ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ

鮮やかなブルーエナメルのブローチ 色彩の美しいブローチです。
全体が少しピンクを帯びたイエローゴールドです。
ブローチのフェイスのほぼ全周にわたって、青いラインのエナメルが入っています。
このような鮮明な青色のエナメルは、フランスで特に好まれました。
裏面の針受けに、「R14」という刻印が入っています。
この入り方だけ見ますとアメリカの製造のように見えますが、「R14」の下部にはフランスの14カラットの刻印であるサンジャック貝の刻印が入っています。
更に針の部分にもフランス14金の刻印が入っていることと、その作風からやはりフランスの作品と推定できます。
何かしらの理由で「R14」という刻印が後年打たれたのだと思います。 フェイスの全面に施された彫金 長方形のフェイス部分には彫金で模様が描かれています。
様式化された葉の模様で、モチーフとモチーフの間もぎっしりと彫金が施されています。
シルエット的にはシンプルなバーブローチですが、通常のバーブローチより短めでコンパクトです。
このサイズ感は使いやすいです。
19世紀後期のフランス製。
14カラットの刻印が押されていますが、フランスでは18カラットを少し満たないだけでもこの刻印が押されます。
実際は14カラット以上ありそうです。
19世紀後期のフランス製。
動画も撮影しています。
ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ

  • 幅:29mm 
    高さ:4mm 
    重量:1.3g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:88,000円(税込み)

ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ

  • 青いエナメルの枠の内側にぎっしりと彫金が施されています
  • 横幅が2.9センチ、縦が4ミリ。斜めや縦に着けることもできます
  • 鮮明な青色のエナメルは状態が良く剥げているところもないです
  • 右上のフランスの14金の刻印、右下は「R14」の刻印
  • 針部分にもフランス14金(サンジャック貝)の刻印あり
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ
  • ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ

小さな写真をクリックすると大きな写真が切り替わります。

 

ブルーエネメルと彫金のゴールドバーブローチ

88,000円  [通販価格:税込]
送料無料!

アンティークエピソード

アンティークブローチの魅力

アンティークブローチに関しては、1900年前後のものに形も色も可愛いくて面白いブローチが見つかる率が高いように感じます。
19世紀末のアールヌーヴォーの影響を受けた曲線の美しいものや、20世紀初頭の線形や直線的なものなど、実にデザインが豊かなのです。
下記は1900年頃の、葉と葉の付いた枝をモチーフにしたブローチで、「フィヤージュ(Feuillage)」と呼ばれます。

アンティークダイヤモンドブローチ(フィヤージュ、葉と枝のモチーフ、銀製)

また大きさに関しても、19世紀の終わり頃から20世紀の初頭にかけて、それ以前より「小さなブローチ」が流行しますので、日本人女性の現代の装いに取り入れ安いブローチが見つけやすいです。
下記は19世紀後期頃のイギリス製のブローチ。
シンプルなデザインで細身なので様々な角度にして、着けていただきやすいバーブローチです。

天然真珠のブローチ ボックス付き

現在女性はブローチをつける習慣のある女性が少ないですが、それでもちょっと前からフランスではブローチが再び人気が出てきています。
近年になり、「私、よくブローチを着けるのですよ」とお客様におっしゃっていただことが日本でも増えてきて、とても嬉しいです。

ブローチが他のアクセサリーと根本的に違っているところ。
それは「ペンダントやブレスレットのように身体の動きのあるパーツにつけるものではなく、静止した部分につけるアクセサリーであるということ」です。
アンティークブローチは特に、静止した部分につけて映えるように計算されて作られているものが多いです。

アンティークブローチはスーツの襟や、コートの胸、ブラウスの襟元など、なるべく安定した場所につけるようにしましょう。
カラフルで楽しげなブローチも魅力的ですが、洋服と同系色で濃淡が異なるブローチをつけるのもとてもエレガントです。 ボリュームのあるものは、ジャケットや厚手のコートの襟などに着けていただくと着けやすいです。

指輪やピアスに比べても面積が大きく取れてデザインの制約が少ないブローチは、アンティークジュエリーの中でももっと秀逸な作品が作られました。
特に秋冬などは、同じジャケットやコートを羽織る機会が多いですから、ブローチを1つ着けるだけで気分がぐっと変わると思います。
失くされることが心配でしたら、先端にシルコンのストッパーをつけると良いです。
(これは現代ものです)
当店にも大体ストックがありますので、おっしゃっていただけましたらご購入時に商品に同封させていただきます。

またアンティークジュエリーにおいて、もし「お買い得」と言うことを考えるのであれば、それはブローチであることが多いです。
ブローチは現代それ程使う女性が多くないため、同じような豪華さのアンティークジュエリーでは、比較的良心的な価格で手に入りやすいのです。
当店は仕入れたアンティークジュエリーは、例えば石の外れや緩みなどは修理することはございますが、それを加工して売ることはしていません。
ただ一般的にはアティークブローチを加工して指輪にされたり、ピアスをばらばらにしてペンダントにされるということはかなり多いです。
そのほうが業者が儲かるからなのですが・・・。

もちろん当店でもお客様のご要望でそうした「加工」を行うことはできます・・・。
このあたりは一概に加工するのは悪というわけではないと思いますが、当店としましてはお客様の意思をご確認した上でご希望があったときのみ行うといった考えです。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

お名前(必須)
ご住所
お電話番号
メール(必須)

hotmailなどのフリーメールは、メールが届かない事例が増えています。できる限りプロバイダーのメールなどをご使用ください。
お問い合わせ内容(必須)

×

Antique Jewelry シェルシュミディ[Cherche Midi]

シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

シェルシュミディ情報発信

メールマガジン
新着ジュエリー&セール情報をいち早くお届けします
オーナーブログ
シェルシュミディのオーナーブログ。買い付けの様子など
facebook
買い付けたジュエリーを現地からリアルタイムでご紹介
アンティークエピソード集
アンティークジュエリーを購入する上で知っておきたい知識
シェルシュミディ 電話:080-3931-1647
© 2018 Cherche Midi, All Rights Reserved.