ったのだろうかと唸る、手の込んだスリット
  • 裏面を見るとかなり複雑な指輪構成になっていることが分かります
  • トルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)
  • トルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)
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上の写真をクリックするとトルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)の大きな写真が切り替わります。

トルコ石の忘れな草リング(ダブル 19世紀初頭)

[通販価格:税込] 118,800円 (送料について)

アンティークエピソード[Antique episode]

花がモチーフのアンティークジュエリー「勿忘草(わすれな草)forget me not」

花を主体にしたジュエリーは1820-30年頃から多く作られ始め、19世紀中ごろにその全盛を迎えます。
お花をモチーフにしたジュエリーが当時なぜそれほどまで流行したかというその理由については純粋にそのデザインが可愛かったこと、お花モチーフのジュエリーは身につけやすいジュエリーでもあったこと、またヨーロッパの王室貴族の間でガーデニングが同時期に流行したためと言われています。
この頃にガーデニングに良く使われた花はパンジー、薔薇、フクシア、キク、ダーリア。
これらはつまるところ、アンティークジュエリーの花のモチーフにしばしばされた花です。

フランスでもこの影響を受け、19世紀後半には多くのお花をモチーフにしたジュエリーが作られます。
特にナポレオンの妻、ユージェニーが特に花をモチーフにしたジュエリーを好みました。
どんなお花がモチーフになったかと言いますと、「薔薇(しあわせな愛)」、そして「忘れな草(わすれなぐさ)」。
その他、「エーデルワイス」「ハイビスカス」「プルメリア」「パンジー」「オークの葉と実」「マーガレット(忠実な愛)」「プルメリア」「チューリップ」「ダーリア」「百合(花束で表現されることも多いです)」「すずらん」「アイリス」「デイジー(片思いの愛)」等々。
センチメンタルな忘れな草やフラワーバスケット(花籠)のジュエリーなども比較的よく見られます。
イギリスでは、イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、アイルランドのシャムロック(クローバー)が度々、ジュエリーのモチーフにされてきました。

忘れな草(ワスレナグサ)は、イギリスもフランスでも19世紀中期〜後期に度々ジュエリーのモチーフにされてきたお花です。

忘れな草

英語では「Forget me not」。
フランス語でも「Ne m'oubliez pas」と英語とまったく同じ表現をします。

その名の由来を説明する伝説もいくつかあります。
最も有名なのが、ドナウの川辺で若者が恋人のため珍しい花みとったとたんに足をすべらし、川に落ち急流に流され、そのときに「僕のことを忘れないで」と言ったというドイツの伝承です。
残された少女は若者の墓にその花を植え、彼の最期の言葉を花の名にしたと言われています。

忘れな草をモチーフにしたアンティークジュエリーはほぼ例外なく、トルコ石がその宝石として用いられています。

下記は当店で販売済みの忘れな草のネックレス。

トルコ石クロスペンダント(ダイヤモンド、 勿忘草、1820-1830年頃フランス)

下記は何とダブルで描かれた忘れな草のリングです。

トルコ石のダブル勿忘草の指輪

水色のトルコ石が用いられることが多いですが、下記のように水色のエナメルが用いられていた稀なケースもあります。

アンティークエナメルピアス(ミニピアス、わすれな草、18金ゴールド)

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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