アンティークゴールドピン(ノルマンディー地方ジュエリー、金透かし細工)

貴重なノルマンディーの地方ジュエリー 19世紀後期のフランス北部、ノルマンディー地方のジュエリー。
お花モチーフの上品で金細工の素晴らしいブローチです。
フランスのアンティークジュエリーはその大半が、パリやパリ近郊で作られたものです。
地方ジュエリーで、特にその特徴が顕著に出ていて時代や場所が限定できるものは極めて少なく、貴重です。
細やかな線のような金細工 すべてが18Kゴールドでできたピンです。
有機的な花と葉を、ゴールドだけで表現。
様々な箇所でゴールドの太さを変えながら、入り混じった曲線が巧みです。
金細工技術が絶頂にあった19世紀後期ならではの、職人の手作りの技です。
特にお花の部分は何段階にも装飾が、幾重にも重なっています。
花びら部分のミルグレインは、何と裏面にまで施されています。
お花の中心部は、脈にそって彫りまで入れられています。
針部分はゴールドをねじり、簡単に取れないようになっています。
細工モノのアンティークジュエリーがお好きな方に絶対お薦めです!

  • 幅:55mm 
    高さ:20mm 
    重量:1.5g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークゴールドピン(ノルマンディー地方ジュエリー、金透かし細工)

  • 幾重にもゴールドを重ねて、そこにあらゆる金細工を施した素晴らしい細工
  • 2センチ程の厚さの使いやすいピン。このように斜めにつけても素敵です
  • 小さいの立体的なブローチ。外側の花びらの縁にミルを両面打っています
  • お花の一番外の枠はオープンワークでゴールドの線上にミルを打ってます
  • 裏面の茎の脈まで作りこまれています。裏面を見ると作りの良さが分かります
  • アンティークゴールドピン(ノルマンディー地方ジュエリー、金透かし細工)
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アンティークエピソード

フランスの地方ジュエリー「ノルマンディー」とストマッカー

フランスは料理、言語、建築、文化等々、地方性の豊かな国。
ジュエリーは特に20世紀初頭以降は基本的にはパリを中心に発展したため、断然パリで作られたアンティークジュエリーが多いです。
しかしそれでも19世紀のジュエリーには、まだまだ地方性豊かなジュエリーを見つけることができます。

ノルマンディーはフランスの地方の中で、豊かなアンティークジュエリーを生み出してきた地域です。
ノルマンディーは、イギリス海峡に臨むフランス北西部の地方です。
ドーバー海峡をはさんでイギリスと対峙し、百年戦争(1337-1453年)以前はノルマンディー公が支配してきた歴史的背景から、古くから貿易や商業が栄え、フランスの中でも経済的に恵まれた地域でした。
恵まれた地理的・経済的条件から、古くから地元でジュエリーの需要が生まれ宝飾技術が発展します。
その証拠にノルマンディーの宝飾家のトップクラスの職人たちは、16世紀からパリの王家に呼ばれています。
彼らはそこでノルマンディーの指輪、ノルマンディー地域特有のピアス、サンエスプリ(鳥)、十字架といったノルマンディー地域の伝統的なジュエリーを取り入れながら、宮廷向けに新しいジュエリーを製作しました。
より強い「煌き」を取り入れるために彼らが取り入れた素材の一つが、「鉛分の多いガラス水晶石」です。
この多分に鉛を含んだガラス石は、この地域の名前を取って「アランソンのダイヤモンド」と呼ばれることがあります。
18世紀になり、この鉛石をより小さなダイヤモンドのようなカットする技術が生み出されます。
そしてノルマンディーのパリュールは尚一層のこと、パリの貴婦人たちの間で流行します。

ノルマンディーと言えばまたストマッカーと呼ばれるドレスの胃の部分に縫い付けて使ったジュエリーも、他地域でも作られましたがこの地方が起源になっています。
ストマッカーとは、ドレスの胃の部分に縫い付けて使ったジュエリーです。
17世紀にフランスで発祥して、17世紀から19世紀初期のヨーロッパで流行しました。
フランスのノルマンディー地方がその発祥の地ですが、後年南フランスやポルトガ、スペインなどでも作られるようになります。
当時、コルセットでウェストを締め付けたデコルテを着用していましたが、その胸元の逆三角形の部分を覆う目的がありました。
ストマッカーは2つの本体からできているものと、3つの本体からできているものがあります。
大きさももっと大型のものや2つのものですともうちょっと縦幅が短めであったり様々です。

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