18金アンティークゴールドピアス(ドロップピアス、19世紀フランス)

18Kだけでできたシンプルなピアス 19世紀後期のフランス製。
一切の宝石を使用していない、18金だけでできたシンプルなピアスです。
ゴールドだけでできているのに重くないのは、ドロップモチーフの中を空洞にしているからです。
アールヌーヴォーの頃のフランスから実用化されるようになった蝋型鋳造の技術でゴールドをチューブ状にしています。
もちろんゴールドに厚みがあり、形成がしっかりしているのでへなっとはなったりしません。
シンプルなのに現在では再現できないピアス シンプルなデザインですが、こうした高度な技術をもって作り上げたピアスなので仕上がりが美しいのです。
現在の鋳型では作れません。
留具まで含めた全体の長さが4.2センチで縦長。
ストンと下に落ちる、瀟洒なデザインです。
あるようでなかなか見つからないデザイン、絶対に重宝すると思います。

  • 高さ:42mm 
    重量:1.9g
  • 販売価格:売り切れました。

18金アンティークゴールドピアス(ドロップピアス、19世紀フランス)

世界にひとつだけの一点もの

  • シンプルなデザインのものこそ作りが命。部分ごと丁寧に手作業されています
  • フランスのアンティークゴールドの色はとても美しいです。顔周りこそ上質なものを
  • 上部の楕円形のモチーフは直径5ミリほど。ゴツゴツしていて味わいがあります
  • 現在と同じように後ろ側で留めるタイプの留具。針も細めで使いやすいです
  • 18金アンティークゴールドピアス(ドロップピアス、19世紀フランス)
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18金アンティークゴールドピアス(ドロップピアス、19世紀フランス)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークゴールドの金位(9ct 14ct 15ct 18ct)

案外お客様に聞かれるc機会が多く、また実はディーラーでも時々理解が十分でないことも多いのがアンティークジュエリーで用いられるゴールドのカラットです。
国によって状況が異なるということも、ディーラーであっても理解が難しい理由の一つです。

- アンティークジュエリーで出会うゴールドの金位は主に9ctゴールド(37.5%がゴールド)、12ctゴールド、14ctゴールド、15ctゴールド、18ctゴールドです。
24/24が100%(純金)ですので、18ctゴールドは24分の18つまり75%が金でそのほかの25%が他の金属を使用しているという意味になります。
14ctゴールドは、14/24がゴールドで、残りの10/24に銀や銅、パラジウムを使用しています。

まずこの中で主にイギリスのアンティークジュエリーでしか見られない金位が9ctゴールドと12ctゴールド、15ctゴールドになります。
12ctゴールドと15ctゴールドは「1854-1932年の間に用いられた金位」とよく説明されます。
しかし1854年に初めて「9ct、12ct、15ct」の法整備ができたというだけで実際は、1854年以前の例えばイギリスのジョージアンのジュエリーのほとんどは15ctであることは歴然足る事実です。
(刻印制度は19世紀を通じて発展していくのでジョージアンのアンティークジュエリーですと刻印があることの方が珍しいです)
12ctゴールドと15ctゴールドは共に、1932年に14ctゴールドに取って変わられます。
しかしそもそも1900年以降、15ctのジュエリーはほとんど作られていません。
14ctゴールドと15ctゴールドは、含まれるゴールドの量としては微量の違いしかありませんが、「色あい」としては両者の違いは大きいと言われています。
興味深いですね。
下記は当店扱いの15ctゴールドのイギリスのアンティークチェーンです。

15金ゴールド イギリス製アンティークチェーン(15ct 19世紀半ば )

イギリスの専門家に確認したところ、肌感覚ではジョージアンのジュエリーの実に9割が15ctゴールドであるとのこと。
またジョージアンの時代はハイカラット(15カラットゴールド以上)のゴールドが好まれましたので、この時代には既に少数派ではありますが18ctゴールドのジュエリーも作られていますし、ジョージアンのモーニングリングなどでは22ctゴールドで製作されたものも存在します。

また12ctゴールドは公式には1854-1932年にわたって用いられた金位となっていますが、実際にイギリスのジュエリーで12ctゴールドのジュエリーを見ることは極めて稀です。

次に9ctゴールドですが、大まかに言えば9金ゴールドがイギリスのジュエリーで多く見られるようになるのは、1880-1900年頃のレイト・ヴィクトリアンの時代です。
この頃までにジュエリーがある程度の規模で量産されるようになり、9ctゴールドのジュエリーも多く作られるようになります。
一般的にハイクラスのジュエリーはこの時代も15ctゴールドや18ctゴールドで作ることを好んだと言いますが、必ずしも9ctゴールドだから低レベルな作品と言うわけではありません。

9ctゴールドの大きな利点の一つは、18ctゴールドなどのハイカラットゴールドに比べて磨耗が少ないことと重量が少ないことです。
例えば長年身につけたハイカラットの結婚指輪などが局所的にとても薄くなってしまうと言った経験をされた方も多いことでしょう。
ゴールドは純金に近いほど、磨耗しやすくなり、9ctゴールドは磨耗がしにくいと言う点は大きな利点です。
また重量については、例えば大きなブローチやペンダント、長いチェーンなどはハイカラットゴールドになりますとかなりの重量になりますので、身に着けた時の負担を考えて9ctゴールドが用いられるケースもあります。
下記は当店で販売済みの9ctのロングチェーン。

アンティークロングチェーンネックレス(9金ゴールド、イギリスヴィクトリアン)

エドワーディアンの時代になっても9ctゴールドは使われ続けますが、特にハイクラスな作品は18ctゴールドが用いられるようになります。
あるいはイギリスの場合プラチナのジュエリーがフランス以上に好まれましたから、白い金属ですと1900年以降はプラチナが好んで用いられるようになります。

一方フランスでは僅かな例外を除き、長年を通じてゴールドと言えば18ctゴールドが用いられました。
17世紀のジュエリーも18世紀のジュエリーもゴールドはほとんどの場合、18ctゴールドが用いられています。
ただしイエローゴールドと意味です。
ホワイトゴールドがフランスのジュエリーで用いられ始めるのは1875年頃からになります。
それ以外では14ctゴールドが僅かに見られますが、これはマルチフープリングなど主に加工上の理由で、14ctゴールドのフランスのジュエリーは極めて少なく、「フランスのゴールドジュエリー=18ct」ということがほぼ当てはまります。
下記は王政復古時代(イギリスで言うところのジョージアン後期のゴールドブレスレットですが、やはり18ctゴールドが用いられています。

金の刺繍カンティーユの金細工ブレスレット(1820年頃、カラーゴールド、ゴールドメッシュ)

14ctゴールドが主流だったのはアメリカ。
アメリカのジュエリーの大半は14ctゴールドで作られました。

また14ctゴールドで忘れてならないのはオランダ。
オランダで製作されたアンティークジュエリーの大半はやはり14ctゴールドで、オランダの14ctゴールドの刻印(オークの葉)が押されています。
下記のリングはオランダ製で、ゴールド部分は14ct、オークの葉の刻印が押されています。

ダッチローズカット指輪(オランダ製、14金ゴールド)

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