ヨーロッパ女性が好きなジュエリーブランド ポメラート
ポメラートは1967年にイタリアで創立されたジュエリーブランドです。
ヨーロッパのジュエリーブランドとしては後発ながら短期間に飛躍し、私の周りのフランス人女性にもファンの多いブランドです。
その理由は素材の良さと作りの良さ。
このイヤリングはおそらく1970-1980年前後の作品だと思われます。
当店が通常扱うアンティークジュエリーよりずっと後年のものですが、年月を経ても消耗されない美しさのジュエリーであることから買いつけました。
端正で飽きの来ないデザイン、しっかりとした作りが魅力です。
素材は18カラットゴールドのみ
宝石を一切用いない、ゴールドだけでできたジュエリーです。
手にするとしっかりとした重みがあり、ピアスではなくクリップタイプのイヤリング。
アンティークジュエリーでは9割以上がピアスなので、イヤリングの方に朗報です。
このイヤリング、長年懇意にしているフランス人ディーラーさんのところで紹介されて、即決でした。
シェルシュミディの通常のラインアップよりずっと後年の作品ながら、日常的に使いやすそうなところが良いです。
今、欧米のアンティークジュエリーの市場で人気が白熱しているのは1970年頃のハイクラスなジュエリーです。
なぜかと言いますと1970年代のジュエリーは、1920年代のアールデコの端正なラインを大胆にリバイバルさせた、シャープなラインが今のファッションにぴったりあうからでしょう。
当時のファッションセンスの良さも一因です。
このイヤリングも球体のモチーフが効いていて、ジオメトリックなシルエットがかっこいいです。
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創業年が1967年ですので、アンティークの市場では出てこないですが、近年人気のあるヴィンテージのジュエリーブランドとして知っておきたいブランドの一つが、 ポメラート(Pomellato)です。
イタリア・ミラノで金細工を家業とする家に生まれたピーノ・ラボリーニ(Pino Rabolini)によって設立されます。
イタリアはフランスと同様、ヨーロッパでも金細工が古くから発達した国の一つです。
そのファッション性の高いデザインのため、ポメラートのジュエリーは現代のものもヨーロッパでとても人気があります。
ポメラートがジュエリーブランドとしては後発ながら、短期間で成功した理由は恐らく二つ。
最高品質の素材しか使用しないこと。
地元ミラノの工房で腕利きの職人たちが一品一品を丁寧に手作業で時間をかけて創り上げるという昔ながらの手法を維持し続けた点です。
技術の高さが評価され、過去にポメラートに製作されたジュエリーは近年、パリやロンドンのアンティーク市場で評価を高めています。
特徴はゴールドを用いたジュエリー。
チェーンやカラーストーンを使った独創的なデザインのジュエリーが魅力です。
アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。
アンティークリング、アンティークネックレス、アンティークピアス、アンティークブレスレット等、希少なヨーロッパのアンティークジュエリーを随時100点以上揃えています。
シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。