アンティークリング、アンティークネックレス、アンティークピアス、アンティークブレスレット等、希少なヨーロッパのアンティークジュエリーを随時100点以上揃えています。
アンティークジュエリーと言いますとやはり英仏を初めとするヨーロッパのイメージが強いと思います。
「アメリカにアンティークジュエリーってあるのですか?」と言うご質問を受けることも度々です。
アメリカのアンティークジュエリーでも良いものは存在します。
ただアメリカで本格的にヨーロッパのようなジュエリーが製作されるのは、20世紀に入ってから。
特にアメリカが空前の好景気に沸いた、1920年頃には素晴らしいジュエリーの数々が作られています。
下記は当店で販売済みの、アメリカ製のゴールドバングルです。
刻印等がなければ、ヨーロッパのアンティークジュエリーとの違いを感じることもないでしょう。
実際、この時代多くのヨーロッパのジュエラーが海を渡り、実際に製作していたのはヨーロッパのジュエラーであることも多いです。
アメリカのジュエリーの特徴として、アメリカのジュエリーの多くが14ctゴールドで作られている点があります。
実際、アメリカのジュエリーの9割は14カラットゴールドであると言われています。
これは実は現在でもその傾向があり、例えば私の私的な友人でアメリカ人の旦那さんからもだった結婚指輪がやはり14カラットゴールドでした。
一方でアンティーク市場では、アメリカ製でも18カラットゴールドのものも存在します。
これは当時、主に輸出用に作られたり、国際的に展開するティファニーなどのブランドなどが18カラットゴールドを好んだためです。
また近年、非常に評価が増しているエステートジュエリーと呼ばれる類のヴィンテージジュエリーの本場はヨーロッパよりむしろアメリカです。
ちなみに「エステートジュエリー」は直訳しますと「資産になるジュエリー」と言う意味になります。
下記は面白い例でティファニーのドイツ社で作られたブローチです。
ご存知の通りティファニーはアメリカの会社ですが、当時世界の複数の都市(ロンドン、パリ、ミラノ等)で展開をしていました。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。