天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ

ダイヤモンドと天然パール尽くし これほど素晴らしい贅を尽くしたバーブローチは当店でも初めて扱います。
横幅が9.2センチと長さのあるバーブローチ。
中心部は天然パールをダイヤモンドが囲んだクラスターのデザインになっています。
シルクのようなこっくりとした艶の真珠が美しいです。
直径5ミリの中央の真珠が目立ちますが、左右の真珠もそのこっくりとした艶で負けていません。
真ん中の真珠は横から見ますと、少し扁平ないわゆる当時のボタンパールです。 数えきれないほどのオールドマインカットダイヤモンド ダイヤモンドはオールドマインカット(クッションシェイプ)にされています。
少し角ばった厚みのあるダイナミックなオールドマインカット。
バー部分の小さなダイヤモンドは通常ローズカットダイヤモンドを使いますから、この部分までオールドマインカットダイヤモンドを用いているのは、いかにこのブローチが贅を尽くした作品であったか物語っています。
特にクラスター部分のメインパールを囲うダイヤモンドは、1石3ミリ強のダイヤモンドが9石、圧巻です。
無色透明で厚みがあり、通常であれば1石のダイヤモンドでメインを飾れる見事なダイヤモンドです。
バー部分の縁にはミルグレインが施されています。
またベゼルの部分もバーの部分も、側面から見ますと台座部分の透かしが美しいです。
一流の宝石がまばゆいジュエリーですが、金細工にも繊細さがあり、素材の豪華さが目立ちすぎない上品さがあります。
20世紀初頭の推定フランス製。
18カラットホワイトゴールド(針部分に押されていたと思われる刻印が消えています)。
動画も撮影しています。
天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ

  • 幅:92mm 
    重量:8.8g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:748,000円(税込み)

天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ

  • 一見クラスター部分が宙に浮いてるように見える粋なナイフエッジ
  • 横幅が9.2センチ、縦幅が1.1-1.2センチ。このように斜めに着けても良いです
  • 中心のクラスターの部分だけでもペンダントになりそうな豪華さです
  • 真珠もダイヤモンドも一流、ダイヤモンドはキューレットをカットしたオールドカット
  • 針をロックできる仕組みで安心、裏側から見るとその緻密な作りが分かります
  • 天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ
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天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ

748,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

「ダイヤモンドと天然真珠」の組み合わせのアンティークジュエリー

真珠とダイヤモンドの組み合わせのジュエリーはヨーロッパでは古くから存在し常に女性の心を魅了してきました。
フランスアンティークジュエリーでは特に、1900年前後に製作されたアンティークジュエリーに、「ダイヤモンドx天然真珠」のハイレベルなジュエリーで見られます。
この時代は、天然真珠がダイヤモンドよりも人気が高く高価でした。
下記は当店で販売済みのクロスオーバーリング。
1900年頃に製作されています。

アンティーク天然パールリング(クロスオーバー、ローズカットダイヤモンド)

天然パールとローズカットダイヤモンド 二連リング

清楚な「ダイヤモンドx天然真珠のジュエリー」は、1900年前後に最も愛された宝石の組み合わせであり、供給面でもそれが可能な時代でした。
この時代は宝飾史上でもほぼ唯一、「最高品質のダイヤモンドと最高品質の天然真珠」が共存した時代です。


下記は天然パールとダイヤモンドづくしのバーブローチ。

天然パールとオールドヨーロピアンカットダイヤモンド バーブローチ

天然真珠とダイヤモンドの両方が上質なものを使えた時代
天然真珠とダイヤモンドの両方が上質なものを使えた時代というのは、長い宝飾史の中でも他に存在しません。
真珠は概して、古い時代のほうが良いものが存在した宝石です。
古ければ古いほど・・・と言ってしまうと極端ですが、例えばフランスのアンティークジュエリーで良質な天然真珠がセットされたジュエリーが見られるのは主に19世紀初頭から1930年代までです。
養殖真珠が市場に一般的に流通しはじめる1920-30年以降は、天然真珠は段々に少なくなってしまうのです。

一方ダイヤモンドはアンティークジュエリー史上、古くから重用されてきた宝石ですが、新大陸(南アフリカ)の鉱山が発見されるのは1860年代になってからです。
19世紀後期になるとこの新鉱山の発見を受けて、ダイヤモンドの流通量はそれ以前に比べて格段に増えます。
19世紀後期-20世紀初頭は「ダイヤモンドと真珠」と言うアンティークジュエリーで最も愛された2つの宝石が共に豊かに使えた、宝石史上、稀に見る貴重な時代だったのです。

下記は1908年にカルティエの製作した「ココシュニックティアラ(ロシア風ティアラ)」 。
それは美しい、天然真珠とオールドカットダイヤモンドのティアラです。

カルティエティアラ

ダイヤモンドのカッティングもちょうど過渡期にあたるため、この時代のダイヤモンドにはローズカット及びオールドカットダイヤモンド、両方がありえます。
20世紀に入り年月が経ていきますと、脇石以外ではローズカットダイヤモンドはあまり見られなくなっていきます。
この時代はジュエリー製作は数年に渡り、カッティングは19世紀中に行われているケースもありましたので正確に何年からとは言い切れないところですが、大きなジュエリーの流れ(トレンド)としては上記のようになります。

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