アンティーク天然真珠ネックレス(鑑別書付き)

鑑別書付きのナチュラルパールネックレス 久しぶりに入手しました。
天然パールのアンティークネックレス。
127珠の天然真珠のネックレスです。
このようなネックレスの中でも、127珠は多い方です。
しかもフランスの鑑別機関の鑑別書もついています。
基本的に日本では天然真珠の鑑別書を得ることはできません。
ヨーロッパの鑑別機関で取る必要がありますが、鑑別書を取るだけでも高額で時間がかかるのでなかなか鑑別書付きのものを手に入れることができません。
色は薄いたクリーム色です。
写真ではイエローが強く出すぎてしまいましたが、もう少しオフホワイトに近い良い色で、艶も素晴らしいです。
珠の小さいものから大きいものへ、グラデーションになっています。 最小のもので2センチ、最大の珠で直径5.5センチ。
ラインに沿った美しいグラデーションです。 オリジナルの贅を尽くしたダイヤモンド入り留め具 アンティークパールのネックレスの楽しは、ジュエリーのような留め具です。
ダイヤモンドが敷き詰められた、美しい留め具です。
留め具には透かしも入っていて、隙間と隙間の縁にはぎっしりとミルグレインが施されています。
更にオリジナルと思われるセキュリティーチェーンもついています。
留め具とセキュリティーチェーンは、18カラットホワイトゴールドです。
ネックレスの長さは48センチ。
20世紀初頭のフランス製。
動画は下記をクリックしてご覧ください。
アンティーク天然真珠ネックレス(鑑別書付き)

  • 幅:480mm 
    重量:7.3g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:935,000円(税込み)

アンティーク天然真珠ネックレス(鑑別書付き)

  • 少しクリームが強くでてしまいましたが、実際はもっとオフホワイトに近い色です
  • 48センチと比較的長めな所も使いやすいです
  • オールノットです。艶も「良いから最高に良い」にランクされています
  • 鑑別書付き。あらかじめPDFファイルで送ることも可能です
  • つまみを押しながら、横にスライドすることで開閉する旧式の留め具
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アンティーク天然真珠ネックレス(鑑別書付き)

935,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

アンティーク=天然真珠(ナチュラルパール)は大きな間違い

アンティークジュエリーに詳しい方でしたら「昔は養殖の技術がなかったのだから、アンティークジュエリーで使われている真珠は全て天然真珠ですよ」といったことを聞かれたことがあるでしょう。
これはアンティークジュエリーの業界のセール文句になっているようですが必ずしも正しくはありません。
アンティークジュエリーに使われている真珠の多くが天然真珠です。
しかし全てが天然真珠ではありません。

上記の「アンティーク真珠=全て天然」説はヨーロッパで養殖真珠が本格的に市場に出始めるのは、一般的に1920年代頃からと言われていますからそれに基づいた論拠ということになります。
しかし養殖真珠はそれ以前にヨーロッパに存在し、一説には1880年頃から存在していたと言われています。
実際に1900年頃のヨーロッパのアンティークジュエリーから一部に使われています。
例えば下記をご覧ください。

こちらはフランスの有名なジュエリー専門のオークション会社のカタログからの抜粋です。
クリスティーズをはじめ世界の著名なオークション会社の競売では、真珠に関して天然か養殖か明記します。
この「真珠とダイヤモンドの指輪」は「1900年頃に製作されたと」推定されていますが、ジュエリーの説明文のところに「Perles de culture(養殖真珠)」と言う記載があります。


同じカタログから別の事例をご紹介いたしましょう。
こちらは花綱模様の美しい典型的なベルエポック時代のダイヤモンドと真珠のペンダントです。
こちらは1910年頃の推定と先ほどの作品より僅かに後年になりますが、こちらは「une perle en pampille(天然真珠の房飾り)」と記載があります。
天然真珠になります。



天然真珠の評価がもっとも高かったのは、20世紀の初頭です。
1900-1920年頃は非常に美しい天然真珠のジュエリーが作られた時代であるのと同時に、初期の頃の養殖真珠がジュエリーに使われはじめた時代でもあります。

この時代に天然真珠として最大に近い大きさの最高級の天然真珠を使ったロングネックレスは、現在の貨幣価値に換算して約10億円で取引されたと言う記録が残っています。

養殖真珠が多く市場に出回るようになったのは、1920年頃からです。
1940年代にはもう養殖真珠が凌駕していき戦後は言うに及びませんので、美しい天然真珠が用いられたアンティークジュエリーを探すのであればやはり1930年代頃までというべきでしょう。

「養殖真珠」といっても本当の初期の頃(20世紀初頭)の養殖真珠は真珠層が厚くとても出来がいいです。
例えば下記は、1920年前後に英国で製作された養殖真珠のネックレス。
真珠の粒は0.8センチ程です。

1920年養殖真珠

現代の養殖真珠とは雲泥のレベルの差があり、それはそれで近年では高額に取引をされています。
天然真珠への評価が高まる昨今では、初期の頃の養殖真珠はヨーロッパのオークション等で非常に高価な値段がついてきています。
養殖真珠へのイメージが大きく変わるのではないでしょうか?

アンティーク真珠に関して更に詳しい情報は、アンティーク真珠についてをご参考ください。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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