ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)

ただのガーネットではない、ペルピニャンガーネット 「ペルピニャンガーネット」と呼ばれる最上質のフランス産ガーネットを使用したピアス。
ガーネットのクオリティーと色味は幅広いです。
このピアスに使われているような、最上級のロワイヤルガーネットは、当時もルビー以上の価値が認められていました。
ガーネットというと「濃い赤色のガーネット」が最も量が多いので、このガーネットのような明るく美しい色があることを知っている人は少ないのではないでしょうか?
珠玉の石にふさわしいゴールドのセッティング 昔のガーネットのジュエリーは、シルバーやヴェルメイユなどにセッティングされたものが多いですが、このピアスはもちろんすべてに18Kゴールドを使っています。
ピアスの形は後ろから針を耳たぶにとおして、前側で留める「ドルムーズ」と呼ばれる挟み込み式タイプのピアス。
ドルムーズピアスはあまり大きくないので、ゴールドのフレームが華奢な場合が多いですが、このピアスのフレームは触れるとちょっとびっくりするほどとてもがっしりとした作り。
この大きさの普通のピアスの1.5倍は重量があり、アンティークピアスの中でもひときわランクの高い、高価な作りのピアスです。
1910年頃のフランス製。
ガーネットの直径は3ミリ強。
フランスの金の刻印あり。

  • 重量:3.2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)

  • 放射線状に伸びた7つのゴールドの線で高く持ち上げて留められたガーネット
  • 大きさは直径1センチほど、高さがあって立体感があるので存在感があります
  • こんな明るいの赤色のガーネット見たことがない人が多いのではないでしょうか
  • 長いゴールドの爪の間から見えるひし形のゴールドのあしらいもとても珍しいです
  • 留具のゴールドにも厚みがあり、高級感あり
  • ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)
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ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)

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アンティークエピソード

ペルピニャンガーネットとフランス南西部のアンティークジュエリー

イギリスのでもフランスでもアンティークジュエリーでもに使われているガーネットの大半がボヘミア産。
ボヘミアンガーネットはちょっと黒っぽい赤色をしており、アンティークガーネットと言うとそのイメージを強くお持ちの方も多いのはないでしょか?
しかしペルピニャンガーネットの用いられたアンティークジュエリーを見れば、そのイメージは払拭されるはずです。

ペルピニャンガーネットとは、フランス南西部ペルピニャン地方で産出されていた希少な美しいガーネットのことです。
カタランの文化歴史を象徴する宝石で、その歴史は1750年に遡ります。
ペルピニャンガーネットが採掘されたのは、18世紀半ばから1920年代にかけてです。
鉱山からガーネットが採掘されることはもうありません。
ペルピニャンガーネットは、深いピンクがかった赤ワイン色をしており、同じサイズのルビー以上の価値があると言われるずば抜けた宝石です。
昔から数は少なく、フランスアンティークジュエリーにしか(しかもそのほんのごく一部)存在しません。

フランス現地でもやはりアンティークでしか手に入らないペルピニャンガーネットは、まさに幻の石です。
まさにフランスのアンティークジュエリーに限定された美しいアンティークガーネットです。
下記は当店で数年前に販売済みのペルピニャンガーネットのピアスですが、いまだに多くお問い合わせを頂きます。

ペルピニャンガーネットのピアス(アンティーク、ベルエポック)ス

ペルピニャンガーネットのセッティングは、この地方独自のもので、「ペルピニャンセッティング」と呼んだりします。
石の下をゴールドで閉じます。

ペルピニャンガーネットアンティークブレスレット(18金ゴールド)

ガーネットそのもののカッティングも独特で、石が閉じられているので見にくいですが下は平らで、上にたくさんのファセットをつけています。
パピヨンと呼ばれるヴェルメイユの破片をガーネットとゴールドの間にいれて、美しい反射を起こすこともあります。

ペルピニャンガーネットは、真っ赤のものから、ピンク帯びた赤、ワイン色がかった赤と複数の色があります。
いずれの色もボヘミアンガーネットよりずっと明るい色調の赤が特徴的です。
下記のリングでは、真っ赤なペルピニャンガーネットとピンクを帯びたガーネットの両方が用いられていますが、どちらもボヘミアンがーネットにはない明るい色調です。

ペルピニャンガーネットアンティーク指輪(ダブルクローバー 三つ葉 )

ペルピニャンガーネットが生まれたペルピニャンという街はフランス南西部の都市です。
ペルピニャンの歴史は極めて古く、ローマ時代から人が定住していたといわれています。
中世になってペルピニャンの街の建設が始まり、1276年から1344年までは、マヨルカ王国の王国の首都として栄えます。
時代の中でマヨルカ王国に組み込まれたりバルセロナ伯領となったり、過酷な歴史を生きつつも、いつの時代もペルピニャンは複数の文化が入り乱れる工芸品の中心地でした。
ジュエリーもパリを中心としたジュエリーとはまた異なる味わいのジュエリーが作られました。

一つにはこの地域は鉱物的に非常に豊かな地域であったからです。
古くは銀、ゴールド(共に閉山しています)、そして宝石ではガーネットが産出され、この地域においてジュエリーは一大産業でした。
そしてその主役がガーネットでした。
ペルピニャンガーネットの一部はスペインに運ばれかの地でジュエリーにされたものもありました。
これはやはりスペイン国境の約20キロに位置する地理的要因も大きかったことでしょう。

「ペルピニャンガーネット」と言う呼称は産地による呼称であり、いわゆる鉱物名ではありません。
産地を取って「カシミールサファイヤ」と呼ぶのと同じロジックです。
鉱物的にはペルピニャンガーネットはガーネットの中の「アルマンディンガーネット」に所属します。

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