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ローレルリース(laurel wreath)、月桂樹の花輪をモチーフにしたペンダントです。
月桂樹の枝と葉を重ね合わせた円形状のモチーフで、ギリシア神話では光明神アポロンが頭にローレルリースを冠としてかぶっていたとされています。
古くから勝利と名誉のシンボルとされてきました。
ローレルリースとベルエポック時代
ローレルリース(月桂樹の冠)はフランスではベルエポック時代(隣国イギリスではエドワーディアンの頃)に花綱(ガーランド模様)やリボン模様と共にジュエリーのモチーフに好まれて用いられるようになります。
ベルエポック時代の宝飾界で起こっていた動きとしては、18世紀ルイ16世時代のブルボン王朝時代への回顧がありました。
そこから伝統的で貴族的なジュエリーへのリバイバルが起こります。
ローレルリースは同時期にやはり一世風靡したガーランド模様と同様、古代ギリシャのリバイバルからジュエリーモチーフとして用いられるようになります。
下記も当店扱いのローレルリースのネックレス。
ガーランドもローレルリースも非常に短い期間しかジュエリーのモチーフにされなかったこともあり、現地でも大変探されていて高価なことが多いです。
まさに最後の貴族時代、ベルエポックを代表するジュエリーです。
同じベルエポック時代にやはりジュエリーモチーフとして一世風靡したベルエポック時代のジュエリーに関して更に詳しい情報は、ベルエポック時代のガーランド様式(花綱)のジュエリーをご参照ください。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。