アンティークダイヤモンドブレスレット(18世紀フランス、銀)

18世紀、現存する最古の時代のダイヤモンドジュエリー 18世紀中盤頃まで(1730-50)のフランス製。
ブルボン王朝絶世期、あのマリーアントワネットが出てくる以前のジュエリーなのですから、アンティーク市場でも滅多にでてくるものではありません。
18世紀の渋い銀の輝きxローズカットダイヤ プラチナはもちろん、ホワイトゴールドさえ使用されていなかった当時、ベースは当然シルバーです。
ローズカットダイヤが5つ(最も大きいもので直径7ミリほど)、クローズドセッティングで留められています。
19世紀のローズカットダイヤよりずっと迫力のある、大胆なカッティング。
この時代は、現在の300分の1ぐらいしか産出量がなく、この頃のダイヤの美しさに、今までのダイヤ観が崩れることでしょう。
クラスプも250年以上経た今も、きちんと音を立てて留まります。
これだけのブレスレットで、これだけの状態のものは当店でも今後、特にまともな価格帯で扱えることは二度とないと思います。

  • 高さ:11mm 
    重量:28g
    商品の状態:ローズカットダイヤ1つにキズあり
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークダイヤモンドブレスレット(18世紀フランス、銀)

  • このダイヤのキレイさと迫力は、写真で伝えきれません
  • 光を浴びて光る5つのダイヤ。ごつごつしたローズカットが味わい深いです
  • モチーフを前後の銀のフレームで留めて、両サイドに空間を作っています
  • ダイヤとダイヤの間に銀の玉を、ダイヤ外周の銀の彫りを施しています
  • スクラプ部分に刻印。スクラプの状態がこれだけ良いのは作りがよいからです
  • アンティークダイヤモンドブレスレット(18世紀フランス、銀)
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アンティークダイヤモンドブレスレット(18世紀フランス、銀)

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アンティークエピソード

18世紀のアンティークジュエリーについて

アンティークジュエリーの中でも現在市場に流通するアンティークジュエリーの多くは、19世紀後期以降のものです。
18世紀のアンティークジュエリーというのは、イギリスのアンティークジュエリーでもフランスのアンティークジュエリーであってもきわめて流通量が少ないもの。
どれくらい少ないかというと、現地のアンティークショップに行っても、ほとんどのお店にも一点もないのが普通です。
実際、当ショップでも18世紀のジュエリーは数えられるぐらいしか扱っていません。
出てくることは稀で、高いお金を払おうが払うまいが、滅多に見つけられないのが18世紀アンティークジュエリーなのです。

下記は当店で販売済みの1750年製作のパズルリング。

1750年パズルリング

フランスの18世紀ジュエリーはその大半がフランス革命(1789-1799)に入る前に作られていますから、まさに250年以上前に作られた歴史的遺産です。
ブルボン王家の最盛期から、フランス革命によって王政が滅びた激動のフランス18世紀。
歴史的に見てもとても面白い時代ですし、ご存知のとおり文化的に素晴らしく洗練されて成熟した文化が生まれて、そしてその多くがフランス革命によってフランス国外へ流出してしまいます。

「光の時代」
装飾芸術のフランス語の文献ではよく18世紀は「Siecle des lumieres(光の時代)」と表現されます。
18世紀はライトとライトネス。
蝋燭(ろうそく)が普及して蝋燭の明かりの下で過ごす時間が増えたことが、ジュエリーに大きな変化をもたらします。
この時代にイギリスやフランスでカントリーハウスも増えたこともあいまり(映画「マリーアントワネット」でも描かれていますね)、昼用のジュエリーと夜用のジュエリーがはっきり分かれるようになります。
このようにして17世紀までのヨーロッパで主流であったエナメルを多用したジュエリーから、ダイヤモンドを中心にする宝石のジュエリーへと大きな変革が訪れます。

ロココ様式ではダイヤモンドのみならず彩り豊かなジュエリー、そして大きめの宝石をセットすることが好まれました。
18世紀にエメラルドやサファイヤ、ルビーなど色のついた宝石がそれ以前の時代に比べて多くジュエリーのセットされるようになります。

下記は当店で販売済みの18世紀のエメラルドリング。
指輪はこの時代、裏がクローズドになっているのが一般的です。

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宝石以外では、良質な無色の鉛ガラスや色つきのガラスペーストが当時の貴族たちに好まれ、ガラスとは思えないほど美しくセットされたジュエリーが見られます。
こうしたジュエリーはガラスとは言え、非常に高額に取引されていますし気高く美しいジュエリーです。

18世紀ペーストガラスネックレス(銀とスティール)

こうした本物の18世紀のジュエリーは、数十年前ならともかく現在パリのアンティークショップを回っても見かけることがほとんどありません。
当店でもこれまで仕入れることのできた18世紀のジュエリーは多くは、懇意にしているディーラーの個人コレクションを売ってもらったものです。
今後、この時代のこうしたジュエリーはますます希少にご紹介しずらくなっていきそうです。

18世紀ジュエリーに関して更に詳しい情報は、18世紀アンティークジュエリーの特徴と魅力をご参照ください。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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