アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)

くっきりとした青が差す美しいムーンストーン 皆様からご要望を多く頂戴する宝石の一つがムーンストーン。
綺麗な青色のシラーの差す、大粒で良質なアンティークムーンストーンは他の宝石に類似するところがない特別で神秘的な宝石です。
このブレスレットの特に中央の一番大きなムーンストーンは、美しい青色が出ています。
アンティークムーンストーンの中でも「青み」の濃さは様々で、くっきり青が差すものは少数派です。
これだけの「青さ」がでるにはやはりある程度の表面積が必要で、それだけ大きさのあるムーンストーンが必要になります。 ムーンストーンのブレスレットは、数年ぶりの入荷です 人気の高いムーンストーン。
いずれのジュエリーでも見つけるのが困難ですが、ブレスレットは複数の大きな石を要しますのでそれだけ見つけづらく、近年入荷できていませんでした。
どれくらい久しぶりに入荷したのだろうと、過去のデータを遡ってみるとなんと前回ムーンストーンのブレスレットを入荷したのは5年以上も前でした!
半球の表面積の美しいムーンストーンを大小5石用いた贅沢なブレスレット。
地金は銀で、比較的軽量です。
銀の台座には透かしが入っていて、チェーン部分も葉を模した愛らしい模様です。
19世紀後期のおそらくイギリス製。
残念ながら刻印は入っていません。
ブレスレットの長さは18センチ(長めの場合は、チェーンパーツを取って調整することは可能です)。

  • 幅:16mm 
    重量:7.5g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)

  • メインのムーンストーンが直径1.1センチ、いずれもカボションカットされてます
  • 肌になじむ優しい柔らかい青色、重すぎず使いやすいブレスレットです
  • 透明感のあるムーンストーン、青色がきれいに差します
  • 透かしが豊かに施された台座、最大パーツの直径が1.6センチ強です
  • 葉模様になったチェーン部分、旧式の留め具も味わいがあります
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)
  • アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)

小さな写真をクリックすると大きな写真が切り替わります。

 

アンティークムーンストーンブレスレット(銀製)

売り切れました。
送料無料!

このジュエリーに似た商品をご希望の方は、メールマガジンのご登録をいただくと、サイト掲載前に新入荷商品としてお知らせいたします。
ご登録は、メルマガ登録からどうぞ!

アンティークエピソード

ムーンストーン(Moon Stone)のアンティークジュエリー

女性性を司るムーンストーン
ムーンストーンは古くから重用された宝石で、古代インドで月の光が封印されている「聖なる石」として崇拝されたそうです。
「女性性」を司る石でもあり、古くから女性に愛されてきた宝石です。
月(ムーンストーン)は女性性を司どり、太陽(サンストーン)は男性性を司どるとされてます。
古代インドでは、月の光が封印されている「聖なる石」として崇拝され、愛情に関係した効果が高いといわれてきました。
また中世ヨーロッパにおいては、恋人への最高の贈り物とされました。

ムーンストーンは、月のエネルギーを宿した神秘的な宝石で、女性特有の月の満ち欠けによる不安感を和らげてくれると信じられています。
また満ち欠けする月のように、変化する感情をコントロールする力があるとも言われています。
古くから女性が持つとリラックスできる、理痛や出産の痛みを和らげると信じられてきました。


ムーンストーンのシラー効果
透き通った下地に美しい青色のシラー効果が拡がるムーンストーンは、見る角度によって幻想的なブルーの色合いが広がる非常に美しい宝石です。

ネグリジェネックレス

ムーンストーンの最大の特徴は、シラーと呼ばれる青白い光の反射にあります。
ムーンストーンのシラーがどうやって生み出されるかと言いますと、以下の原理になります。

ムーンストーンは「カリウムを多く含む正長石の層」と「ナトリウムを多く含む曹長石の層」が交互に重なり合ってできています。
ムーンストーンに光が入ると、入った光は性質の異なるものが相互に重なる階層構造によって「干渉」を受けることになります。
この干渉によって光の散乱が起こり、ムーンストーンの表面下にふわりとした青白い光が浮かび上がります。
曹長石の層が薄いと青い光が強く、逆に層が厚いと白い色が強くなります。


ムーンストーンのアンティークジュエリー
ムーンストーンのジュエリーはイギリスのアンティークジュエリーにおいての方が比較的よく見つかりますが、フランスでも数は少ないですがムーンストーンのアンティークジュエリーが作られます。

下記は当店で販売済みの20世紀初頭のフランス製、ムーンストーンのドラップリーネックレス。
透き通った下地に美しい青色のシラー効果が拡がっているのを見て頂けるでしょう。

アンティークムーンストーンネックレス(ブルーサファイヤ、アールデコ、1920年頃)

アンティークムーンストーンのジュエリーは1900年前後まではムーンストーンは大変に希少な石だったこともあり、1900-1920年の頃に作られたものが多いです。
下記は1910年頃のイギリス製のムーンストーンネックレスです(販売済み)。

ムーンストーンのネックレス(1910年頃 イギリス 15金ゴールド)

下記も同時代のイギリス製ですが、こちらはリバティー社の手がけたムーンストーンのネックレスです。

リバティー社(Liberty)ムーンストーンネックレス

ムーンストーンのアンティークジュエリーはネックレスが多いですが、指輪でもオリジナリティある作品が作られました。
下記はイギリス製、ムーンストーンに彫りが入っています。

ムーンストーンリング(イギリスヴィクトリアン、彫り物)

ルビーとムーンストーンのアンティーク指輪(花、アールデコ1930年代)

こちらはムーンストーンを用いたジュエリーとしてはとても珍しい、ハットピンです。

アンティークムーンストーンハットピン(ダイヤモンド)

現代のムーンストーンとアンティークのムーンストーン
最良のムーンストーンでは、青い光が按配よく入ります。
現代ではアンティークムーンストーンのような天然で半透明の美しいシラーのムーンストーンは見られません。

そのためアンティークムーンストーンを初めてご覧になられたお客様には必ず「この美しい石は何の宝石ですか?」と聞かれることが多いです。
これはなぜかと申しますとアンティークジュエリーで用いられているムーンストーンは当時、主にスリランカやインドで採れました。
これらの国の良質なブルームーンストーンはとっくに採掘しつくされてしまったのです。

現代、「ムーンストーン」として流通している宝石の大半は「ラブラドライト」あるいは「ペリステライト」です。
外観としてはムーンストーンに似ていますが、鉱物としては異なります。
同じ長石グループに属する石ですが、かつての本来のムーンストーンとは組成が異なるのです。
同じようなクオリティーや美しさが望めないのは当然です。

またペリステライトやラブラドライトですらも近年では、採掘つくされてきています。
そのままで宝石に出来るようなクオリティーのものは極めて少なくなってきているそうです。
いかに天然本来のムーンストーンが貴重なものか、アンティークのムーンストーンがどうしてこれだけ今のムーンストーン(と呼ばれているもの)と色合いが異なるのか、お分かりいただけることでしょう。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

お名前(必須)
ご住所
お電話番号
メール(必須)

hotmailなどのフリーメールは、メールが届かない事例が増えています。できる限りプロバイダーのメールなどをご使用ください。
お問い合わせ内容(必須)

×

Antique Jewelry シェルシュミディ[Cherche Midi]

シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

シェルシュミディ情報発信

メールマガジン
新着ジュエリー&セール情報をいち早くお届けします
オーナーブログ
シェルシュミディのオーナーブログ。買い付けの様子など
facebook
買い付けたジュエリーを現地からリアルタイムでご紹介
アンティークエピソード集
アンティークジュエリーを購入する上で知っておきたい知識
シェルシュミディ 電話:050-5361-7915
© 2018 Cherche Midi, All Rights Reserved.