アンティーク珊瑚(さんご)のドルムーズピアス

ピンクオレンジの優し色合いの珊瑚 アンティークジュエリーで、珊瑚を用いたジュエリーは世界的にとても人気があります。
特に大きさがあり、立派な金細工や彫刻が施されたアンティーク珊瑚は高額で取引されますが、私たち日本人からすると大きすぎる珊瑚のジュエリーはちょっと着けずらいと思うものも多いです。
珊瑚を用いたアンティークジュエリーは、むしろこのピアスのように小粒なものが日本女性によく合います。
直径7ミリ強の愛らしい珊瑚のピアス。
ピンクオレンジの色が、他の宝石にはない優しい色です。
珊瑚を用いたアンティークのピアスは多くはありません。
特に珊瑚だけを用いたアンティークジュエリーは滅多に見ることがありません。
明るく優しい色とシルエットの珊瑚を発色の美しいゴールドでセッティングした、ありそうでいてあまり見つけることのできないアンティークピアス。
まん丸のシルエットも愛らしいです。 アンティークらしいドルムーズピアス 耳たぶの後ろから針を通すドルムーズタイプのピアス(英語で「スリーパーズ」とも言います)です。
ドルムーズピアスはもともと乳母がつけていても、取れないようにというコンセプトで作られました。
比較的小ぶりのピアスが多く、一度着けてしまうと着けているのを忘れてしまうほど着け心地が良いです。
特にこのピアスは小ぶりで軽量。
優しいながらくっきりとした色合いの珊瑚は耳元に映え、見映えのするピアスです。
19世紀後期のフランス製。
18カラットゴールド。

  • 幅:7mm 
    高さ:13mm 
    重量:1.1g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:77,000円(税込み)

アンティーク珊瑚(さんご)のドルムーズピアス

  • 何といっても色と形が愛くるしい珊瑚、イエローゴールドで上品です
  • 横幅が7ミリ、縦派が1.3センチと小ぶりで軽量、それでいて美しく映える色彩です
  • 表面部分は美しく研磨されていて艶があります
  • 針も太すぎず通しやすく、留め具のところも硬すぎず留めやすいです
  • 軽量のピアスですがフランス18金の刻印が打たれています
  • アンティーク珊瑚(さんご)のドルムーズピアス
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アンティーク珊瑚(さんご)のドルムーズピアス

77,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

珊瑚を使ったアンティークジュエリー(エンジェルスキン 天使の肌のコーラル)

パールとともに「海の二大宝石」と呼ばれるコーラル(珊瑚)。
コーラルを用いたジュエリーの歴史は、古代ローマに遡ります。
当時、珊瑚(コーラル)は悪魔から身を守ると信じられてきました。

ヨーロッパではコーラルは彫刻されてカメオとして使われたり、自然の形のままでネックレスやブレスレット、リング、ピアスにされ愛されました。
下記は販売済みですが、当時セットで見つけた珊瑚のピアスとブローチです。

アンティーク天然サンゴピアス(お花、18金ゴールド)

アンティーク天然サンゴブローチ(地中海珊瑚、18金ゴールド)

しかし珊瑚が特に脚光を浴びるのは1920年代。
アールデコのジュエラーがジュエリーに「ビビットな色彩」を出すために用い始めたためです。
下記のコーラルとダイヤモンド、エナメルのバングルは1925年頃の製作です。
ササビーズに出展されています。

珊瑚ジュエリー
(c)sotherby's

珊瑚は、宝石の中でも珍しい有機物質の宝石です(大半の宝石は鉱物系)。
宝石として使われる珊瑚は、いわゆる「サンゴ礁」などと異なりずっと深海に生息する硬質のサンゴです。
ポリプ(サンゴ虫)の触手が8本に分かれていて(珊瑚礁は、触手の数が6本です。)、多くは太陽の光が届かない深く冷たい海の底でひっそりと生息しています。

数百ミクロン程度までの微小な浮遊物などを捕食して、ゆっくりと成長します。
わずか1cm成長するのに、50年近くかかる種類もあるのだとか。
磨くと美しい光沢を放ち、その赤い色が当時の女性の舞踏会用のドレスによく合い、女性の顔色を健康的に若々しく見せてくれると重用されました。

アンティークジュエリーで用いられる珊瑚としては、19世紀にイタリア、ナポリ湾で取れたもの。
フランス、ニースを中心とする地中海沿岸部でとれたものが有名です。


珊瑚は赤、オレンジ赤、ピンク、白色に大きく分けることができます。
ヨーロッパのコーラルの色もオレンジレッド、血赤色、ピンク色など様ざまです。
下記はくっきりとしたオレンジ色の珊瑚が鮮やかなピアスです。

アンティーク珊瑚ピアス(地中海サンゴ、19世紀)

ピンクがかったものやオレンジ色、濃いものから薄い色までと、実にさまざまな自然の色が存在する珊瑚ですが特に価値が高いといわれるのが、「ポーダンジュ(天使の肌) Peau d'ange (英語でangels skin) 」と呼ばれる色の珊瑚です。
ローズ(薔薇)の色を深くしたようなサーモンピンクで、特にアールヌーボー期に好まれます。

アンティーク珊瑚の大半はオレンジ色ー赤色の珊瑚ですので、「エンジェルスキン」のピンク色の珊瑚は少ないです。
下記はやはりアールヌーボーの頃のエンジェルスキンの珊瑚のネックレス。
粒も大きく色もくっきり、これだけ美しい珊瑚は当店としても初めてです。

天使の肌 アンティーク珊瑚のネックレス

また下記は2010年頃のフランスのジュエリーオークションに出品されていた、やはりエンジェルスキン珊瑚のネックレスです。
「peau d'ange」がフランス語でangel skinを意味します。
上記の当店扱いのネックレスとノットの部分の色合いまでが同じだったのでドキッとしました。

エンジェルスキン珊瑚

ピンク色は濃さがあるほど良いです。
下記はカルティエ製のヴィンテージの指輪ですが、珊瑚自体は上記のネックレスの方が上質です。

カルティエヴィンテージ指輪(珊瑚、ダイヤモンド、サイン入り)

最上級のエンジェルスキンの珊瑚は今日、1グラム220-230ユーロ(2017年1月現在1グラム27,500円程)で取引をされることもあるのだとか。
つまりゴールドより高い価格がつけられることがあるのです。
日本でもこのようなピンク色の珊瑚が「桃さんご」と呼ばれ、高知近海で採れたようですが、今では採取されていないそうです。

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