アンティーク天然真珠(パール)入りゴールドブレスレット

ゴールドとパールの上品な組み合わせのブレスレット 久しぶりに細身で上品なブレスレットを入荷することができました。
「ゴールドx天然パール」の美しいブレスレットです。
3珠ずつパールが連なっていて一見揃っているように見えますが、よく見ると微妙に色と大きさが異なるのも味わいです。
パッと見たところ違和感のないように調和しているのが、アンティークのパールのジュエリーならではの面白さです。
複数の真珠を用いたアンティークジュエリーは、むしろ珠が均一的なことの方が珍しいです。
それは何といっても真珠が非常に高価なものだったからで、真珠ありきでジュエリーが製作されているからです。 アンティーク真珠ならではの串刺しセッティング アンティークの真珠のセッティングでよく見るのが、このように真珠を串刺しにしたセッティングです。
真珠はダイヤモンドやサファイヤまでの硬度はありませんが、真珠は古くから「宝石の王様」。
じつは堅牢さもかなりあります。
爪などの遮りがなく真珠そのものの美しさを引き立てる、このような金線を突き刺したセッティングは、特に1900年前後に指輪やネックレス等で多く見られます。
指輪の場合は下から突き刺した状態が多く、このブレスレットのようにチェーンタイプのものはゴールドの針で真珠を貫通させます。
「大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、100年以上へて変色さえしていないことがその答えです。
現代の真珠でしたら、このような突き刺されたセッティングで100年以上経て状態が良いというのはありえません。
18カラットゴールド。
ブレスレットの長さは17センチ。

  • 重量:2.9g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:99,000円(税込み)

アンティーク天然真珠(パール)入りゴールドブレスレット

  • 真珠の直径は小さいもので3ミリ、大きいもので4ミリ、少しばらつきがあります
  • 真珠とイエローゴールド、肌馴染みが良く上品です
  • ゴールドのワイヤーで突き刺された真珠。糸ではないところが驚異的です
  • ジャズロン編みのシンプルなデザインのチェーン部分もしっかりとした作りです
  • フランスの工房印と18カラットの刻印の両方が入っています
  • アンティーク天然真珠(パール)入りゴールドブレスレット
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アンティーク天然真珠(パール)入りゴールドブレスレット

99,000円  [通販価格:税込]
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アンティークエピソード

アンティーク=天然真珠は大きな間違い

アンティークジュエリーに詳しい方でしたら「昔は養殖の技術がなかったのだから、アンティークジュエリーで使われている真珠は全て天然真珠ですよ」といったことを聞かれたことがあるでしょう。
これはアンティークジュエリーの業界のセール文句になっているようですが必ずしも正しくはありません。
アンティークジュエリーに使われている真珠の多くが天然真珠です。
しかし全てが天然真珠ではありません。

上記の「アンティーク真珠=全て天然」説はヨーロッパで養殖真珠が本格的に市場に出始めるのは、一般的に1920年代頃からと言われていますからそれに基づいた論拠ということになります。
しかし養殖真珠はそれ以前にヨーロッパに存在し、一説には1880年頃から存在していたと言われています。
実際に1900年頃のヨーロッパのアンティークジュエリーから一部に使われています。
例えば下記をご覧ください。

こちらはフランスの有名なジュエリー専門のオークション会社のカタログからの抜粋です。
クリスティーズを初め世界の著名なオークション会社の競売では、真珠に関して天然か養殖か明記します。
この「真珠とダイヤモンドの指輪」は「1900年頃に製作されたと」推定されていますが、ジュエリーの説明文のところに「Perles de culture(養殖真珠)」と言う記載があります。


同じカタログから別の事例をご紹介いたしましょう。
こちらは花綱模様の美しい典型的なベルエポック時代のダイヤモンドと真珠のペンダントです。
こちらは1910年頃の推定と先ほどの作品より僅かに後年になりますが、こちらは「une perle en pampille(天然真珠の房飾り)」と記載があります。
天然真珠になります。



天然真珠の評価がもっとも高かったのは、20世紀の初頭です。
1900-1920年頃は非常に美しい天然真珠のジュエリーが作られた時代であるのと同時に、初期の頃の養殖真珠がジュエリーに使われはじめた時代でもあります。

この時代に天然真珠として最大に近い大きさの最高級の天然真珠を使ったロングネックレスは、現在の貨幣価値に換算して約10億円で取引されたと言う記録が残っています。

養殖真珠が多く市場に出回るようになったのは、1920年頃からです。
1940年代にはもう養殖真珠が凌駕していき戦後は言うに及びませんので、美しい天然真珠が用いられたアンティークジュエリーを探すのであればやはり1930年代頃までというべきでしょう。

「養殖真珠」といっても本当の初期の頃(20世紀初頭)の養殖真珠は真珠層が厚くとても出来がいいです。
例えば下記は、1920年前後に英国で製作された養殖真珠のネックレス。
真珠の粒は0.8センチ程です。

1920年養殖真珠

現代の養殖真珠とは雲泥のレベルの差があり、それはそれで近年では高額に取引をされています。
天然真珠への評価が高まる昨今では、初期の頃の養殖真珠はヨーロッパのオークション等で非常に高価な値段がついてきています。
養殖真珠へのイメージが大きく変わるのではないでしょうか?

アンティーク真珠に関して更に詳しい情報は、アンティーク真珠についてをご参考ください。

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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